滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1003/30:環境活動】滋賀銀行環境報告書で優秀賞

2010-03-04 01:00:34 | Weblog
 環境省などが選ぶ今年度の環境コミュニケーション大賞の環境報告書部門で、滋賀銀行が、環境金融報告特別優秀賞を受賞しました。この環境コミュニケーション大賞は、環境省などが企業や団体の優れた環境報告書やテレビCMなどを選び毎年表彰を行っているものです。

 今年度の表彰式が1日東京で開かれ、環境報告書部門で滋賀銀行が環境金融報告特別優秀賞を受賞しました。

 環境報告書部門には、全国から287点の応募があり、受賞した滋賀銀行の「CSRリポート009」は、構成や記述がコンパクトでありながら、行間に環境に対する金融業としての想いが込められた読みやすい報告書になっている、と評価されました。滋賀銀行のCSRリポートは、環境への取り組み方針や活動内容を紹介するため平成13年から毎年発行されており、昨年度の奨励賞に続いて2年連続の受賞となりました。

(3月2日、びわ湖放送・電子版)

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?no=16074


【1003/29:ハイチ大地震】ハイチ大地震で水口高生が募金

2010-03-04 00:56:15 | Weblog
 今年1月に発生したハイチ大地震の被災者に義援金を送ろうと、3月2日、甲賀市の水口高校生が街頭で募金活動を行ないました。

 この募金活動は、広く世界に目を向けようと水口高校の先生が呼びかけたもので、生徒およそ60人が参加しました。生徒らは、ショッピングセンターやホームセンターなど市内3ヶ所に別れて、募金活動を行ないました。生徒らは始めは慣れない様子でしたが、次第に「募金お願いします」と大きな声を出して、買い物客らに協力を訴えていました。この日集まった募金は、ハイチ大地震被災者の義援金としてユニセフを通じて送られるということです。

(3月2日、びわ湖放送・電子版)

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?no=16078

【1003/28:琵琶湖文化館】休館中の琵琶湖文化館  収蔵文化財 九州へ“出張”

2010-03-04 00:40:41 | Weblog
■6~9月国立博物館  国宝3、重文33含む60件

【写真:人生の苦しみを表現した国宝「絹本著色六道絵」の一部「人道生老病死四苦相図」 / 銅の円盤に唐草文が精巧に透かし彫りされている国宝の法具「金銀鍍透彫華籠」(いずれも県立琵琶湖文化館提供)】

 2008年4月から休館している県立琵琶湖文化館(大津市)が収蔵している文化財約60件が、九州国立博物館(福岡県太宰府市、九博)で6~9月に公開されることになった。これほど多数の所蔵品が他館で展示される例は全国的にも珍しく、九博は「九州では数少ない仏教美術の一級品を紹介できる」と歓迎。文化館も「展示の機会が激減した収蔵品に日の目があたる」と喜んでいる。

 文化館には仏像や仏画などの仏教美術品を中心に7695点(国宝18点、重文197点)が寄託されているが、県の財政難などで休館を余儀なくされ、開館50周年の今年も特別な企画が催せない状況が続く。

 一方、今年が開館5周年の九博は「優れた仏教美術品を多く借りられる」と、文化館の休館を“逆手”に取った形で出展を打診。文化館も快諾し、両館の開館の節目を祝う「トピック展示」として公開することが決まった。

 展示は6月11日~9月5日(展示替えあり)。人生の生老病死の苦を描いた国宝「絹本著色六道絵(けんぽんちゃくしょくろくどうえ)」のうち「人道生老病死四苦相図(じんどうせいろうびょうししくそうず)」(鎌倉時代、大津市・聖衆来迎寺(しょうじゅらいごうじ)蔵)や、法具の国宝「金銀鍍透彫華籠(きんぎんとすかしぼりけこ)」(平安―鎌倉時代、長浜市・神照寺蔵)など、国宝3件、重文33件を含む計約60点を紹介する予定。

