滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1003/61:市町村合併】安土アンケート結果、県は静観

2010-03-06 23:58:26 | Weblog
 安土町が実施した合併に関する住民アンケートで、近江八幡市との合併に反対する人が6割を超えたことを受けて大林町長が3月5日、県に報告に訪れましたが、アンケート結果について県は静観する姿勢を示しました。

 合併住民アンケートは、合併反対の立場をとる安土町の大林町長が去年10月の町長就任以来、実施を検討していたもので、4日行われたアンケート集計の結果、近江八幡市との合併に反対する人が4158人と、有効回答全体の62.12%を占めました。

 この結果を受けて大林町長は、合併を認めた県や国にも改めて考えを問いたいとして、けさ県庁を訪れ、嘉田知事に代わって応対した県市町合併担当の北沢繁和理事と面談しました。この中で北沢理事は「合併は法的な手続きで進められたもの」としてアンケート結果に対する考えは述べず、県としては静観する姿勢を示しました。

 安土町と近江八幡市とは、今月21日に合併することがすでに決まっていますが、大林町長は、週明けには、総務省にもアンケート結果を報告するとしています。

【関連ニュース番号:1003/41、3月5日など】

(3月5日、びわ湖放送・電子版)

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?no=16101

【1003/60:県内経済状況】2月の倒産過去最高の14件

2010-03-06 23:55:02 | Weblog
 民間の調査会社によりますと、先月の県内倒産の発生件数は、2月の倒産件数としては過去最高の14件で、1ヵ月の発生件数が10件を超えるのは、平成19年4月以降、35ヵ月連続となりました。

 民間の調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、今年2月の県内の倒産件数は前の月より1件多い14件で、2月の倒産件数としては、平成19年2月と並んで、昭和27年の集計開始以来、過去最高となりました。さらに、1ヵ月の発生件数が10件を超えるのは平成19年4月以降、35ヵ月連続となり、過去最長を更新し続けています。

 一方、負債総額は13億600万円で、10億円を超えるような大型倒産の発生がなかったことから前の月に比べ6億8800万円、また去年の同じ月と比べても6億3400万円の減少となっています。業種別では、建設業に加えてサービス業の倒産の増加が目立っています。

 今後の見通しについて、東京商工リサーチでは「政府の経済対策もとられているが、倒産の中心となっている中小零細企業の全面的な環境の好転には多くを期待できず、県内倒産の発生が沈静化するまでにはさらに時間が必要」としています。

(3月5日、びわ湖放送・電子版)

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?no=16100

【1003/59:音訳ボランティア】広報紙を声で届け30年 長浜の音訳ボランティア「さゆらぎ」

2010-03-06 23:49:25 | Weblog
【写真:目の不自由な人たちのために広報を音読して録音する「さゆらぎ」のメンバー=長浜市役所で】

 目の不自由な人に広報紙を声で届ける長浜市の音訳ボランティアグループ「さゆらぎ」が、今年で結成30年を迎える。代表の岩崎英子さん(62)は「言葉を聞いてイメージがわくように多くの情報を伝えたい」と意欲を新たにしている。

 1980年に活動を始め、市内の主婦を中心に15人が所属。市役所東別館の録音室で月2回発行される広報を当番制で音読し、テープに吹き込む。言葉から想像を膨らませやすいように、季節のあいさつや音楽を入れるなど工夫を凝らす。

 正確に発音するため、滑舌を良くする練習も怠らない。腹式呼吸や発声練習、読み方などの講習会を重ね、音訳に磨きをかける。最近は介護情報サービス「すずらん電話」も吹き込み、活動を広げている。

 テープは図書館と市社会福祉協議会で貸し出しているが、利用が少ないのが悩み。「本や新聞など要望に応じた情報も読んであげたい」と岩崎さん。「目の不自由な人だけでなく高齢者にも音訳を利用してもらえたらうれしい」と期待する。

 問い合わせは、岩崎さん=電0749(62)6901、テープは市企画調整課=電0749(65)6504=へ。 (浅井弘美)

(3月6日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100306/CK2010030602000007.html


【1003/58:知事選】嘉田知事再選へ 支援態勢を拡充 / 対話の会、総会で方針

2010-03-06 23:34:19 | Weblog
【写真:嘉田知事再選を目指して活動することを確認した「対話でつなごう滋賀の会」総会(大津市・ピアザ淡海)】

