To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

花田少年史 / コミック

2006-09-01 19:23:55 | 読書
 「映画の評判が良いよね。」と友達と話していたら、
 漫画を持っているというので貸してもらいました。
 マンガを読んでいて吹き出すなんて、いつ以来だろう。
 テレビで アニメ化 もされていたんですね。
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 近所でも評判の悪ガキ・花田一路(小学校3年生)
 自転車に乗っていてトラックと激突。
 危うく昇天するところを、
 「一路~~~ まぁだ 来るなぁ~~」と声が・・・・・・
 奇跡の生還を果たしたものの、オバケが見える?!という
 能力を授かってしまったものだから。。。
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次から次へと成仏できないオバケが、助けを求めてやって来ます。
脅かされ嫌々ながらもオバケ達の願いを叶えようとガンバる一路。
オバケ達も一路に恩義を感じていきます。

そのひとつひとつのエピソードの積み重ねが最後になって効いてくるんですよね。
そして人の生死に関わり合っていくうちに、一路は自然と成長していきます。

笑って、笑って、最後に泣かせる。
動物を使うのはズルイと思いながらも、ダメだぁ~降参です。

お話は1960年~1970年頃の設定らしい。
実体験のない人でも懐かしさを覚えるこの時代物が、今ウケているようですね。

家族や近所の人や世間にも守られて、安心して子供が子供でいられたような気がする。
遊び呆けて、暗くなったからおウチに帰ろう~~みたいな。
ボォーと子供時代を過ごしていたな。

今の子供は、豊かさは享受できるけれど、生きていくのは大変そう。
最近のニュースを見ていると、小さい頃から知恵は付いても、想像力は無いし何かが欠落しているように見えます。

昔は良かった・・なんて一概には言えないけれど、今は怖い世の中になっている感じがします。