冒頭の竜がキングギドラに見えて怖かった。
聞こえてくる評判は悪いものが多いので、
期待をせずに出掛けました。
それほど酷くはないと思いますが、
テーマが何なのか最後まで分かりませんでした。
あちこちから不満の声が上がるのは仕方ないですね。
今までのジブリ作品とはかなり趣が違っています。
可愛いキャラや不思議な生きモノも出て来ないし、
全体的に暗いトーンでお子様が楽しめる作品には
なっていません。
原作は米国の女流作家アーシュラ・K・ル=グウィン。
今まで、ずっと男性だと思っていました。
この映画は、第3巻の「さいはての島へ」をメインに作られているとか。
前段階がないから、大賢人ゲドは普通の魔法使いにしか見えず、存在感も威厳もさほど感じられません。
メッセージらしきものを口にしますが、もっともらしいことを言っても説得力がなかったな。
セリフで多くを語り過ぎている印象が映画を詰まらなくしたのかもしれない。
アニメなのだから、動き重視で楽しませて下さいよ。
アレンの心の闇、苦悩、自分の影に怯える様子も描き方が浅い感じ。
能力があるのに、グダグダ甘えている男の子にしか見えない。
王(父親)殺しは、いったい何だったのだろう。
矛先がどうして他者に向かってしまうのか、自分を無しにしてしまえばいいのに。
それでも生きる意味を見いだして戦いに挑む場面は、爽快でドキドキしました。
テルーには大きな謎が、テナーとゲドの間にも別の物語があるようですが、その辺は原作を読んで!と言うことなのでしょうか。
テルーを主人公にしては作れなかったのかな。
正体が正体なのだから、アレンよりも苦悩や孤独感も深そうに思えます。
ジブリは女の子がメインの方が得意なのでは?
生き生きとして、健気で、一生懸命で、可愛く、賢く・・・・・・ こっちのが観ていて楽しい
結局世界の均衡を壊していた災いの源は、悪役の死を持って取り除かれたの?
人々の心の中にある根深い病巣が消え去ったとは思えないのだけれど・・・・・・
アレンとテルーという希望はあるにせよ。
原作といい、過去のジブリ作品といい、比較されるのは覚悟の上で撮ったのですよね。
材料的にも、魔法使い、真実の名前、剣、竜の存在、永遠の命、自分の影、親殺し・・・・・・ 以前どこかで見聞きしたモノが多くて。
こっちの原作の方が先なのでしょうけれど、どうしても使い古された印象になってしまい、損しているかもね。
それから私には、背景の絵がどうもダメでした。
飾っておくのだったら綺麗なのだけど、あの上を主人公たちが動くと浮いて見えてしまい、その世界で生きているように感じられなかった。
残念ながら、手抜きの絵のようにも見えてしまったな。
声優陣もいつものように豪華だけれど、手嶌葵、風吹ジュンはどうもね。
「テルーの唄」には思わず涙。
アカペラだったから余計に、歌声だけが真っ直ぐに入って来て、心の中を占有しちゃった。
不思議な透明感のある美しい声、「心を何にたとえよう・・・・・・」 今も残っています。
お家の内紛めいたこと、誰が撮るのかとか、どうでも良いのですが、
ジブリが次回どういった作品を出してくるのかには注目です。
公式サイト
聞こえてくる評判は悪いものが多いので、
期待をせずに出掛けました。
それほど酷くはないと思いますが、
テーマが何なのか最後まで分かりませんでした。
あちこちから不満の声が上がるのは仕方ないですね。
今までのジブリ作品とはかなり趣が違っています。
可愛いキャラや不思議な生きモノも出て来ないし、
全体的に暗いトーンでお子様が楽しめる作品には
なっていません。
原作は米国の女流作家アーシュラ・K・ル=グウィン。
今まで、ずっと男性だと思っていました。
この映画は、第3巻の「さいはての島へ」をメインに作られているとか。
前段階がないから、大賢人ゲドは普通の魔法使いにしか見えず、存在感も威厳もさほど感じられません。
メッセージらしきものを口にしますが、もっともらしいことを言っても説得力がなかったな。
セリフで多くを語り過ぎている印象が映画を詰まらなくしたのかもしれない。
アニメなのだから、動き重視で楽しませて下さいよ。
アレンの心の闇、苦悩、自分の影に怯える様子も描き方が浅い感じ。
能力があるのに、グダグダ甘えている男の子にしか見えない。
王(父親)殺しは、いったい何だったのだろう。
矛先がどうして他者に向かってしまうのか、自分を無しにしてしまえばいいのに。
それでも生きる意味を見いだして戦いに挑む場面は、爽快でドキドキしました。
テルーには大きな謎が、テナーとゲドの間にも別の物語があるようですが、その辺は原作を読んで!と言うことなのでしょうか。
テルーを主人公にしては作れなかったのかな。
正体が正体なのだから、アレンよりも苦悩や孤独感も深そうに思えます。
ジブリは女の子がメインの方が得意なのでは?
生き生きとして、健気で、一生懸命で、可愛く、賢く・・・・・・ こっちのが観ていて楽しい
結局世界の均衡を壊していた災いの源は、悪役の死を持って取り除かれたの?
人々の心の中にある根深い病巣が消え去ったとは思えないのだけれど・・・・・・
アレンとテルーという希望はあるにせよ。
原作といい、過去のジブリ作品といい、比較されるのは覚悟の上で撮ったのですよね。
材料的にも、魔法使い、真実の名前、剣、竜の存在、永遠の命、自分の影、親殺し・・・・・・ 以前どこかで見聞きしたモノが多くて。
こっちの原作の方が先なのでしょうけれど、どうしても使い古された印象になってしまい、損しているかもね。
それから私には、背景の絵がどうもダメでした。
飾っておくのだったら綺麗なのだけど、あの上を主人公たちが動くと浮いて見えてしまい、その世界で生きているように感じられなかった。
残念ながら、手抜きの絵のようにも見えてしまったな。
声優陣もいつものように豪華だけれど、手嶌葵、風吹ジュンはどうもね。
「テルーの唄」には思わず涙。
アカペラだったから余計に、歌声だけが真っ直ぐに入って来て、心の中を占有しちゃった。
不思議な透明感のある美しい声、「心を何にたとえよう・・・・・・」 今も残っています。
お家の内紛めいたこと、誰が撮るのかとか、どうでも良いのですが、
ジブリが次回どういった作品を出してくるのかには注目です。
公式サイト