To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

デスノート the Last name ★★★★

2006-11-12 22:03:38 | 映画(劇場)
さて続きは・・・と・・・ デスノート the Last name を観てきました。

前編は7月1日に観ています。後編は11月に公開!
それまで待てない~~!!と、弟にコミックを借りて全巻一気読み。
ものすごく面白かった。
ノートのルールは沢山あるし、天才たちの頭脳戦に付いていくのは大変でしたけれどね。

後編のラストは原作とは違うということで、もちろん楽しみではありますが、原作があまりにも面白かったから一抹の不安も感じつつ・・・でも、見逃すわけにはいきません。




監督: 金子修介
原作: 大場つぐみ 『DEATH NOTE』(集英社刊『週刊少年ジャンプ』連載)
    小畑健   (作画)
出演: 藤原竜也 (夜神月)  松山ケンイチ (L/竜崎)  戸田恵梨香 (弥海砂)
    片瀬那奈 (高田清美)  マギー (出目川裕志)  上原さくら (西山冴子)
    満島ひかり (夜神粧裕)  五大路子 (夜神幸子)
    津川雅彦 (佐伯警察庁長官 )
    藤村俊二 (ワタリ)
    鹿賀丈史 (夜神総一郎)
声の出演: 中村獅童  (リューク)
       池畑慎之介 (レム)
上映時間  140分

どうしてどうして、かえって原作より受け入れやすい納得の結末でした。
まさかLがあのような方法を取るとは・・・・・・ 少しウルウルしました。

全12巻の内容を上手くまとめ上げたものだと感心します。
特に後編は登場する人物を整理して、長くなりそうな部分はバッサリと切り捨て、テンポ良くライトとLの戦いに絞られていたので、最後の一瞬まで緊張感が途切れることなく楽しめました。

女性も上手い具合に取り込まれていましたね。
ミサミサの明るさやお馬鹿さ加減、過去の恐ろしい体験、ライトに対する揺るぎない強い愛情。
高田清美と西山冴子のキャスター同士の対立。
夜神粧裕の可愛い妹ぶりも目を引きました。

松山ケンイチは藤原竜也とタイマンをはれるのかと心配でしたが、楽しんで役作りをしていたのかな。
丸ごと一本のプルプルした“ういろう"には、さすがに目が点でした。

藤原竜也はキラの時と、ノートの記憶が無くなった時の芝居のメリハリが今ひとつと感じてしまいました。

原作を読んでいない人には分かりにくいだろうなぁという部分も多少ありましたね。

ノートの切れ端に名前を書いても有効とか、ノートの権利を放棄しても一部分を身につけていれば記憶は消えないとか・・・ 映画の中で説明があった?

デスノートには元の持ち主である死神が付くというルールに基づき、ライトはレムを利用したのだけれど、そのあたりの思慮遠謀がどのぐらい伝わったのか。

ミサミサだから仕方がないとも言えますが、簡単にノートをすり替えられてしまったな。
解放されたとはいえ疑いが全て晴れたわけではなかったのに、ライトが注意を怠らないようにアドバイスしなかったのがダメでしたね。
ライトらしからぬ、気の緩み?!
まあ、原作では一冊丸ごとのコピーを一日で作るという無理無理な方法でしたから、一日分のコピーの方が信憑性があって受け入れやすかったと思います。

そもそもライトが自分で死神の目を持ってしまえば、もっと早くにLを始末できたのに。
良いタイミングで目を持ったミサが現れたとはいえ、自分の寿命はそんなに惜しかったのかな。
自己の命を犠牲にすることを厭わなかったエルに敗れて当然だ。

「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」・・・・・・。
奇想天外な着想に惹かれて読み始めました。
コミックの最後は、「死んだ者は、生き返らない。」
当たり前ですが、自殺が横行している今の世相を思うと感慨深いものがあります。

デスノートの使い途。
絶対に助からない病で苦しんでいる人に対して。
「安らかに苦しむことなく、楽しかった事を思い浮かべながら、見守ってくれる人達にありがとうと呟いて微笑みを浮かべ、眠るように死んでいく。」
どう? 私はこれだったら良いですよ。

「ららぽーと」もクリスマス仕様に変貌していました。