おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 302 「珈琲チェーンへの進出は、未来なのか原点回帰なのか?2」 ~消費者との接触なきビジネスの行く末~

2019-01-31 08:26:32 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 302 「珈琲チェーンへの進出は、未来なのか原点回帰なのか?2」 ~消費者との接触なきビジネスの行く末~


コミュニティーを醸成する機能を持ち合わせているのも、珈琲の特徴だと思います。

それは、1920年代に瓶詰が主流になり始める前にソーダファウンテンで飲まれていたコーラ、そしてパブで飲むドラフトビールと同じようなものです。

18世紀のイギリスの作家、ジョセフ・アディソン氏は「少なくとも1日の仕事から解放されてリラックスする場所であることは間違いなく、加えて人と人との交流が向上心を高め、互いに好影響を及ぼす場である」と珈琲ハウスやクラブの存在を褒めちぎり、集いの場にすることを推奨したのです。

現代のコカ・コーラ社はこうした珈琲ハウスのやり方とは無縁でした。

消費者と距離を置き、主に世界最大級の広告代理店を通じて消費者にアクセスしてきたのです。

同社の従業員たちにとっては、顧客から直接注文を取り、個々の好みに合わせてドリンクを作ること自体が、革命的な出来事となるのです。

コカ・コーラ社は、ボトリング事業を独立系事業者に売却することで、小売店との間にさえ距離が出来てしまっていると言えます。

同社はコカ・コーラの販売を無駄なく精緻にコントロールすることで利益を伸ばそうと、過去数十年の間に何度か方針を変えてきたのです。

しかし、クインシー氏は「資産を最小限に」して中核事業に回帰する戦略を打ち出しました。

アメリカのボトリング事業を売却し、従業員数を3年前の12万3000人から今年は3万9000人にまで削減したのです。

従って、コスタの全世界に展開する3800の店舗と2万人の従業員を買収し、カフェチェーンを所有することは戦略の一大転換を意味します。

クインシー氏は実物資産を所有することはコスタブランドを手に入れ、アジア諸国に珈琲を飲む習慣を広げるために必要不可欠なコストであると述べたのです。

彼はまた、コスタの8000台の自販機と、コスタブランドのコーヒー販売拡大計画により強い関心を持っていると示しました。(続く)


「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

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現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

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彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

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というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

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マーケティング研究 他社事例 301 「珈琲チェーンへの進出は、未来なのか原点回帰なのか?」 ~消費者との接触なきビジネスの行く末~

2019-01-30 11:33:55 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 301 「珈琲チェーンへの進出は、未来なのか原点回帰なのか?」 ~消費者との接触なきビジネスの行く末~


「社会の発展に伴い、アメリカにはフランスのカフェや18世紀のイギリスのコーヒーハウスのように人々の憩いの場となる場がなくなってしまった。飲食が出来て他の人とも交流できる、自宅でも職場でもない「中立の領域」がコミュニティーの形成や豊かさ生活を送るためには必要不可欠である」と指摘したのは、アメリカの社会学者のレイ・オルデンバーグ氏です。

彼はこのような場所は「サードプレイス」と呼んだが、つい最近思いがけない出来事がきっかけで、この言葉に注目が集まりました。

アメリカ、コカ・コーラ社が、ホテル・外食チェーン大手のイギリス、ウイットブレッドからカフェチェーン「コスタ」を39億ポンド(約5600億円)で買収すると発表されたのです。

この案件に関する投資家向け説明会の席上で、オルデンバーグ氏の言葉が引用されたのでした。

アメリカ社会に大きな影響を与えたオルデンバーグ氏の「The Great Good Plase」の発売から実に約30年の月日が立ちます。

新たな清涼飲料水事業ではなく、カフェチェーンを買収すると語った時のジェームズ・クインシーCEOの口調を極めて慎重だったのです。

彼は、アナリストたちに対して「これは小売り事業ではなく、あくまで珈琲事業だ」と繰り返し発言したのです。

大理石のカウンターの奥で黒ネクタイを締めたソーダ売り、今日で言うところのバリスタがソーダを作って客に振る舞ったのが、コカ・コーラの始まりでした。

こうしたソーダファウンテンのある店が19世紀から20世紀初頭にかけて街のメーンストリートに点在しており、アメリカのサードプレイスの役割を担ったとオルデンバーグ氏は指摘しています。

