To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

パリ 第4日目 

2006-10-15 23:26:43 | 旅行
世界遺産 モンサンミッシェル 一日観光

曇りのち晴

朝7:50にホテルを出発。
パリから往復600キロ位ということで、バスのドライバーさんが二人です。

4時間近くバスに揺られて、はるか向こうに小さくモン・サン・ミッシェルの姿がおぼろげに見えてきました。
うわぁーー!とみんなが歓声を上げます。
蜃気楼のように宙に浮かんでいる!不思議な光景でした。
修道院というよりは、城塞のようです。



まずは、手前のレストランで昼食です。
時々渋滞になると思って見ていたら、放牧されている羊たちが道をノンビリと横切っていました。



名物のオムレツと子羊料理。
これがオムレツ・・・? 中はフワフワでメレンゲのよう。具は何も入っていない。
味はいたってシンプル、うすい塩味。
子羊料理も塩・こしょうで焼いただけ。ソースも無い。フランス料理らしくないなぁ~田舎だから?
量は多い、とっても食べ切れませんでした。

 

島の入口からメインストリートへ。



狭い道に所狭しと、お土産物屋さん・レストラン・ホテルが並んでいます。



1000年より1010年の間に建設された修道院付属の教会 岩山の頂上にあります。



列柱廊 最上階に中庭がある! かつては祈りと瞑想の場であったという。



騎士の間



大天使 ミカエル 悪魔の象徴である竜を打ち倒す。



城壁からの眺めは絶景。取り囲む干潟が海と化す光景も見てみたいものです。



モンサンミッシェルの歴史

708年大天使ミカエルのお告げにより、アヴランシュの司教であった聖オベールが建立した礼拝堂に始まります。
966年に修道院が建てられ、数世紀に渡って増改築が繰り返されてきました。
英国との100年戦争の際は英仏海峡に浮かぶ要塞の役割を果たして、侵攻されることはありませんでした。
しかし、フランス革命による修道会の散会から1863年まで牢獄として使用されました。
その後1874年に国の管理下で修復され、1979年より世界遺産として世界有数の観光地となっています。



1877年に岸との間に道路が作られ、潮の干満に関係なく島へ渡れるようになりました。
しかし、これによって潮流をせき止めることとなり、島の陸地化が進んでいます。
陸地化を防ぐため2009年に道路が取り壊され、2010年には代替となる橋が架けられることが計画されているそうです。