To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

ナチョ・リブレ 覆面の神様 ★★☆

2006-11-04 22:09:39 | 映画(劇場)
ナチョ・リブレ 覆面の神様 を観てきました。



製作国    アメリカ
上映時間  92分
監 督    ジャレッド・ヘス
出 演    ジャック・ブラック/ヘクトル・ヒメネス/アナ・デ・ラ・レグエラ

こんなものか・・・・・・ジャック・ブラック主演というので期待していたのになぁー
笑えるには笑えたけれど、表面的な笑いだったような気がします。
私の中では『スクール・オブ・ロック』はすごく面白い作品なので、比較してしまうと全然物足りませんでした。

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修道院で育てられ、他に行き場もなく料理番をしているナチョが、いきなり覆面レスラーに。
タッグを組んだ相棒もガリガリの弱々しいド素人!
へんてこコンビは負けっぷりが良くて人気者になり、次から次へと試合の依頼が舞い込み、ファイトマネーも鰻登り。
修道院の孤児たちは豪華な食事に目を見張り、新しくやって来た美しいシスターにナチョは目を奪われ恋に落ちる。
しかし、正体がバレてしまい、“ルチャ・リブレ”(メキシコ独特のプロレス)を忌み嫌う修道院から出て行かざるを得なくなる。
そして、ひょんな事から最強のレスラーと対戦する羽目になるのだが・・・

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「タイガーマスク」の原案とも言われるメキシコの伝説的レスラー、フライ・トルメンタの実話が元だそうです。

・・・といわれても知らないので、世界超偉人伝説 (Wikipedia)から引用。

救世主プロレスラー伝説:フライ・トルメンタ(1945~ 本名セルヒオ・グラディエス・ベニトス。
メキシコで牧師の傍ら、経営する孤児院の経営基金のためにプロレスラーとしても戦う「暴風神父」。現在は、この孤児院出身者の一人が「フライ・トルメンタJr」として活躍)

漫画のタイガーマスク は悲劇的な終わり方でしたが、映画はハッピーエンド。

上映中、一部の座席からは笑い声が漏れていましたが、場内が爆笑となることはありませんでした。
ストーリーも月並みですし、メリハリに欠けているので、せっかくのジャック・ブラックも活かし切れていなません。
子供たちとの関わりも描き方が浅いせいか、ラストに感動もなく付け足しのようにしか感じられなくて残念でした。

プロレスの格闘シーンは面白かった。
対戦相手もそれぞれに個性的だったし。
空中戦が多くて分かりやすく、ショー的にも見栄えがしました。

ジャック・ブラックは、あの体型にも拘わらず、意外なほど身のこなしが軽くて驚きました。
宙も飛んでいたし、相当特訓したのでしょうかね。

まあ、こんなキャラは、そうそう見当たらないので次回に期待です。