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マーケティング研究 他社事例 640 「注目!第4のメガバンク誕生!?」 ~メガ地銀の合流で現実化~

2020-09-16 10:20:11 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 640 「注目!第4のメガバンク誕生!?」 ~メガ地銀の合流で現実化~


「これからSBIと提携しようと地銀が押し寄せるのではないか?」

地銀の間では、このようなうわさが広がっています。

なぜなら、ネット証券などを傘下に置く、SBIホールディングスが実現させた新しい地銀連携がそうさせているのです。

横浜銀行、東日本銀行を傘下に置くコンコルディア・フィナンシャルグループが、SBIが設立予定の地方創生パートナーズに出資すると発表しました。

地銀の地方創生を後押しするこの新会社はSBIが過半を出資する予定で、新生銀行、日本政策投資銀行が出資を表明済みです。

首都圏を営業エリアに持つコンコルディアの資産規模は19兆円弱で地銀の代表格です。

2019年7月には横浜銀行が千葉銀行と中小企業向け金融支援サービスなどで業務提携し、2行を軸に再編が加速するのか?と話題を呼びましたが、コンコルディアがこだわっていたのは関東で存在感を高めることでした。

インターネットでの金融ビジネスで強みを持つSBIとの連携は、従来の考え方にとらわれない姿勢を示したといえます。

「地方創生は地銀の一丁目一番地。SBIがやりたいことや目指す事について出資を通じて情報交換したい」とコンコルディアは言います。

一方、北尾社長率いるSBIは出資などを通じて複数の地銀を束ねる第4のメガバンク構想を掲げ、既に島根銀行や福島銀行、筑邦銀行、清水銀行などに出資しています。

地銀にシステムを提供したりSBIの金融商品を販売してもらったりすることを狙っており、地方創生パートナーズは実働部隊の一つとなります。

しかしこれまでは「マイナス金利などの影響で経営が厳しい地銀の駆け込み寺」としての色合いが強く、SBIと業務提携しているある地銀幹部は「本当に地方経済のためなのかは見えない。経営環境が悪く株価が低い地銀に投資し、再建したら売り抜けるのではないか?」とその本気度を疑う声も少なからずありました。

ただ地銀の勝ち組であるコンコルディアがSBI連合に参加表明したことで、構想も現実味を帯びてきました。

「SBIが他のメガ地銀と組めば地銀再編をリードするかもしれない」との見方が出始めている事も確かです。

足元では地銀の苦境はさらに鮮明になっています。

全102行の2020年3月期決算(単体ベース)の純利益合計は前期比10.9%減の6652億円でした。

2011年3月期以来9年ぶりの低水準で約7割が減益もしくは赤字に転落しました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴う与信コストの増加などで厳しい状況が続くのは確実です。

新会社には三井住友フィナンシャルグループも出資を検討し、大学・研究機関や自治体、経済団体なども巻き込む考えです。

地銀の救世主か再編の旗振り役か、それともその両方なのか?

コンコルディアの参画で存在感が格段に高まったSBI連合の一挙手一投足は、これからさらに注目されそうですね。


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