この句の「その」とは、初鳴きしたオスの鶯のことだろう。妻となって添いたいメスの鶯は、余りにもすばらしい初音に惚れてしまった、というのだ。
しかし常識では、初音は下手糞に決まっている。だから、下手で惚れたのか、上手いから惚れたのか、私には推測できない。
前々回、初音(鶯の初鳴き)が2月9日で、しかしその後全く鳴かなかった。そして、暖かかった一昨日の20日、ようやく鳴いてくれた。途中10日も鳴かなかったのは、気温が低かったからに違いない。
アロエ
この句の「その」とは、初鳴きしたオスの鶯のことだろう。妻となって添いたいメスの鶯は、余りにもすばらしい初音に惚れてしまった、というのだ。
しかし常識では、初音は下手糞に決まっている。だから、下手で惚れたのか、上手いから惚れたのか、私には推測できない。
前々回、初音(鶯の初鳴き)が2月9日で、しかしその後全く鳴かなかった。そして、暖かかった一昨日の20日、ようやく鳴いてくれた。途中10日も鳴かなかったのは、気温が低かったからに違いない。
アロエ
我が家のオス犬デンは、嬉しい時や散歩に連れて行ってもらえる時、おやつを貰えそうな時、外で物音がして警戒している時などは、耳と耳の幅が4センチくらいに狭くなります。
逆に、淋しい時や風呂でシャンプーされる時、怒られた時などは、両耳の幅が15センチくらいに広がってしまいます。
犬は、しっぽや目、身体全体を使って感情を表現しますが、耳も大いに物を言う部位ですね。
警戒している時の耳
怒られた時の耳
(はつねして ゆめとうつつの まざりけり)
今年の鶯の初鳴き(初音)は、2月9日だった、と断言したいところだが、どうも怪しい。確かに聞いたはずなんだが、その後鳴かないのだ。ということは、空耳だった可能性も否定できない。ここ数年と比べても、早過ぎないか。一昨年とは、ひと月以上も早いのだ・・・・・?
19年 2月 9日
18年 3月15日
17年 3月19日
16年 3月 3日
15年 3月 9日
12年 2月21日
京都五山の送り火は、〇大文字山(大)、〇浄土院西山(妙)東山涌泉寺(法)、〇船山(西方寺)、〇左大文字山(法音寺)、〇曼陀羅山の五山で炎が上がるらしい。
その中の、東山涌泉寺の送り火が「法」の字であり、東山又は涌泉寺が「法の山」と言われているという。
さて、法の山とは、衆生や修行僧に道を説く寺であろう。この句の「道無きほど」著莪が咲き乱れているとは、昨今の世界の混迷のごとく、仏教など宗教そのものが、道を示すことができなくなっている・・・・ということを暗喩しているのではないのか。
ホウチャクソウ(宝鐸草)
静岡県は、全地域でお茶の生産が盛んである。唯今新茶の摘み取りの最中であろう。特に島田、牧之原、菊川市にまたがる広大な牧之原台地は、見渡す限りの茶畑だ。
さて、近年は機械化が進み、少なくなってしまった手摘み作業ではあるが、高級茶は手摘みが多いという。文部省唱歌の「茶摘み」にも「茜襷に菅の笠」と歌われている。立春から八十八日目の五月二日は、八十八夜で、「緑茶の日、新茶の日」と言われ、この日に摘んだ新茶は上等なものとされ、又この日に新茶を飲むと「病気にならない」「長生きする」と伝えられている。
ヂエビネ(地海老根)少しづつ、株が増えています
キエビネ(黄海老根) 毎年見事に咲きますが、株増えません
茶畑のうねり遥かに紅襷 薪
春耕や心ほぐるる疲れかな
道無きほど著莪咲き乱る法の山 稱子
聞き分けの無い子憎しやつくしんぼ
春耕や辿り辿れば弥生人 海人
春耕や恵の大地目覚めけり
シュレッダーされた記憶や花吹雪 炎火
大地駆け大空駆ける桜かな
ぼんぼりの連なる河畔花は葉に 歩智
テーブルの薄き埃や花曇り
卯の花や打ち重なりて波の音 洋子
春祭化粧える稚児のすまし顔
谷に垂る瓔珞と化す藤の花 豊春
著莪光る谷に繋がるけもの道
温暖化東京砂漠蝶が舞う 余白
花粉消え空澄みわたり深呼吸
雑草に隠れて都忘れおり 雲水
野良猫も通う道なり花の下
クレソン 30センチの小さな鉢に植えたクレソン。大きくはなれませんでしたが、可愛い花を咲かせました。有難う。
もう少し大きな鉢に植え替えたら、葉っぱが食べられるかな?なんて、身勝手な!!!
