昨日(26日)、クラスターが発生している宇部市の病院へ身内の薬を取りに行った。電話で打ち合わせしていたとおり、駐車場に着いてから、車の近くにポリバケツを置いて、看護師さんに電話をし、その中に薬を入れてもらった。バケツの底には感謝の言葉を添えておいた。少しすると車の外から「ありがとうございます」と声が聞こえてきた。緊迫した状況の中でも懸命に働いておられる姿を目の当たりにし、こちらこそ感謝の言葉しかない。
現在、扶老会病院では保健所指導の下、汚染されている区域(汚染区域)とそうでない区域(清潔区域)を区分けした上で、感染拡大防止に全力を尽くしているとのことだった。看護師さんの(電話での)話によると、感染者は多くが精神病床で発生しており、同病院内にあるクリニックでは、感染対策を徹底していたこともあり、一人も感染者は出ていないとのことだった。それだけに残念でならないとも。
27日現在、同病院の陽性者数は計152人(入院患者109人、医療従事者38人、職員2人、その他3人)となっている。入院患者もさることながら、医療従事者の陽性者も多い。そうしたこともあるのだろう、現地では臨時職員の受付が始まっていた。病院機能が回復するまでには、相応の時間を要するものと思われる。とにかく、それまでこちらも踏ん張らなくてはならない。
桜の季節には落ち着いていますように、、病院の桜は見事 (写真は同病院ホームページ・季節の便り写真館より)
《参考資料》