 01年まで滋賀県文化財保護課員だった九博の藤田励夫・保存修復室長は、「比叡山のふもとで育まれた滋賀の仏教文化は日本でトップクラス。その素晴らしさを伝える契機にしたい」と期待。文化館の井上ひろ美学芸員も「出展が決まり、必要な修復も進められるようになった。多くの人に文化館の現状や所蔵品の良さを知ってもらえる好機」と話している。

【関連ニュース番号:1002/204、2月25日;1001/58、1月10日;0912/80、09年12月9日など】

(3月3日付け読売新聞・電子版:6日付け中日・電子版も報道)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100302-OYT8T01219.htm
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100306/CK2010030602000009.html


【1003/27:雇用情勢】1月の求人倍率0.05ポイント上昇

2010-03-04 00:26:42 | Weblog
 厚生労働省が3月2日に発表した1月の県内の有効求人倍率(季節調整値)は0・41倍で、2009年12月より0・05ポイント上昇した。ただ、依然として全国平均(0・46倍)を下回っており、近畿2府4県では同年1月以来、13か月連続で最低値となった。正社員は前月より0・01ポイント改善し、0・21倍だった。

 同省滋賀労働局によると、1月の新規求人数は6772人で、前年同月比1・1%減と25か月連続で減少。製造業、運輸・郵便業、公的機関などで増加傾向となった。新規に求職活動を始めた人は7・6%減の7700人で、2か月連続の減少となった。

 08年10月~今年3月に職を失ったか、失う予定の非正規労働者数(2月18日時点)は58事業所の6039人で、全国では14番目、西日本では広島県(6209人)の次に多かった。就業形態別では、派遣57・9%、請負23・5%、契約8・3%などとなった。

【関連ニュース番号:1001/224、1月30日;1001/221、1月30日など】

(23月3日付け読売新聞・電子版:同日付け中日・電子版なども報道)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100302-OYT8T01232.htm
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100303/CK2010030302000003.html

【1003/26:県庁周辺活性化】県が街づくり構想 住民と議論、新年度中に策定へ

2010-03-04 00:16:42 | Weblog
【写真:文化施設が閉鎖する滋賀会館=大津市京町で】

 県体育文化館や滋賀会館など老朽化した県施設が多くある大津市京町の県庁周辺の活性化を目指し県は、にぎわいの創出を目指すための将来構想の策定に乗り出した。県民との議論を進め、新年度中に構想をまとめる。

 県庁周辺には、2008年12月に閉鎖された体育文化館や、今後文化施設の廃止を予定している滋賀会館など老朽化した県施設が集中。JR大津駅に近い県都の中心でありながら、市街地や商業施設は郊外化が進んでいるため、閑散とした県庁周辺を活性化することは長年の課題になっていた。

 そこで、県はこれらの県施設や現在、駐車場として利用している遊休地を活用し、街づくりを進めていくための構想を策定することにした。

 県立大建築デザイン学科の松岡拓公雄教授をリーダーとするグループに県庁周辺の現状や住民ニーズの分析、今後の活用方法などの研究を依頼。提出された報告書をもとに、たたき台として、将来構想の骨子案をまとめた。

【写真:閉鎖された体育文化館=大津市京町で】

 大津市や地元住民らと意見交換し構想案を策定中で、これをもとに議論を深め、新年度中に構想を策定する方針だ。

 骨子案では、目指すべき目標を、魅力ある住環境や都市機能の集積化によってにぎわいを創出することに設定。低層の集合住宅やスポーツジム、カフェ、病院、ベンチャー企業支援施設などの機能を備えることを提案している。

 滋賀会館や県庁別館など現在、使われている施設については、改修するのか取り壊して整備をするのかを検討する。

 県企画調整課の担当者は「施設を閉めると利用者が来なくなり寂しくなる。県庁周辺の活性化は長年、言われていてできていない。土地の所有者は行政なので、資産をどう活用するか考える必要がある」と話している。 (小西数紀)

【関連ニュース番号:1002/88、2月11日;1002/76、2月10日など】

(3月3日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100303/CK2010030302000005.html