yamanba's blog

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姉の病状1~小康状態続く

2023-12-06 14:51:51 | 日記

姉がコロナ感染で入院して間もなく2ヵ月が経つ。一時は危険な状態だったが、緊急透析(カテーテル法)を行い、どうにか持ち直した。しかし、その後は小康状態が続いている。

姉はショートスティ中に新型コロナウイルスに感染してしまった。1週間程度で陰性になったが、持病の慢性腎炎が悪化。現在は、腎不全の状態で緑膿菌感染症を引き起こしている。そのため抗菌薬が投与されているが、これが効かないのか、39度台の高熱が頻繁に出ている。高熱で体力が消耗し、なかなかリハビリもできない。それでますます体力が低下している。

緑膿菌とは、どこにでも存在する菌で、抗生物質への耐性を獲得しやすく、体力や免疫力の低い人に感染すると治療に難渋することがあると言われている。今まさに、姉がその状態である。感染して重症化すると、命に関わる可能性もあると言われているので、気が抜けない。もともと緑膿菌をやっつけてくれる抗菌薬が少ないのが要因の一つ。さらに厄介なのは、緑膿菌は薬剤耐性菌(薬剤では死ななくなった菌)になりやすいと言われている。菌が血液に入り込んでしまうと敗血症になる。2年前も敗血症になったが、あの時は膀胱尿管逆流症によるもので、輸血をしてどうにか助かった。しかし、今回はコロナで腎機能がかなり低下しているので心配している。

医師から聞いた話だが、これまでコロナで亡くなった方で一番多いのは、肺炎ではなく、腎臓病とのことだった。腎臓病の人が新型コロナウイルスに感染すると、(姉のように)腎臓の機能がさらに低下する。ウイルスは血管に作用し、血管内に炎症を起こすと言われている。腎臓は血管が多く集まった臓器なので、ダメージを受けやすい。さらに、ウイルスは、尿を作る尿細管に入り込むことも指摘されている。とにかく腎臓病の人はハイリスクなのである。

明後日、主治医から病状説明があるので、詳しい状況がわかるだろうが、コロナに感染さえしていなければ、との思いが込み上げてくる。なんとか回復してほしいのだが。(続きは、姉の病状2へ)

 

 

《参考資料》

新型コロナウイルス重症化のリスクが高い腎臓病 透析中・日常生活での注意点(NHK健康)

 



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