 嘉田由紀子知事を支援する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」の総会が3月6日、大津市内で開かれ、今夏の知事選での嘉田知事再選を誓い、組織強化など支援態勢を拡充する方針を決めた。

 約50人が参加した。寺川庄蔵代表が「1期にとどまらず継続しないと、本来目指す嘉田県政の実現は難しい。さらに結束して勝利したい」と呼び掛けた。嘉田知事も「次への県民の負託が受けられるよう、力をいただきたい」と支援を求めた。

 知事選への体制を強化するため、県議会会派「対話の会・びわこねっと」の4県議を副代表など幹部に充てる役員人事を決めた。また、来春の統一地方選とも連動させて推薦候補などの発掘を進めることを盛り込んだ活動方針も決めた。

(3月6日付け京都新聞・電子版:8日付け朝日・電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100306000129&genre=A2&area=S00

【「対話の会」 知事再選へ支援確認】

【写真:嘉田由紀子知事を囲み「ガンバロー」と声をあげる「対話の会」の寺川庄蔵代表(前列右から2人目)や関係議員ら=大津市におの浜1丁目】

■統一選候補者も発掘へ

 ローカル政党「対話でつなごう滋賀の会」(寺川庄蔵代表)は3月6日、大津市におの浜1丁目のピアザ淡海で総会を開き、今年夏に予定される知事選で嘉田由紀子知事の2期目実現をめざして活動を強化する方針を改めて確認した。県議会の知事与党会派「対話の会・びわこねっと」に所属する4議員のほか、民主党系会派からも3議員が参加し、嘉田知事とともに「知事選ガンバロー」と声を上げた。(大高敦)

 総会には対話の会の特別顧問に就く嘉田知事ら約50人が出席。今後の活動方針として、知事選の支援に加え、2011年春の統一地方選に向け、県議選などに出馬する公認・推薦候補を新たに発掘し、嘉田県政を安定的に支える態勢づくりをめざすことも決めた。寺川代表は「大事な年になる。一緒にがんばりたい」と呼びかけた。

 来賓あいさつでは、「びわこねっと」代表の清水鉄次県議が民主党系会派に向けて「民主党も支援表明してもらえると思う」と水を向けた。「民主党・県民ネットワーク」の西川敏輝県議は「知事から(推薦依頼の)話があれば検討するが、話がない」と切り返したが、「民主党の地域主権改革に先鞭(せん・べん)をつけたのは嘉田知事。その象徴が地域のことは地域で決めるとしたダム問題。私たちは応援していく」と述べた。

 嘉田知事は次期知事選で「県民党」を掲げて政党推薦を受けない方針だが、「脱政党ではない」として実際の支援の形には含みを持たせてきた。民主党系会派は所属議員16人のうち、西川議員を含めて5人が07年の県議選で対話の会の推薦を受けている。

 嘉田知事はあいさつで、現職と戦った前回知事選を「小舟でこぎ出し、相手は軍艦だった」と振り返り、「より大きな海に向けてこぎだす決意をした。みなさんの力をいただきたい」と支援を求めた。

(3月8日付け朝日新聞・電子版)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000291003080001




【1003/57:労働団体動向】春闘、参院選の勝利誓う / 連合滋賀が総決起集会

2010-03-06 23:29:18 | Weblog
【写真:春闘と参院選に向けた連合滋賀の総決起集会(大津市島の関・なぎさ公園)】

 連合滋賀は3月6日、春闘と今夏の参院選に向けた総決起集会を大津市島の関のなぎさ公園で開いた。雨の中、集まった組合員約5千人(主催者発表)は、労働条件改善を目指す闘争の前進や民主党政権の安定がかかる参院選の勝利を誓って気勢を上げた。

 中村憲市会長は春闘について「景気回復を図る一助として生活の防衛と向上を図ろう」と強調。参院選に向けては「滋賀の地で他党の追随を許さない強固な地盤を固めることが問われる」と述べ、滋賀選挙区で推薦する民主党現職の林久美子参院議員の再選に全力を挙げる姿勢を示した。

 集会では非正規労働者との連帯を意識した「すべての働く者の闘いとすべく取り組みを展開する」のアピールが採択され、組合員がガンバロー三唱でこぶしを突き上げた。

(3月6日付け京都新聞・電子版:7日付け中日・電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100306000137&genre=C4&area=S00
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100307/CK2010030702000004.html