一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

474 薮入りや売る気なく売る古物商

2012年01月15日 | 

(やぶいりや うるきなくうる こぶつしょう)

 

江戸時代の奉公人にとって、1月16日と7月16日の薮入りが、年2回の休日だったそうである。語源は、田舎=藪に帰るという意味らしい。正月とお盆に当たるが、あくまで奉公先の行事が終わってからの帰郷となる。

 

落語の薮入りでは、3年振りに帰って来た息子が、奉公先で仕込まれた礼儀正しい挨拶をして、見違えるようになり、両親が感動のあまり涙する。川柳にも

 

薮入りや何にも言わず泣き笑い

 

というのがあるという.

   

 さて、ものの売り方にも色々あって、押し売りや呼び込み、訪問販売、競りなど積極的なのがある反面、全然売る気のない売り方もある。どうやら、骨董屋などはその方が売れるらしい。

 

 実際は長年の勘で、ちらっと見ただけで、「この客は、買う気がない、又は買う金がない」と見破られていただけかもしれないのだが・・・・・

 

岩戸山の麓から伊東方面を望む

二つの瘤は

右が大室山、左が小室山


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