To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

コープス・ブライド : 愛に満ちた結婚が死体(したい)?!

2005-10-24 22:18:15 | 映画(劇場)
この公式サイト の童話の挿絵のような絵が好き。

月の光を浴びて青みがかった色調、装飾的でクラシックな感じの文字。

ビクターの戸惑いと慄きの表情、でも繋いだ手は振りほどけないでいる。

死体になっても、なまめかしい肢体のコープス・ブライド。
健気で、頼りなげで、泣いたりしちゃうし、可愛い。

もとの結婚相手と再会した時の表情は、すごーく怖いけどね。

全編、映像の色合いが素晴らしい!

生者の世界もグレーぽいとは言え、彩度をぐんと落とした色が沢山使われていて洗練されている。

青い蝶々が気になったけど、最後に繋がっていたのかしら?

死者の世界はカラフルだけど、チャリチョコみたいな毒々しさは感じられず、むしろ大人っぽい。

キャラクターも、それぞれ個性的。
何と言っても スクラップス の可愛さは特筆もの。

骨だけになっても、あの仕草、あの表情(?) ・・・
飼い主を忘れないで再会をあんなに喜んでくれるなんて~~泣けてくる。

ウチの子も天国で待っていてくれるかなぁー
そしたら、死ぬ恐怖が少し薄まるかも。

虫が運んで来るビールと、蜘蛛が作ってくれる洋服は遠慮しますが。

一番好きなシーンは、ビクターとビクトリアが最初に出会う場面。

ピアノを弾きながら、二人の心が徐々に寄り添って行く。
観ているこちらも気持ちが暖かくなり、上手く行ったらイイなぁーって。

ここで弾いている曲は何なのでしょうか?
知っている方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。

もちろんダニー・エルフマンの音楽は、ティム・バートンの映画には欠かせない。

残念なのはストーリーが物足りない。
最後は、まぁ当然そうだろうと予測が付くし、そんなに感動するかなぁ・・・?
絵的には美しかったけれど。

16:05からの回を観たので、観客は30人ぐらいしか居ませんでした。

観終わってから軽く夕食を済ませ、久し振りに ららぽーと東京パン屋ストリート に行ってみた。

このお店 シェレンバウム では初めての購入。

これは秋の限定メニューで、
おいもとクリームチーズのデニッシュ 260円(毎日限定100個)
かなりのボリューム。甘さと酸っぱさが混じり合ってる。



こちらはその姉妹店の NASUのラスク屋さん の「こげぱんだ」 440円。
バターの風味とコゲ加減が美味しくて、後を引く。



増えた体重が戻りきっていないので、食べ過ぎないようにしないとね。