「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

八ヶ岳の縦走

2006-08-17 09:07:02 | 登山
13日に家を出発し、恒例の小川山へ向かう夫たちに観音平でおろしてもらい、一人で昼頃から八ヶ岳縦走に向かった。
編笠山(青年小屋泊)、権現岳、赤岳、横岳、硫黄岳(硫黄山荘泊)、東天狗岳、(麦草ヒュッテ泊)茶臼山、縞枯山、北横岳までまさに登ったり下りたりの連続の3泊4日間だった。単独でお気楽ということもあって、写真を撮りながらまた展望をゆっくり楽しみながらののんびりした山行だった。
八ヶ岳は、北の方は初めてだった。いったいどんな山が待ち受けているのか興味津々だったが、こうして縦走してみると、硫黄岳と天狗岳を境に何もかも違っていたのには驚いてしまった。
山が違うと、人まで違ってる。天狗岳に登る人が、南からと北からでは違ったタイプの人が入ってくるのがよくわかる。南からは、やっぱりザックも大きめのもので装備もちゃんとしている人が入山してくるが、北からはサブザックにスニカーというハイカーが入ってきている。
中山から少し行った下りでの途中で登ってきた少年3人に「天狗岳までどのくらい時間がかかりますか?」と声をかけられた。3人で地図とにらめっこしていたが、A4ぐらいの観光地図を見ていた。さすがに、南ではそういう人は見かけなかった。
ほんとうに、面白い山域だと思う。南の赤岳までの岩稜も天狗岳からの樹林帯も魅力的だった。
そしてついでに、横岳への登山道はロープウェーのさんちょう駅の坪庭を観光客に混じってあるき、和食も洋食も中華も美味しいごちそうをお腹いっぱい食べたような満足感を味わった。
ただ食傷気味だったのは、繰り返すアップダウンだった。これは、歳とともに応える。とはいっても、観光客に混じってこのロープウェーの列に並ぶことは今後はないだろう。