おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

右腕の育て方《そもそも何を持って、良い右腕と定義していますか?》

2022-03-30 10:44:59 | 組織風土
右腕の育て方《そもそも何を持って、良い右腕と定義していますか?》

さて、本日のブログは右腕の定義について考えて行きたいと思います。
日本の歴史に限定してその人物像に迫ってみたいと思います。

『稀代の名プロデューサー』と言えば思い浮かぶ人は誰でしょうか?
歴史好きであれば、この人の名前を聞いた事がある方は多いと思います。
その名も黒田官兵衛です。
官兵衛の偉業は凄まじいのですが、その人誰?って声も聞こえて来ますので、黒田官兵衛について説明しますね。
ちなみに、NHKの大河で2014年に取り上げられましたね。
軍師官兵衛の主人公が黒田官兵衛です。

黒田官兵衛は備前の国の生まれです。今の岡山県です。
岡山県は小寺氏が納める地域でしたが戦国時代においては大国に挟まれ、その庇護の元に国を維持している状態でした。
そこに織田信長の登場です。
彼が毛利攻めを進める中で、「これからは織田信長の時代」と主君である小寺氏を説得し、織田家への使者として出向く事で彼の運命も大きく変わります。
それは羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)との出会いでした。
両家の使者としてお互いに交流を深めるうちに、幽閉された有岡城救出後に秀吉の直臣になります。
その後、織田信長が明智光秀によって起こされた本能寺の変で亡くなるのですが、その時官兵衛は37歳と働き盛りです。
信長が亡くなり落胆する秀吉に今後の天下取りを進言し、自らがその先頭に立ち主導し始め、秀吉の実弟である小一郎が亡くなると、まずます官兵衛を重用する秀吉でした。
そんな官兵衛も朝鮮出兵あたりから、秀吉との関係が悪くなってきます。
その際に隠居し黒田如水を名乗り秀吉からのさらなる追求はかわす事が出来ました。
秀吉死後は豊臣家から一定の距離を保ち、関ヶ原の戦いにおいては徳川家康率いる西軍に与し領地である九州でひと暴れをしています。
このように終生戦いの中で生きて来た黒田官兵衛ですが、大きな功績は戦国の世の中に終止符を打つ布石を打ったという事です。
最大の功績は、豊臣秀吉に天下を取らせたという事です。
いつの時代でもトップが誰であるか、どのような人物であるかは重要です。
家柄などを重視せずに有能な人物を抜擢する、信長と同じ考え方である秀吉に天下を取らせる事で、旧態依然の統治の形ではない新しい日本を作る事に大きく貢献していました。
そういった意味で、秀吉に天下を取らせるという『名プロデューサー』は大きな功績を残したのでした。

なぜ黒田官兵衛は参謀として優れていたのでしょうか?
それは兵法に明るかったという事と時代の機微というか流れを読むのがうまかったのだと思います。
秀吉による朝鮮出兵においては、反対をしていた節もあります。
害多くて実りが少ないというのが官兵衛には読めていたのでしょうね。
外国とは共存共栄を目指すべきという考え方は、キリシタン大名となった事でも明白だったと思います。

誰もが一国一城の主を目指していた時代で、日本の統治など考える事が無かった時代に織田信長と豊臣秀吉という当時としては大変珍しい考え方の人物に仕え、彼らの偉業のいったんを担う事で、彼も目指していたであろう新たな日本の姿を実現していったのでした。

このように自分でも未来図を描き、その考え方を上司に見せる事で強力を引き出す事に長ける人物は現代でもいると思います。
そのような人物は稀代の名プロデューサー黒田官兵衛型と言えるのでしょうね。

