彦根市の琵琶湖岸で砂浜が波によってえぐられる「浜がけ」現象が起きている問題で、地元の新海浜自治会が3月17日、浜を管理する県と、湖の水位を管理する国交省琵琶湖河川事務所に対応を求める要望書を提出した。
彦根市内では今月上旬、50~200メートルにわたる浜がけが13カ所で確認されている。段差は30~80センチで、県が近づかないよう注意を呼び掛けている。
自治会が、県と琵琶湖河川事務所に提出した要望書では、浜がけの速急な原状回復と、地元との協議の場の設置を要求。水位が高いときに強風が吹くことが浜がけの原因とされるため水位管理の運用見直しを求めている。
浜がけは数年おきに発生しており、県はこれまで浜に砂を入れたり砂止めの突堤をつくったりして対処しているが、抜本的な対策になっていない。
自治会の井上哲也幹事は「恒久的な対策を取ってほしい。県と河川事務所はこの問題では連携が取れていないのでは」と話している。(小西数紀)
(3月19日付け中日新聞・電子版)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100319/CK2010031902000026.html
彦根市内では今月上旬、50~200メートルにわたる浜がけが13カ所で確認されている。段差は30~80センチで、県が近づかないよう注意を呼び掛けている。
自治会が、県と琵琶湖河川事務所に提出した要望書では、浜がけの速急な原状回復と、地元との協議の場の設置を要求。水位が高いときに強風が吹くことが浜がけの原因とされるため水位管理の運用見直しを求めている。
浜がけは数年おきに発生しており、県はこれまで浜に砂を入れたり砂止めの突堤をつくったりして対処しているが、抜本的な対策になっていない。
自治会の井上哲也幹事は「恒久的な対策を取ってほしい。県と河川事務所はこの問題では連携が取れていないのでは」と話している。(小西数紀)
(3月19日付け中日新聞・電子版)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100319/CK2010031902000026.html