プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

南紀・みなべ海岸 シーカヤック&キャンプツアー(1泊2日)開催

2017-10-23 23:06:20 | 紀伊半島カヤックツアー

 【南紀・みなべ海岸 シーカヤック&キャンプツアー(1泊2日)】
 <11月11日(土)~12日(日)開催 参加者募集中>
 ウミガメも寄りくる海岸から神の住む無人島へ。夜は秘密の無人ビーチでキャンプ。

<内容>
 黒潮分流洗う、南国風情あるフィールドで1泊2日シーカヤック&キャンプツアー。
 南方からやってきたアカウミガメの本州最大の産卵地である千里海岸から、古代には神の住む島として信仰されてきた美しくも神々しい鹿島(かしま)の周辺を、のんびり周遊します。

 同じ「かしま」でも、ここから10数キロ南下した田辺湾の神島(かしま)は上陸禁止ですが、こちらの鹿島は上陸可能となっており、島散策も大きな楽しみの一つです。中でも、地震の神さまの暴威を封じ込めている石として祀られている要石(かなめいし)は必見です。ちょうど南海地震の震源地付近であることと、だけどこの沿岸だけは過去においても津波の被害が少なかったという事実がうまく合致していて、古代人の自然を見る観察眼の鋭さと連想力に想いをはせずにはいられないでしょう。 
 なお、茨城の鹿島神宮にも「要石」があるのですが、黒潮によって繋がった、同じ系列の鹿島です。同じく周辺はしばし大地震や津波による被害にさらされる地ですね。このみなべの鹿島の方が古く、野性的で、ルーツ的な存在です。
 
 また純粋に漕ぎを楽しむという意味でも、野性的なスケールの大きい断崖絶壁のそばを漕いだり、奇岩・奇石の間を縫って進んだりといった、シーカヤックならではのツーリングも存分に味わえるフィールドです。
 
 そして夜は秘密の浜辺でキャンプ。焚き火料理を堪能します。またその際に、キャンプ全般のスキルと共に焚き火のやり方、作法なども伝授します。これはキャンプをより楽しくすると同時に災害時のサバイバル技術にも繋がるものとなりますので、今後どこかで必ず役に立つことかと思います。
 
 「アウトドア遊びの究極体験」と噂に聞いても実体験する機会すらなかなかない、シーカヤックならではの本格的なキャンプツーリング。それを手軽に楽しむ絶好のチャンスです。
 詳細は下記ページをご覧下さい。
 http://islandstream.la.coocan.jp/campminabe.html 
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