さて同様に戦国時代に別な人物ですが、右腕として大きな功績を残した人物がいます。
しかしこの人物は残念ながら歴史の教科書には出て来ません。
その名も島清興(通称島左近)です。
聞いた事があるという方はかなり歴史通と言えます。
この人物は、今の奈良県をあたりを治めていた筒井家に仕えていました。
武勇にも秀でていたことから、じょじょに取り立てられ、重臣へと地位を高めました。
清廉潔白な人物だったようですが、自分の考えを貫きとおす様な一面もあり結果、筒井家を出奔します。しかし島左近は人気があり多くの戦国大名から出仕の要請がありましたが、そのどれも断っていました。そのような中、豊臣家で頭角を現し始めた石田三成に誘われる事になります。しかもその誘い方に凄い逸話があります。当時4万石だった石田三成の棒禄のうち、半分の2万石で召し抱えたというのです。
これは破格級の破格です。
一気に大名格として受け入れられると共に石田三成は自分の給料の半分を差し出して配下に加えたのでした。石田三成も一門ならぬ人物ですが、その一端が垣間見れるエピソードです。
その島左近ですが、自分の功は全て主君のものと考えていました。ですから仕えた人の為に全力で奉仕しています。石田三成な中央政権の幹部なので必然的に島左近が矢面に立つことが多くなりますが、石田家内においても三成をしっかりと支えたいたようです。
島左近ほどの人物が命をささげたのが石田三成でしたが、石田三成の後世の評判が悪いので(時の為政者によって自分たちの立場を確固たるものにするために悪役が必要です)、あまり島左近の評価も高くないですが、私は違うと見ています。とても優秀な武将であったと思っています。最後には、徳川家打倒に命をかけますが、その願いは果たせずに散りました。
島左近は忠臣としてその名を残しましたが、このようなタイプの社員さんも沢山いらっしゃるのではないかと思っています。

最後の右腕の定義ですが、日露戦争においてロシアのバルチック艦隊を壊滅に追いやった秋山真之を例にとり見て行こうと思います。
当時の日本の連合艦隊司令官は東郷平八郎でした。
この海戦に完勝したことによって、アドミラル・トーゴーの名は世界中に喧伝され、イギリスの名将ネルソンと並んで東郷平八郎は海戦の歴史を語るうえで欠かすことのできない英雄になりました。しかし歴史の影に隠れていますが、日露戦争におけるバルチック艦隊撃破の実際の作戦を立案指導したのは、一参謀だった秋山真之だったのです。ある意味、秋山がいれば、誰が提督であっても勝てたとさえ言われているほどの大戦略家です。

当時ロシア帝国のバルチック艦隊は世界最強と言われていました。そのバルチック艦隊をやっつけたのですから、日本の戦力を他国は恐れました。世界の強国に名乗りを上げる機会になったといっても過言ではありません。

さて秋山真之はどのような戦法を考えたのでしょうか?
それは今までの海上戦の常識を逸脱する策だったのです。
通常、戦いは最小限の被害にとどめながら、かつ大胆に攻めるのが基本です。
しかし、秋山真之はその戦い方を違う目線から考え、ある意味肉を切らせて骨を断つという〈丁字〉に艦隊を配置し、最初の敵の猛攻を防げれば、各戦艦に一気に集中砲火を浴びせる戦い方を考えたのでした。
この戦い方は日本に大勝利をもたらしました。

このように完全な作戦参謀としての立ち位置で組織に貢献する秋山真之のようなタイプもいるのです。

※彩りプロジェクトはウクライナ戦争の即時停戦と復興を切に願っております。

以上、歴史上の3人の右腕を見て来ました。
皆さんの会社の右腕はどのようなタイプの方がふさわしいでしょうか?

恐らくその定義は、提供したい価値とも連動しているのだと思います。

名刺交換する際に「うちはITソリューションを提供しています」とおっしゃって名刺を下さる方がいらっしゃいます。
しかし、これでは提供する価値を伝えていません。「うちは電機量販店をやっています」も提供する価値を言っていません。
概念だけを伝えているという事です。

もっと自社が提供している価値について普段から社員と話さないと外部の人との名刺交換の際にチャンスを逃すかもしれません。

右腕に求められる動きは以下の内容です。
① 情報を集める
② 情報を分析する
③ 分析から問題点を抽出する
④ 問題点を考え、解決策(仮説)を用意する
⑤ 複数の解決策を用意する
⑥ 決断する

そして、それらの行動をとる為に求められる能力は以下の通りです。
冷静、熱心、アイデア、人気、客観性、論理的、先鋭的、未来予想、タイミング、時を刻む、時計を作る、イノベーティブ、独善的、孤独、自分、根拠、脇役、主役、脚本家、プロデューサー、ゼネラリスト、起業家精神、コミュニケーション、聞き手、ディベート、

皆さんの会社でも右腕に関する条件を考えて見ませんか?


