一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

183    名取川の春耕田や大津波

2011年03月12日 | 

ヘリコプターからの仙台市名取の田園風景は、正に日本人として誇れる景色だった。長方形に仕切られた田。整列しているビニールハウス。これから稲を植えるのだろう、耕されている土。緑はなくとも、日本人の勤勉さが表れていて、実に幾何学的で美しい。

 

 そこへ、東北沖大地震の大津波が襲っている。あっという間に、見るも無残に精魂込めた田畑が凌辱されてゆく。

 

私は、唯々テレビの映像に釘付けになっていた。死者数千人になるかもしれないこの時に、ブログに投稿するのも憚られたが、せめて被害を受けた全ての皆さんへ、哀悼の意を込めて・・・又、死者は人間だけではないのだ。

 

 俳句は、あの映像の全てを唄うわけにはいかない。あえて、名取川に焦点を絞ることにした。

 

 原発も心配だ。人間の浅知恵にならなければ良いが・・・祈るばかりだ。

 

コメント
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