四国へのスモールトリップ、12月14日、15日は徳島の日和佐を漕いだけれど、千羽海岸や牟岐大島の断崖絶壁、無数の洞窟、神秘的なたたずまいの静かな入り江など、何度か来てはいるけれど、自然のすごさ、素晴らしさに圧倒された。
いい、圧倒感だった。
人間たまには、
年に数回くらいは、
自然に圧倒される経験をした方がいいと思う。
人間って時に、非常に傲慢だからね。
と、同時に、不必要な卑小感にさいなまれることもある。
どっちも同じ、
この人間社会をあまりに絶対視してしまうところからくる。
あるいは、無知の世界。
ユアサの対岸のヒワサ、
いいフィールドだ。
断崖絶壁の海岸線に抱き込まれるようにしてところどころに美しい入り江がある。
千羽海岸の断崖絶壁。近づいてみるとドカーンとハートが爆発するかのような圧倒感があるが、写真には出ない。断崖絶壁の臨場感って、最も写真が苦手とするものではないだろうか。
いい感じの洞窟が無数にある。数百はあるだろう。海からしかそれはわからない。
洞窟にもいろんな形状、フィーリング、陰陽などがあって面白い。
これは洞窟の上から水しぶきが降り続けている場所で、虹ができている。こういうパターンも結構ある。南紀白浜にも同じように美しい虹の出る水しぶき洞窟がある。
滝の流れ込みのある浜。キャンプにもよさげだし、真夏滝に打たれるのも気持ちよさそう。
こちらは海に直接流れ込む滝。
これは牟岐大島のラグーンのような入り江。エメラルドグリーンの海水がいい。
これも牟岐大島のラグーンの中の浜。立ち去りがたい美しさがある。
牟岐大島は岩肌の形状、質感もユニークだ。
牟岐大島の外海の断崖。この岩は昔銀河鉄道999に出てきた「かじられ星」という星の形状、質感とよく似ている。ちなみにかじられ星というのは確かお菓子のような物質でできており、みんなが食べているうちに消滅してしまった星。
この断崖も圧倒感あったけど、写真にすると悲しいほどぜんぜんですね。実際のリアリティを体験してみてください。
このグニャーと彎曲した岩の層のうねり。一体どういうエネルギーがかかったのだろうか、地球ってすごいなあと思わせられると同時に、このエネルギーを電力に変えることができたならばファックな原子力発電所ってやつなんかいらなくなるんだろうなと思わせられる。だって、クリックして見ておくれよ、この岩層をば。