一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

188    西に行く「のぞみ」に迫る春の夕   余白

2011年03月17日 | 

「のぞみ」は、平成4年に登場した新幹線である。最高時速300キロで、東京博多間1174キロを約5時間で走る。

 

ところが、東京博多間の太陽の運行は、駅に停車することもないので、わずか43分である。つまり、どんなに頑張っても、「のぞみ」では、太陽を追いかけることはできない。

 ちなみに、地球の円周は約40,000キロだから、地表は時速1600キロで回転している。

 

作者空白さんが、そんなことを考えて「のぞみ」に乗っているのではないか、と私は想像する。

 

コメント
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