滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1003/219:美術展】湖国の4人も出品 パリで日本の障害者作品展

2010-03-27 01:18:19 | Weblog
【写真:日本の障害者らが制作した斬新な彫刻を眺めるフランス人ら=パリで、清水俊郎撮影】

 【パリ=清水俊郎】専門的な美術教育は受けていないものの、強い表現欲と枠にとらわれぬ感覚が光る日本の知的障害者や精神障害者らの作品展「アール・ブリュット・ジャポネ(日本の生の芸術)」が3月24日、パリ市立アルサンピエール美術館で開幕した。

 欧米や日本で注目されるアウトサイダー・アートという芸術分野で、20都道府県の63人が絵画や彫刻など約900点を出展。日本のこの分野の海外展示会としては過去最大という。来年1月までの長期展示となる。

 のどかな表情なのに体を数100のとげで覆った土偶、1枚の画用紙に親指大の列車の最前部ばかり100以上並べた絵画などすさまじい集中力をうかがわせる作品が多い。

 23日に内覧会があり、出展者のうち滋賀県内からは湖南市の木村茜さん(26)と甲賀市の吉川秀昭さん(39)、草津市の澤田真一さん(27)、東近江市の石井春樹さん(20)の4人が参加。「(今後の制作の)励みになる」と喜んでいた。

 近江八幡市の美術館「ボーダーレス・アートミュージアムNO-MA」などが2年前にスイスで日本の障害者芸術の企画展を開いたのが縁で、パリ側から今回の展示の依頼があったという。

(3月26日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100326/CK2010032602000005.html


【1003/218:災害救助】海外の災害救助任せて 大津市と湖南広域消防12人、来月から「国際隊」員

2010-03-27 01:13:51 | Weblog
【写真:田中賢治消防局長(手前)から辞令を受け、敬礼するIRTの登録隊員たち=大津市中消防署で】

 大津市消防局と湖南広域消防局の救助隊員計12人が4月1日から、海外の大規模災害で出動する総務省・消防庁の「国際消防救助隊(IRT)」に、県内から初登録される。12人は緊急時には要請を受け、24時間以内に成田空港に駆けつけ海外に向かう。

 国際隊は、1985年のメキシコ地震などを契機に86年に発足。過去17回の派遣実績がある。昨年7月の登録基準の改正で、全国15の消防本部が新たに加わった。大津市と湖南広域の両消防局も県内から名乗りを上げ、高度救助隊や特別救助隊に所属する各6人が登録する。

 このうち大津市消防局の発足式が25日、市中消防署であり、田中賢治消防局長が、6人に辞令や登録証などを交付。目片信市長が「市として国際協力に寄与できるのは意義深く、強い責任感を持って任務を遂行していただきたい」と訓示し、隊員を代表して野々口優消防司令補が「市消防局や日本の代表として国際貢献を誓います」と力を込めた。

 式後に、震災で倒壊した建物から人の救助を想定した訓練も実施。隊員たちは画像や音響の探査機を使い、素早く作業を終えた。

 隊員の任期は3年で、両消防局の中で、交代する予定。 (滝田健司)

(3月26日付け中日新聞・電子版:同日付け読売・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100326/CK2010032602000004.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100325-OYT8T01027.htm


【1003/217:中小企業支援】中小企業融資の金利を引き下げ/滋賀県、4月から一律0・3%

2010-03-27 01:06:44 | Weblog
 滋賀県は3月26日、セーフティーネット資金など県の中小企業向け制度融資の金利を一律0・3%引き下げると発表した。4月1日以降の借り入れ申し込み分から適用する。

 金利引き下げは昨年10月に0・2%引き下げて以来。民間金融機関の長期プライムレートが下がっているのに合わせた。引き下げによって、金利はセーフティーネット資金が年1・4%、緊急経済対策資金が年1・65%、開業資金の創業枠と成長枠がともに1・85%などとなる。

(3月26日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100326000191&genre=A2&area=S00


【1003/216:選挙】滋賀県知事選は7月11日投開票、参院選と同日選の可能性

2010-03-27 01:01:12 | Weblog
 滋賀県選挙管理委員会は3月26日、嘉田由紀子知事(59)の任期満了に伴う県知事選の日程を、6月24日告示、7月11日投開票と決めた。開会中の通常国会が会期延長されなければ、県知事選は参院選と同日選になる可能性が高い。

 県知事選をめぐっては、嘉田知事が2月の県議会で、再選を目指して立候補する意向を正式表明。共産党や労組でつくる「明るい滋賀県政をつくる会」も候補者を擁立する方針を示している。

(3月26日付け京都新聞・電子版:27日付けその他各紙も報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100326000096&genre=A2&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100327ddlk25010447000c.html

【1003/215:人事】県 異動、26年ぶり1500人下回る

2010-03-27 00:54:03 | Weblog
 県は25日、4月1日付の人事異動を発表した。教員、医師、看護師を除く規模は昨年より172人少ない1476人で、26年ぶりに1500人を下回った。年度末の退職者は5人減の179人。採用者も4人減って66人。観光振興課と国際課を統合して「観光交流局」を新設。温室効果ガス半減の施策推進のため温暖化対策室を課に格上げする。また、地域主権改革に向けて県東京事務所に次長級の政策推進監を置く。総務部長は西嶋栄治・琵琶湖環境部長を起用。同部長には正木仙治郎・県教委事務局教育次長を、経営企画担当理事に北沢繁和・合併担当理事を充てる。知事公室長は、前公室長の辞任を受け昨年12月から兼務する北川正雄・管理監が務める。【安部拓輝、後藤由耶】

(以下省略)

(3月26日付け毎日新聞・電子版:同日付けその他各紙も報道)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100326ddlk25010478000c.html