「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

悪あがきかな?

2007-01-18 10:10:36 | 雑感
昨日は、ライフワークのひとつである朗読で図書館へ行ってから、NジムへSさんと行って来た。月会員の申し込みもした。これで、ちょっとした時間の空きに、気軽に行くことが出来る。頑張るぞ~。しかしほんとうに、上手くなるのだろうか? クライミングを始めたばかりだったら目に見えるように上手くなるかもしれないと期待してしまうだろうが、そんな上手い話しはないことも内心知っている。
ダイエット食品もしかりだと思うし、世の中そんなに簡単に効果があることなどあるはずはない。しかし、「私は◯◯日で◯◯キロ痩せる」とか言うような考えられない数字が羅列してある程、「こんなん、あり得へん」とおもう反面「もしかしたら…」と思ってしまい実験してみたくなることがある。
だが、特別な黄色い財布を購入すれば金持ちになるとか、風水の絵を部屋に掛ければ運が舞い込んで来るというようなたぐいもチラシなど入っていると「嘘ばっかり~」と思いながらも隅から隅まで読んでいたりする。だがこういう他力本願だけのものは、現実的にはあり得ないと私は思っているので購入するまでには至らない。ダイエット食品も、健康食品なども自分でその根拠がある程度納得出来ないと、もちろん試したりはしない。
子どもの頃、この世にはない世界(あの世とか4次元)を思いめぐらしたり、本を読んでその世界に自分を登場(もちろんヒロインで)させたりして空想の世界で遊ぶ変な癖があったようだ。この現実の私は仮の姿、ほんとうは…、なんてよく考えていたような気がする。
しかし長い間生きて行く(大人になる)につれて、だんだん夢見る乙女は現実おばさんになり「そんなん、あり得ない」と自覚するようになった。それは挫折を味わうごとに己を知ったりして、現実に引き戻されていったようだ。だが、まだ大人になりきれないのか、現実が見えきっていないのか、その辺はよくわからないが悪あがきをしてしまうこともよくある。
その悪あがきが、今年に入ってからは9食分食べれば4キロ痩せるというクッキーだったり、Nジムの月会員だったりする。この成果はまだこれからだ。まぁ~、世間や自分が分かりかけて来たこの歳になって来ると、凄い成果を期待している訳ではないのだが、まだ諦めきれない自分がいる。そして、そんな自分が、少し恥ずかしいと思ったりもする。
こういう悪あがきをいつまでも出来るのは、自分に取っては幸せなことなのかもしれない。新年そうそう、夢見るおばさんである。