一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

192     西行忌こころ委ねし雨の音

2011年03月21日 | 

西行は、

 

「願はくは花の下にて春死なんその如月の望月のころ」

 

という歌を残している。「花」は桜のこと。「望月」は満月のこと。

 

そして、この歌の通り、元冶元年(1190年)、216日に入寂した。そこで、「西行は、お釈迦さまと同じ日、215日に死ぬように計画して、食を断って望みを叶えた」という推論が生まれたのである。

当時としては高齢の73歳であれば、ありそうな話ではある。西行の歌や生き様が、芭蕉など後世の人々に与えた影響は甚大。

 

800年前と今と何が違うか、その第一は科学技術である。そろそろ私達は、科学は止めて、江戸時代あたりの良いところを、暮しに取り入れる方法を研究した方が良いのではないか?

 

 

コメント
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