(右腕の育て方3へ続く)
・次回以降のテーマ
『なぜ社員は成長する事をやめているのか?』
『突然変異はある日突然に!?』



≪人材育成のアンラーン 略して〔人アン〕≫のご紹介
https://hitoun.jp/

彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格12,000円(税込み)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)

内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。

R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。

最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。

R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。

セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力

受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。

ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。

定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!

詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。

〔人アン紹介ホームページ〕URL https://hitoun.jp/

メール info@irodori-pro.jp もしくは info@hitoun.jp までお願いします。

〔風土改革HP〕 https://www.fuudokaikaku.com/

風土改革のお問合せ先 https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右腕の育て方《経営的な右腕と運営的な右腕は違います!》

2022-03-18 11:51:40 | 組織風土
右腕の育て方
1.経営的な右腕と運営的な右腕は違います!

様々な企業では社長の右腕と言われる人がいらっしゃいます。
彼ら彼女らは、違う言い方をすれば番頭さんと呼ばれたり、愛着を持って影の社長なんて呼ばれる事もあります。
この度、右腕の育て方に着目して解説しようと思ったきっかけは、「どうすれば私の右腕が育てられるの?」についてある社長さんから質問をいただいたのがきっかけです。そういえば、私もサラリーマン時代に参謀なる役割を担っていた事がある為に自分の実体験を交えこの度お話させていただく事にしました。
あくまで私の主観での内容になりますので、そうじゃないと言わないでオープンな姿勢で見ていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

さて、社長やリーダーの右腕と言っても、皆さんと定義づけするところから始めないと混乱すると思いますので、そこから始めたいと思います。

まず右腕には、経営的な存在と運営的な存在がいるという事です。
その2通りの右腕像は以下の通りです。

《経営的な右腕のイメージ(経営者)》
経営資源(人・モノ・金・時間(タイミング)・コト)の権限を持ち、適切なリーダーシップを発揮する。事業計画に基づき適切なフォロー(様々な提案)及び決定を行うことが出来る。

《運営的な右腕のイメージ(マネージャー)》
経営資源(人・モノ・コト)の権限を持ち、決定権者の良き理解者としての資質を持ち合わせる。事業計画に基づき適切なリーダーシップを発揮する。

両者同じような内容ですが、全く違います。
まず干渉する範疇が違います。
経営資源で言えば、人とモノとコトに関する権限は一緒ですが、金と時間(タイミング)は経営的な右腕にしかありません。
これはなぜと申しますと、金に関しては運営的な右腕から外した方がより運営に注力できるからです。運営的な右腕に金の権限を持たせると部下に対してもそのような目線からの話が多くなりすぎる為に、共感的に関わる事が難しくなってしまうからです。つまり、金でどうにもならない事は理屈では理解できますが、運営的な右腕が協力者として必要な従業員とドライな関係に陥ってしまう事があるからです。多くの従業員は共感的に関わって欲しいと思っています。理屈で丸め込まれるような印象は従業員の心を離れさせる要因になるから、運営的な右腕としては避けたい所なのです。以上の理由から、金に関する権限は外します。
時間(タイミング)に関しては、運営的な右腕の場合、中長期的ビジョンに立つことがなかなか出来ません。その場その場の判断が最重要視されますので、時間の裁量権についても経営的な右腕に付託したほうが組織としてうまく行くという理由です。

