写真はすべて、先日11月23日に催行しました名張・青蓮寺湖カヤックツアー当日早朝出艇前の湖面のものです。水温と外気温の差異により水面に招かれた霧が幻想的で、太陽光線に照らされるとプリズム状に光が乱反射し、ひときわ別次元感がありました。そして山肌に映える紅葉の色彩・・・。よろしければクリックして拡大してごらください。
やはり、
場所ごとの特徴×四季の変化×時間の変化によって、
カヤックの魅力は無限大に広がっていくんだな、と
改めて実感しました。
紀伊半島、あるいは関西をひとつのホームグラウンドと捉えてみても、
まだまだ開拓する場所、
いろんな方にお見せするフィールド、
魅せ方などが無限に広がっています。
さらに日本、世界とスケールを広げてゆくと・・・、
ヤバイですね。
一生って短いですね。
なんと言っても、ただ絵葉書のように傍観するだけでなく、
カヤックを漕ぎいで、
その一連の脈動のただ中に参入すること、
そこに最大の意義があります。
普段陸上ではまるで意識しない風や波や生き物の息吹が、
水上では、
極めてリアルなものとして心の深いところに刻印されてゆく。
脈動する自然の本質、パルスに対する、
コンセントが刺さっている状態とでも言えましょうか。
そんな経験を貯金のように積み重ねてゆき、
そこから繋がってくる豊かな感性の世界。
ぼくはいわゆる「海岸線ソムリエ、水辺ソムリエ」として
もっともっと素晴らしいフィールドやその魅せ方を
開拓していこうと決意する一日でした。