滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1003/133:拉致問題】致問題の解決へ「具体的な対話を」 長浜で被害者の兄が講演

2010-03-15 22:27:43 | Weblog
【写真:対話による拉致問題の解決を訴える蓮池さん=長浜市勝町の六角館で】

 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さんの兄で、前拉致被害者家族連絡会副代表の蓮池透さんが3月14日、長浜市勝町の六角館で講演し「経済制裁ではなく、具体的な対話を」と訴えた。

 蓮池さんは、拉致問題の解決が進まない現状を指摘し「悪化した日朝関係のかじを大きく切るには、政権が変わった今がチャンス」と強調。2006年から続く経済制裁については「被害者救出に全くつながっていない」と批判し、「北朝鮮が何を望んでいるかを分かった上で行動すべきだ」と交渉による解決を主張した。

 講演会は「9条の会・こほく」(長浜市)でつくる実行委員会が開いた。 (対比地貴浩)

(3月15日付け中日新聞・電子版:同日付け読売・電子版なども報道)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100315/CK2010031502000028.html

【「拉致問題 国の対応疑問」】

 北朝鮮による拉致被害者・蓮池薫さんの兄、透さん(55)の講演会が14日、長浜市勝町の六荘公民館で開かれ、市民ら約80人が拉致問題の現状を聞いた。

 透さんは冒頭、世論の関心が薄まり、足踏み状態が続いている事態に懸念を示し、「国は本当に被害者を取り返そうとしているのか」と国の対応を疑問視。今も被害者全員が帰国しておらず、薫さんが自分たちだけ帰国したことに負い目を感じていると話した。

 さらに、「一番つらいのは、まだ帰国できていない人とその家族。彼らには、帰国できてもつらい面があることも知ってほしい」と話し、問題の根深さを強調。現政権の対北朝鮮政策については、「旧態依然で残念。他の被害者も帰国できるよう、経済制裁一辺倒ではなく、具体的な交渉や対話が必要だ」などと述べた。

(3月15日付け読売新聞・電子版)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100314-OYT8T00867.htm

【1003/132:土地改良区不祥事】使途不明金1900万円 / 長浜の湖北土地改良区 

2010-03-15 22:19:29 | Weblog
■理事長辞任へ

 湖北土地改良区(滋賀県長浜市高月町)の内部調査で3月14日までに、1900万円の使途不明金があることが判明した。改良区は調査結果を総代に説明、酒井研一理事長は謝罪し、辞任を申し出た。

 改良区によると、使途不明金は関西電力が木之本町(現・長浜市)に計画していた発電所建設をめぐる地元協力金8億7800万円の一部。内部の指摘で調べたところ、9300万円が簿外会計で処理され、このうち2003年7月から07年3月までの交際費や旅費など1255万円に領収書がなかった。

 また、前事務局長に645万円が支払われていたが、「一般会計が不足したため私費で立て替えた分だ」と話しているという。

 酒井理事長は「前事務局長に一任していて知らなかったが、管理責任は私にある。誠に申し訳ない」と謝罪。北村又郎副理事長は「理事長の辞任は8日の理事会で受理した。27日の総代会で決定する。不適切に会計処理が行われていたのは事実で、今後は管理体制を厳格に行いたい」と話している。

【関連ニュース番号:1003/128、3月14日】

(3月15日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100315000022&genre=C4&area=S00


【1003/131:森林問題】公開シンポジウム:琵琶湖潤す“森”に思いを 来場者130人 / 草津

2010-03-15 22:10:26 | Weblog
 琵琶湖を潤し、多様な生き物を育(はぐく)む「森」について考える公開シンポジウム「第2回びわ湖の森の生き物」が3月14日、草津市下物町の県立琵琶湖博物館で開かれた。琵琶湖を取り巻く森林や川、生態系に携わる人たちの話に、来場者約130人が耳を傾けた。

 「びわ湖の森の生き物研究会」主催。まず、「森・里・湖のつながり」をテーマに、県内の博物館や山林組合、漁協などの関係者が森の歴史や現状、課題を報告。嘉田由紀子知事も「琵琶湖の森には、使用▽存在▽ふれあい▽交換--の四つの価値がある。森の存在価値を守るために、多様な人にかかわってもらいたい」などと話した。

 パネルディスカッションでは、会場も交え「だれが森を守るのか」「若者が果たす役割とは」などと活発な意見交換が行われた。嘉田知事は「(最近は)若者が第1次産業にかかわろうとし始めているが、障害も多い。中学生の職場体験に第1次産業を盛り込むなど、キャリアをイメージできる舞台が必要」と締めくくった。【中本泰代】

(3月15日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100315ddlk25040199000c.html