そしてリーダーシップについても皆さんと定義づけしておかなければなりません。
リーダーシップは、【他人をより良い未来に導く事】と定義します。
もう少しリーダーシップについて考えて見ましょう。
今回はリーダーシップとマネジメントを持ち出して関係性などからリーダーシップについて解説します。
マネジメントの定義は【管理】です。
では何を管理するのでしょうか?
部下の仕事を管理するというのが一般的ですが、もう少し丁寧に説明するとしたら、マネジメントはボトムライン(最終的な結果)にフォーカスすることだと言えます。
つまり、目標を達成するための手段を考えるのがマネジメントの真骨頂であると言えます。
さてリーダーシップはどのような場面で必要かと言えば、トップライン(目標)にフォーカスし、何を達成したいのかを考える際に必要になるのです。
つまり、成功の梯子(はしご)を効率的にかけてうまく登れるようにするのがマネジメントであり、梯子がかかっているかどうかを確認及びどうかけるかを判断するのがリーダーシップという事になります。
以上の事からも、マネジメントは科学的に仮説が立てられるのに対して、リーダーシップは、その知的能力により多岐に渡るため、ステークホルダーが多くなればなるほど、同意が得られず、仮説が立てづらいモノとなっています。

組織を動かすには、リーダーシップとマネジメントの両方が必要です。
しかし、その性質は同じようで全く別物です。
リーダーシップはビルドアップ式なので現在起点ですが、マネジメントはバックキャスト式なので未来起点です。
この点からも性質が違うのをご理解いただけると思いますが、往々にして各組織では取り組みやすさからマネジメントに注力するきらいがあります。
まず頭の中で創造され、次に実際にかたちあるものとして創造されるという事で、我々は常に2回の創造を経て行動しているのですが、そのルールに準ずれば、マネジメントだけでは片手落ちとなるのです。
しかも、そのマネジメントは他所から持ち込んだものがほとんどです。
自らの知的創造であるリーダーシップを経て、獲得された物的創造のマネジメントではないものは自社で活用できるでしょうか?

私は知的創造を妄想力と言い換えます。
リーダーシップを育むには、この知的創造に取り組む必要があります。
しかし、我々は自らの育ちの中で、この妄想するという能力を退化させてしまいました。
妄想はあまりに相手の常識から逸脱すると否定されて来たからです。
しかしリーダーシップが組織に必要である以上、我々は妄想力を取り戻さなければなりません。
組織でその妄想する力を取り戻す取り組みを行えない限り、『ゴールを思い描くことから始める』を実現するマネジメントを実践するのはとても困難であると言えるのです。

このようにリーダーシップを獲得する事は、マネジメントにも大いに関係性があります。

それらをご理解いただいた上で、右腕の育て方について解説を始めて行きたいと思います。
お楽しみになさって下さい。

(右腕の育て方2へ続く)
・次回以降のテーマ
『そもそも何を持って、良い右腕と定義していますか?』
『なぜ社員は成長する事をやめているのか?』




≪人材育成のアンラーン 略して〔人アン〕≫のご紹介
https://hitoun.jp/

彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格12,000円(税込み)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)

内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。

R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。

最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。

R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。

セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力

受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。

ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。

定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!

詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。

〔人アン紹介ホームページ〕URL https://hitoun.jp/

メール info@irodori-pro.jp もしくは info@hitoun.jp までお願いします。

〔風土改革HP〕 https://www.fuudokaikaku.com/

風土改革のお問合せ先 https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーチング ≪意識の5段階について≫

2022-03-04 10:08:07 | コミュニケーション
さて本日もリーダーシップコミュニケーションの一部である意識の5段階とコーチングの原則についてお伝えします。
皆さんの普段の上司や部下、同僚との関係が一気に変わる可能性がある内容ですので、楽しみにしてください。

さて意識の5段階について触れて行きます。
この意識の5段階とは、私たちが褒められたり認められたりしたらうれしくなる事を5つにまとめたものです。
我々は実は自分の信条やなりたいセルフイメージに従って毎日を生活しています。
それを一つずつ解説します。

