一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

255  径問へば麦秋のひと口ごもる  遊石 

2011年05月24日 | 

みちとえば ばくしゅうのひと くちごもる) 

 

秋でもないのに、麦秋・竹秋という言葉がある。こういう日本語の面白さを知るのも俳句あってのことだ。最近麦畑をみることは本当に少なくなった。残念だが二毛作をしなくなったからである。

 

さて、道を尋ねたら、農夫()は口籠ったという。しかし、決して知らないからではない。その人は、見知らぬ作者を観察しているのかもしれないし、教えることに躊躇しているのかもしれない。

 

理由はともあれ、農村には朴訥の人が多い。現在NHKで放映している連続ドラマ「お日さま」の[たけお君]を想像してしまった。

 

スイカズラ(吸葛)、キンギンカ(金銀花)とも


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