つまり、コカ・コーラ社はソーダファウンテンから珈琲ハウスに戻ってきたという事だと思います。

TVそして巨大な広告看板を通じた宣伝、ボトリング会社による配送、スーパーマーケットで売られる、門外不出のレシピで作られた甘い飲み物。

コカ・コーラ社は何十年もの間、消費者と直接触れ合うことなく繁栄を謳歌してきました。

しかし、こうした往来の勢いはすでに泡のように消えてしまったと言えます。

珈琲ハウスの方がよりリアルで実体のあるビジネスと言えると思います。

カフェチェーンの運営は今や、食品・飲料メーカーの新たな主戦場となりつつあります。

スイスのネスレは昨年5月に72億ドル(約8,000億円)でスターバックスのコーヒーを同社の店舗以外で売る権利を取得しました。

同社はまたアメリカの高級コーヒーチェーン、ブルーボトルコーヒーを買収したのです。

珈琲は、飲む者の気分をリフレッシュさせ、ひと手間かかった飲み物でもあります。

もちろん、自動販売機や店舗で缶コーヒーなどのボトリングされた珈琲を手に入れることは出来ますが、通常はバリスタによって作られるか、ネスプレッソやキューリグのような機械によっていれられた、出来立て熱々の状態で提供されます。
(続く)


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マーケティング研究 他社事例 300 「インターネットにつながる家電」 ~その未来には何が来るのか~

2019-01-29 08:21:54 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 300 「インターネットにつながる家電」 ~その未来には何が来るのか~


本体をネットに接続し、スマートフォンの専用アプリで家の外から運転コースを選んだり、洗濯を始めたりできます。

何をご説明しているかと申しますと、WiFi通信機能を搭載したIOT洗濯機です。

「泥汚れ」「黄ばみ除去」など、アプリ利用者だけが、使えるコースを搭載し、今後、衣替えの季節などに合わせてコースを増やし、洗濯機自体の魅力を高めるのが、昨年11月に発売された日立の「ビッグドラム」です。

ダイキン工業は、家庭用エアコンの最上位モデル「うるさら7」にWiFi通信機能を標準搭載しています。

グーグルやアマゾン・ドット・コムのAI(人工知能)スピーカーとも連携し、音声で設定温度などを変更できるようにしています。

シャープもIOT洗濯機を発売し自動的に天気情報を取得し、花粉が多い日には乾燥機能を使うなど最適な洗濯方法を提案します。

シャープのIOT機器は10カテゴリーに拡大、商品数は150を超えました。

2019年度には、白物家電の5割をIOT化していく考えでいるようです。

各社の狙いは何でしょうか?

機能追加による製品自体の魅力向上だけではありません。

利用状況をネット経由で把握することで、製品売り切りでは無く、新たなサービスビジネスに乗り出すのが目的なんです。

ですが、収益源に育てるのは難しいのが現状です。

シャープは一昨年の秋にIOTオーブンレンジ「ヘルシオ」を使った食材宅配サービスを始めたが、「まずは便利さに気づいてもらうことが重要」と語ります。

ネット機能があっても国内では実際につなぐ消費者が少ないのも課題となっています。

パナソニックは一昨年IOT洗濯機を発売しましたが、接続率は3割程度に過ぎないと言われています。

それでも各社がIOT家電に突き進むのは、「ネットにつなげなければ取り残される」というダイキンの場合、ネット接続機能の搭載は数千円のコスト増になると言います。

日立アプライアンスは、「本体機能の進化だけではないサービスも考えている」との事です。

しかし始めるのは今年度になるか来年度になるか、いまだに不明です。

中国では、美的集団など複数の家電大手がネット接続を売りにした冷蔵庫を投入しています。

内蔵カメラを活用した食材通販サービスなどで競い始めているのです。

「中国の消費者はネットに接続するという価値に、追加コストを支払ってくれる」とパナソニックの幹部は話しているそうです。

IOT家電の普及は通販事業者などが新サービスを展開する土台になります。

明確な使われ方が見えない中でも、先回りして製品を投入してサービスを模索することが、家電メーカーの成長性を左右しそうです。


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マーケティング研究 他社事例 299 「インフルエンザ新薬3」~流行阻止に大きく期待~

2019-01-28 08:30:58 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 299 「インフルエンザ新薬3」~流行阻止に大きく期待~


既存のインフルエンザワクチンは鶏卵を使ってウイルスを培養した後、精製する必要がありますが、そのため製造には5~6か月かかるとされてきました。

田辺三菱製薬の子会社メディカゴは全く別の材料を活用してワクチンの製造期間を短縮しようとしています。

メディカゴが取り組むのは「VLP」と呼ばれる技術です。

インフルエンザウイルスと形状がそっくりのVLPワクチンを作ることで、人間の体に誤認識させ、高い免疫獲得効果が期待できるそうです。

VLPワクチンの培養に使うのは、鶏卵ではなくタバコ属の植物です。

インフルエンザウイルスによく似た外部構造を作る遺伝情報を、この植物の葉の中に染み込ませる事で、7~10日かけて培養した後、葉から成分を抽出し、精製してワクチンを作るのです。