昨日から、我が家の全ての窓を開け放している。立夏が5月5日なのに、2週間も早く、初夏の陽気が続いているからだ。今日もAM11時で、気温23度、湿度32%。実に快適で気分爽快。
さて、春咲く「ミヤコワスレ(都忘れ)」と秋咲く「ヨメナ(嫁菜)」は、同じキク科で、花のない時期に一緒に生えていると、実に区別が難しい。
草取って都忘れのあらわるる・・・・・もしかすると、ヨメナかもね
ミヤコワスレ(都忘れ)
地球の全ての大陸は、毎日移動している。日本列島は、1700万年前、ユーラシア大陸から切り離され、日本海ができた。その日本列島にフィリピン海プレートに乗った伊豆半島が、50万年前に本州にぶつかって、現在に至っている。
プレートは、毎年4センチづつ移動しているから、100万年では40km、1000万年では400km移動することになる。例えば、太平洋の海底にあった火山が、標高2.000mになったりする。私たちの目には見えないが、確かに山は動いているのだ。
バイカイカリソウ
ヘビイチゴ
ミネストローネ (minestrone) は、主にトマトを使ったイタリアの野菜スープである。
先日、日本に住むスイスの友人のお持たせで、ご馳走になった。洋食に疎い私は、初めて聞く名前だったので、「ミナステヨーネ」と聞こえてしまい、大いに笑われてしまった。
イタリアでは、使う野菜も季節や地方によって様々であり、決まったレシピはなく、田舎の家庭料理といった趣である。そのため、トマトを入れていないものでも「ミネストローネ」と呼ばれることがある。材料にはタマネギ、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、セロリ、ズッキーニ、さやいんげん、ベーコンなどが用いられる。パスタ(ショートパスタやカペッリーニを短く折ったもの)や米を入れることも多い。(ウィキペディアより抜粋)
それがなんと、我が家のメニューに入れたくなるほど実に美味かったのである。いやいや、絶対入れるつもり。
スイス伝来 の「ミネステローネ」美味しくいただきました
クローバーの和名「ツメクサ」の由来は、江戸時代にオランダから輸入されたガラス器の梱包の際に、クローバーが詰め物として使われていたことから「詰草」と呼ばれるようになった、という。
本当だろうかと疑いたくなるが、それほどに救荒植物として大量に生産されていたのだろう。今でも、白いシロツメクサと赤いアカツメクサが、日本各地の路端に生えている。
又、クローバーの蜂蜜は世界で最も生産量が多く、葉は茹でて食用にすることもできる。花穂は強壮剤、痛風の体質改善薬などとして用いられ、解熱・鎮痛効果もあると言われている。将来、救人植物と言われるようになるかもしれない。
椋鳥もきっと、それを知っているから着地したに違いない。
山桜の花びらが、タイヤに踏まれて
唯今鳥たちは、恋の真っ最中だ。オス同士の喧嘩や、オスとメスが追いかけごっこをしたりしている。先日は、外に干していた毛布をヤマガラがしきりにつついて運んでいたから、早カップルができて巣作りに励んでいるに違いない。
さてこの句、カーブミラーに止まっているカラスが、映った自分の姿に恋をしてしまったらしい。日が暮れるまで鏡の彼女とダンスを踊り、次の日も、又次の日もカーブミラーにやって来てはダンスを踊り・・・・・ある日死んでいた・・・・・
人間は、自然界を破壊する物を作っては、科学の進歩・発展などと喜んでいる。その一つの例がカーブミラーなのだ。
チャルメル草
ショカツサイ、フキ、ユキノシタ、フキノトウ、ノビル、ヨモギ、ヤブレガサ、ハナイカダ、アシタバ、、スギナ
野草のてんぷらの材料ですが、ゼンマイだけはてんぷらに揚げても実に苦かった。
日本には、ループ橋なるものが190もあるという。伊豆にも土木学会田中賞を受賞した河津七滝ループ橋がある。総延長1.1km・高低差45m・直径80mの二層ループ橋。
天城の自然の中に聳えるループ橋。人工美と讃える向きもあるが、山桜が咲き、若葉が萌え出づる山々に似合うとは、私には到底思えない。この句の作者も、山が喜んでいるのではなく、悲しんでいるのではないかと批判的にとらえているのではないだろうか。
シラユキゲシ(白雪芥子)
フキ(蕗)
日ハムで5年間過ごし、エンゼルスに移籍した大谷翔平は、打者としての初打席で初ホームランを放った。ダッグアウトに戻った翔平を、選手全員が無視。これが、サイレントトリートメント(silent treatment)。直訳すると、「静かなる待遇」
全員から無視された翔平。「どうしたの」という風に笑いながら、そっぽを向いている球友に後ろから抱きつくと、とたんに選手全員がお祝いに集まって来た。その時の翔平の笑顔が、実にキュートだったのだ。
そして今日は、なんと二試合目の登板を7回まで1安打1四球の完封だった。6回までは、完全試合を成し遂げるのではないか、と期待させるベストピッチングだった。至難の技と言われている、投打二刀流を続ける翔平君に、大いなるエールを送りたい。
さて、生まれて初めて、英語の俳句を作って見た。575の韻を踏んでいるかどうかも分からないが、どうぞお笑いください。
ミツバツツジ(三つ葉躑躅)
キケマン(黄華鬘)
シャガ(著莪)
標高400mの我が家の回りの山も、唯今山桜が満開。今年の冬は意外に寒かった分、一挙に暖かい春がやって来た感じだ。台風も発生し、あつーい夏になりそうな予感がする。
アミガサユリ(編笠百合)・バイモ(貝母)とも
ゼンマイ(薇)
遅咲きの水仙
薹が立ったフキノトウ(蕗の薹)
キブシ(木五倍子)
湯河原と熱海の境界である千歳川に、桜の開花具合を見に行ってきた。桜は五分咲き、辛夷、木蓮は盛りを過ぎたが、連翹、雪柳・・・・麓は、まさに春爛漫。
標高400mの我が家の基本木の山桜も、今にも咲きそうな気配です。
ミスミソウ(三角草)、雪割草とも
我が家の山桜の標本木