【写真:対話による拉致問題の解決を訴える蓮池さん=長浜市勝町の六角館で】
北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さんの兄で、前拉致被害者家族連絡会副代表の蓮池透さんが3月14日、長浜市勝町の六角館で講演し「経済制裁ではなく、具体的な対話を」と訴えた。
蓮池さんは、拉致問題の解決が進まない現状を指摘し「悪化した日朝関係のかじを大きく切るには、政権が変わった今がチャンス」と強調。2006年から続く経済制裁については「被害者救出に全くつながっていない」と批判し、「北朝鮮が何を望んでいるかを分かった上で行動すべきだ」と交渉による解決を主張した。
講演会は「9条の会・こほく」(長浜市)でつくる実行委員会が開いた。 (対比地貴浩)
(3月15日付け中日新聞・電子版:同日付け読売・電子版なども報道)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100315/CK2010031502000028.html
【「拉致問題 国の対応疑問」】
北朝鮮による拉致被害者・蓮池薫さんの兄、透さん(55)の講演会が14日、長浜市勝町の六荘公民館で開かれ、市民ら約80人が拉致問題の現状を聞いた。
透さんは冒頭、世論の関心が薄まり、足踏み状態が続いている事態に懸念を示し、「国は本当に被害者を取り返そうとしているのか」と国の対応を疑問視。今も被害者全員が帰国しておらず、薫さんが自分たちだけ帰国したことに負い目を感じていると話した。
さらに、「一番つらいのは、まだ帰国できていない人とその家族。彼らには、帰国できてもつらい面があることも知ってほしい」と話し、問題の根深さを強調。現政権の対北朝鮮政策については、「旧態依然で残念。他の被害者も帰国できるよう、経済制裁一辺倒ではなく、具体的な交渉や対話が必要だ」などと述べた。
(3月15日付け読売新聞・電子版)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100314-OYT8T00867.htm
北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さんの兄で、前拉致被害者家族連絡会副代表の蓮池透さんが3月14日、長浜市勝町の六角館で講演し「経済制裁ではなく、具体的な対話を」と訴えた。
蓮池さんは、拉致問題の解決が進まない現状を指摘し「悪化した日朝関係のかじを大きく切るには、政権が変わった今がチャンス」と強調。2006年から続く経済制裁については「被害者救出に全くつながっていない」と批判し、「北朝鮮が何を望んでいるかを分かった上で行動すべきだ」と交渉による解決を主張した。
講演会は「9条の会・こほく」(長浜市)でつくる実行委員会が開いた。 (対比地貴浩)
(3月15日付け中日新聞・電子版:同日付け読売・電子版なども報道)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100315/CK2010031502000028.html
【「拉致問題 国の対応疑問」】
北朝鮮による拉致被害者・蓮池薫さんの兄、透さん(55)の講演会が14日、長浜市勝町の六荘公民館で開かれ、市民ら約80人が拉致問題の現状を聞いた。
透さんは冒頭、世論の関心が薄まり、足踏み状態が続いている事態に懸念を示し、「国は本当に被害者を取り返そうとしているのか」と国の対応を疑問視。今も被害者全員が帰国しておらず、薫さんが自分たちだけ帰国したことに負い目を感じていると話した。
さらに、「一番つらいのは、まだ帰国できていない人とその家族。彼らには、帰国できてもつらい面があることも知ってほしい」と話し、問題の根深さを強調。現政権の対北朝鮮政策については、「旧態依然で残念。他の被害者も帰国できるよう、経済制裁一辺倒ではなく、具体的な交渉や対話が必要だ」などと述べた。
(3月15日付け読売新聞・電子版)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100314-OYT8T00867.htm