実証実験では、ワクチン製造にかかる期間を5~6週間程度に縮められる事が分かったという事です。

メディカゴは既にアメリカやカナダなどで臨床試験を進めており、まずはアメリカで2020年冬のインフルエンザ流行期に間に合わせて発売したい考えのようです。

将来は、重度の下痢を引き起こすロタウイルスやノロウイルス向けのワクチンにも、VLP技術を活用したいとしています。

感染自体を防ぐワクチンの実用化も進みます。

国立感染症研究所の長谷川秀樹感染病理部長が開発したのは、経鼻インフルエンザワクチンです。

鼻の穴に噴霧して「IgA抗体」を作り、ウイルスが鼻や喉などの粘膜の細胞に結合して侵入するのを防ぐのです。

一般的なワクチンはシーズン前に流行しそうな「型」を予測して、作りだめすることが多いと言います。

しかし予測が外れたり、ウイルスが変異したりすると思い通りの効果が発揮されない事は、我々でも知っています。

経鼻インフルエンザワクチンから作られる「IgA抗体」は通常のワクチンから作られる抗体と違い、複数が組み合わさった構造なので、ある程度の効果を期待できることが、マウスを使った実験で分かっているようです。

経鼻インフルエンザワクチンは現在、ワクチン国内大手の阪大微生物研究会(大阪市吹田市)の主導で治験が進んでいます。

昨年9月から最終段階となる第3相試験がスタートし、順調にいけば、来秋にも製造・販売を承認申請するステップへと進む予定であるとの事です。

ちょうど100年前にスペイン風邪が大流行して、世界中で5000万人以上が死亡しました。

その後もパンデミックが繰り返され、2009年には新型インフルエンザにより全世界で28万人の死者が出たと推定されています。

インフルエンザは時に、人類に大きな悲劇をもたらして来ました。

画期的な治療薬やワクチンが開発され悲劇が根絶される日は、遠い未来ではないかもしれませんね。

尚、ゾフルーザに関して、副作用等に関しての報告もあがっており、薬に万能薬は無い事も記載しておきますね。


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マーケティング研究 他社事例 298 「インフルエンザ新薬2」~流行阻止に大きく期待~

2019-01-25 08:33:48 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 298 「インフルエンザ新薬2」~流行阻止に大きく期待~


塩野義製薬によれば、臨床実験では、効果が数値として表れた事を公表しています。

インフルエンザ患者の鼻の粘膜を、ゾフルーザを服用した24時間後に調べたところ、患者の半数以上はウイルスがなくなっていたと言い、一方で、タミフルの場合、約9割のインフルエンザ患者でウイルスの存在が確認されたと言います。

ゾフルーザは服用後すぐにウイルスを大幅に減らせるため、周囲に感染が広がるのを抑制できると期待されています。

昨年秋にアメリカの学会で発表された別の臨床実験結果によると、特定の患者について症状が回復するまでの時間を短縮する効果も確認されたと報告されました。

インフルエンザA型とB型のうち、B型に感染した高齢者のようなハイリスク患者にゾフルーザを投与した場合、タミフルよりも早期に回復したいと言います。

大人の場合、1回の治療に要するゾフルーザの薬価は約4,800円と約2,700円のタミフルよりも割高ですが、服用が一回で済む利便性から多くの患者が処方を希望するとみられているようです。

実際のところはどうなんでしょうね。

しかし、その効果の高さから、およそ、イナビルが250億円、タミフルが170億円と言われる市場で、その牙城を崩しにかかるのはほぼ確実と言えます。

塩野義製薬は、国内だけで130億円を見込んでいるようです。

海外では、中外製薬の親会社であるスイス製薬大手のロシュと提携し、販路を拡大していきます。

ロシュはインフルエンザピーク時の世界売上高を1000億円以上とみているようです。

厚生労働省もゾフルーザの抗ウイルス効果の高さを評価し、2015年に始めた「先駆け審査指定制度」の対象品目に選んで開発を後押ししました。

薬事承認に関する審査で優先的な取り扱いをすることで、審査期間を短縮する制度を活用したのです。

一般的に医薬品は臨床実験から発売までに4年~9年かかるとされるが、ゾフルーザはその過程を3年1か月で終えたのでした。

製薬会社が開発競争を繰り広げるのは、治療薬の領域だけではありません。

予防接種で使われるワクチンでも、大きなブレークスルーがありそうです。

(続く)


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また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

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なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

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