6年連続で赤字となる見込みの大津びわこ競輪で、売り上げの大半を占める6月の高松宮記念杯(宮杯)の売り上げを伸ばす策を考えようと3月22日、市民らによる討論会が大津市の同競輪場で開かれた。市は「今年の宮杯(6月3~6日)の結果次第では廃止もありうる」としており、市民らは真剣な表情でアイデアを出し合った。
市が売り上げ145億円を見込んだ昨年の宮杯では、曜日や日程に恵まれたにもかかわらず、結果は前年割れの123億円。市は次の宮杯の売り上げを133億円と想定しているが、前年並みすら厳しいのが実情だ。
討論会には競輪ファンの市民9人が参加。「最後の宮杯かもしれないのにPRが足りない」「自分たちは他県の競輪場も行くのに、他県からは来ない」と意見をぶつけ合い、子供向け企画の強化や女子競輪の誘致などを提案した。杉本広延・同市公営競技事務所長は「次の宮杯こそ勝負どころ。なるべく今回の意見を反映させたい」と話した。【稲生陽】
【関連ニュース番号:1003/160、3月19日;1002/2月10日;0903/132、09年3月26日など】
(3月23日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100323ddlk25050250000c.html
市が売り上げ145億円を見込んだ昨年の宮杯では、曜日や日程に恵まれたにもかかわらず、結果は前年割れの123億円。市は次の宮杯の売り上げを133億円と想定しているが、前年並みすら厳しいのが実情だ。
討論会には競輪ファンの市民9人が参加。「最後の宮杯かもしれないのにPRが足りない」「自分たちは他県の競輪場も行くのに、他県からは来ない」と意見をぶつけ合い、子供向け企画の強化や女子競輪の誘致などを提案した。杉本広延・同市公営競技事務所長は「次の宮杯こそ勝負どころ。なるべく今回の意見を反映させたい」と話した。【稲生陽】
【関連ニュース番号:1003/160、3月19日;1002/2月10日;0903/132、09年3月26日など】
(3月23日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100323ddlk25050250000c.html