まずは『見た目』です。
それは着ている服装や自分が置かれている環境(例えば学歴など)です。
買ったばかりのネクタイを褒められたらうれしくなります。
高学歴や高身長、高年収は人に誇れるものです。
このような、主に視覚や人物評価などの際に入る一次情報はほぼこの『見た目』に入ります。
言いかえるとその方の『環境』と言えます。

次に『行動』です。
挨拶が元気イイとか、事前準備が秀でているなどです。

次に『能力』です。
人前で話す能力が高い、調整能力が高いなどです。

次に『信条』と言われる、自分自身が信じている事です。

最後に『セルフイメージ』です。
理想的な自分の姿です。

以上の5つの段階の順序はお示しした順番となり、①見た目②行動③能力④信条⑤セルフイメージの順でより後ろの段階は重要になります。

例として、否定される状況を想定しますね。
例えばこのような感じです。
「君は姿勢が悪いから直しなさい」とか「その前髪は少し長すぎないか」などの指摘を受けたとします。
人によっては、その状態を好ましく思っているのですぐには改善しないと思いますが、ほとんどの人は改善する事でしょう。

「君は遅刻が多いな」とか「もっと資料作りを工夫しなさい」と言われたらどうでしょうか?
この2つは『見た目』ではなく、あなたの行動を否定しています。
その行動をとった理由があるものなので、一方的な否定は受け入れずらいですが、まあ自分が悪いんだから仕方ないと気持ちをコントロールする事が出来ますね。

「なぜ君は人に伝える能力が低いんだ」とか「もっと相手の話を聞きなさい」と言われたらどうでしょうか?
この内容になると、ちょっと言い過ぎだなと思われる方も出てくるかもしれません。
しかしタスク主義を人材評価の基準にしている会社の場合は、しごく当たり前だと思われるかもしれません。
この指摘は、皆さんの能力に向けられています。
この能力には人によって差が出やすく、努力次第で向上するものとそうではないものがあります。
あまりに否定され続けると過度なストレスとなってくる事も考えられます。

実は否定する内容としてはここまでが限度です。

意識には5段階ありますが、ここまでの説明によれば、下か3つまでの部分で否定はストップです。

これ以上の段階の否定は相手の人格に触れて行ってしまいます。
それは誰であってもしてはならないものです。

自分の信条は他人から否定される事ではありません。
普通は「あっそ」って感じでいなせるのですが、心が弱っている時は、そうは出来ません。
かなり傷つく事もあります。

最悪なのは、セルフイメージに触れられる事です。
「あなたはダメな人だ」と言われたら頭にくる人がほとんどですが、上司が部下に吐き捨てるように発言する事も多々あるようです。
これはセルフイメージに触れている事と同じで、存在そのものを否定していると相手は受けってしまう事があります。

お子さんに、「本当にあなたはダメな子ね」って言葉は「あなたは生きている価値は無い」と言っています。
この言葉も多くの虐待現場で親が子供に発しているようです。

以上のように、否定は3つまででとどめる事をリーダーであるあなたは意識する事がとても重要です。

一方、褒めるはどうでしょうか?
褒めるはセルフイメージが一番効果的です。

職場では、うまく出来た行動を認めようといった事が多いかもしれませんが、もちろん良い行動はしっかりと褒めますが、合わせて「○○さんだから出来たんだね。○○さんんと一緒に仕事が出来てうれしいよ」と伝えましょう。
この言葉は無条件の愛情に近いです。
あなたの存在を私は認めているという事なるのです。

上司で褒め方が上手くないのは、下から3つ目までしか触れない事です。
見た目や、行動や能力のみに目を向けているので、相手の存在を受け入れるような褒め方はありません。
相手にとっては逆のメッセージと捉えられ、「私の事をしっかりと見てくれない」「あの人に評価を受けたくない」と言う事にもつながってしまいます。
注意していきましょう~。

次回以降
新シリーズです!!
・右腕の育て方(その1)
・右腕の育て方(その2)
ご期待下さい。


≪人材育成のアンラーン 略して〔人アン〕≫のご紹介
https://hitoun.jp/

彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格12,000円(税込み)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)

内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。

R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。

最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。

R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。

セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力

受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。

ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。

定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!

詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。

〔人アン紹介ホームページ〕URL https://hitoun.jp/

メール info@irodori-pro.jp もしくは info@hitoun.jp までお願いします。

〔風土改革HP〕 https://www.fuudokaikaku.com/

風土改革のお問合せ先 https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーチング ≪リーダーシップコミュニケーションについて≫

2022-03-01 10:07:57 | コミュニケーション
『相手のコミュニケーションは、自分のコミュニケーションの結果である』
リーダシップを取る際のコミュニケーションと言うのがあります。
今回はその内容について皆さんと考えて行きたいと思います。

普段、私はどのようなストロークを与えているのだろうか?
ふと、このような事を考えた事はありませんか?

さて、ストロークとは何のことをいうのでしょうか?
精神的な刺激の事です。
例えば、朝挨拶をします。
Aさん「おはよう」(刺激)
Bさん「おはよう」(反応)
この事象は、Aさんに刺激に対して、Bさんが反応しています。
このように私たちはお互いに刺激し合って生活をしているとも言えるのです。
と何を当たり前の事を言っているのか?と思うかもしれませんが、リーダーシップを取る際にはこのことはとても重要になってくるのです。

肯定的ストロークと否定的ストロークというのがあるのです。
説明を聞くと何てことないです。
まずは沢山与えた方が良いストロークですが、以下の3つです。
① 行動に対する、肯定的なストローク(条件付き)
② 存在に対する、肯定的なストローク(無条件)
③ 行動に対する、(建設的な)否定的ストローク(条件付き)

行動に対する肯定的なストロークは、何かしたという行動が必ず伴います。「椅子を運んでくれてありがとう」「床に落ちているゴミを拾ってくれた事は素晴らしい事」「今の君の努力は必ず実を結ぶよ」といった内容になります。これは、行動しているという現象をとらえ、タイムリーに行うべきです。

存在に対する肯定的なストロークは、あいさつは元より、目を合わせる事なども含まれます。この存在に対する肯定的なストロークは、沢山相手に対して与えたいものです。

行動に対する建設的な否定的ストロークは、結果相手を批判します。しかし、伝え方を工夫する事で相手に肯定的なストロークとなって伝わります。
「時間を守れない事はあなたの人間性を損なわせています。あなたは人をまとめる力が秀でているので大変もったいないです」など伝える事で、内容は否定的ストロークだったとしても、肯定的に受け取ってくれる事でしょう。

次に与えたくない否定的ストロークです。
このストロークの根底には、相手の人格を貶めたいですとか、相手の存在を否定したいといった気持ちも含まれていますので、パワハラ、モラハラの一種になります。
① 行動に対する、(破壊的な)否定的ストローク(条件付き)
② 存在に対する、(破壊的な)否定的ストローク(無条件)
行動に対する破壊的な否定的ストロークとは、相手の行動の否定から派生して行きますが、相手の改善意欲をも奪ってしまうディスカウントが含まれています。
存在に対する破壊的な否定的ストロークとは、人格破壊です。「私の前から消えて欲しい」といった事を暗に伝える事も含め、人としてとても蔑まれる行為です。

これらのストロークの違いを念頭に皆さんの普段のストロークはどうでしょうか?
今一度振り返っていただければと存じます。

次回以降
・意識の5段階について
ご期待下さい。



≪人材育成のアンラーン 略して〔人アン〕≫のご紹介
https://hitoun.jp/

彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格12,000円(税込み)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)

内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。

R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。

最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。

R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。

セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力

受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。

ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。

定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!

詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。

〔人アン紹介ホームページ〕URL https://hitoun.jp/

メール info@irodori-pro.jp もしくは info@hitoun.jp までお願いします。

〔風土改革HP〕 https://www.fuudokaikaku.com/

風土改革のお問合せ先 https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする