クローバーの和名「ツメクサ」の由来は、江戸時代にオランダから輸入されたガラス器の梱包の際に、クローバーが詰め物として使われていたことから「詰草」と呼ばれるようになった、という。
本当だろうかと疑いたくなるが、それほどに救荒植物として大量に生産されていたのだろう。今でも、白いシロツメクサと赤いアカツメクサが、日本各地の路端に生えている。
又、クローバーの蜂蜜は世界で最も生産量が多く、葉は茹でて食用にすることもできる。花穂は強壮剤、痛風の体質改善薬などとして用いられ、解熱・鎮痛効果もあると言われている。将来、救人植物と言われるようになるかもしれない。
椋鳥もきっと、それを知っているから着地したに違いない。
山桜の花びらが、タイヤに踏まれて