Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

千葉詩亭・第弐回でした

2010-02-07 16:24:07 | 出たもの
経験上言えることだが、イベントを開催するというのは初回より二回目のほうが二倍難しい。

ましてや千葉は私の地元である。ヘタを打ったら私はもう行くところがないわけである。行くところがなくなると困るのである。

いつも、ステージに上がるときは、生活のことや日常のことは全て忘れる。これが自分にとって最後のステージになる、一生のうちでラストのステージになる、という気持ちで上がっている。昨日はそういう気持ちがいつもよりちょっと強かった。

2月6日、千葉詩亭・第弐回。初回を上回る数のお客様にご来場いただき、千葉県在住の方の中で、前回に引き続いてオープンマイクに参加してくださった方が二名いらっしゃった。ありがたいことである。また、生まれて初めて人前で朗読をする、という方もこれまた二名いた。そのような場であることができたことに対しても心から嬉しく思う。客席に私の母親が現れたときはちょっと慌てたが。

オープンマイク参加者は、登場順に、

五十嵐倫子さん
トドリキ ユウイチさん
伊藤健一さん
稗田恵一さん
TASKEさん
OOMさん
あしゅりんさん

という方々。今回も都内を中心に活躍中の詩人の皆さんが花を添えてくださった。私は自分が千葉に住んでいるから、東京や神奈川、茨城などから千葉に来るのが、時間的にもエネルギー的にも社会人にとってそう容易いものでないことはよくわかる。本当に頭を下げたくなる。

そして、ゲストアーティストの米本実さんは、今回も「シンディー」「ピックピックアップ」など、インパクトの大きい自作電子楽器を引っさげて、楽しいパフォーマンスを展開。ブログの読者等から「あの丸太は何のために必要なのか」という問い合わせが数件届いていたが、目の前で見て納得していただけたことと思う。後日、このゲストパフォーマンスの模様はYOUTUBEで配信される予定なので、興味を持たれた方、当日いらっしゃれなかった方は検索していただきたい。

私は「蛇」を朗読した。これを読むのは実はまだ通算で三回目だ。昨年6月のPoe-Triの一周年記念、七夕の猫道節、そして今回である。

とにかく第弐回を無事に開催できた。家に帰るまでが遠足というけれど、丸一日経ったのだから、無事に開催できたと言っても良いだろう。

WiCANスタッフの方に深く感謝するとともに、共催のイダヅカマコトさんにもお疲れ様でしたと申し上げたい。そもそもイダヅカさんが声をかけてくれなかったら、このイベントはなかった。

主催としても朗読者としても、得たものもあれば反省もある。それは今後に向けて私の中で、あるいはイダヅカさんや米本さんとともに、糧としていかなければならないことだ。

そして、会場では次回は4月、と告知いたしましたが、その後事情により、前倒しで3月に開催することに決定いたしました!パンパカパーン。

千葉詩亭のオープンマイクは皆様のご参加をお待ちしております。もちろん、オープンマイクに参加なさらず、観客としてのご来場も大歓迎です。

そして、3月の千葉詩亭では私が一時間のステージを行います。一昨年のポエトリーカフェ武甲書店の「秩父ポエトリー革命」に出演した際に一度だけやった、例のアレ(って言っても知らない人がほとんどですね)をやる予定です。季節的にもちょうどいいしね。

日程が決定次第、改めて告知いたします。皆様のご来場をお待ち申し上げております。

☆☆☆

追記
米本実さんによる当日のレポはこちら
あしゅりんさんによる当日のレポはこちら!