「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

Nクライミングジム

2007-01-12 11:30:11 | クライミング
水、木曜日と連日Nクライミングジムへ行って来た。最初から、なんでこんなに登れないのかと思うばかり。私のへぼさ加減を思い知らされる。しかし、事実なのだから仕方がないのだが…。それでも、「登っていれば上達への道」「知らない間に岩でも登れているようになる」とN氏がおっしゃるが、この言葉は営業用かと半信半疑で聞いている。2日間で唯一登れたのは5台のみ。6aにもチャレンジしたが、ダメだった。いまのところ、5台はトラバースに3本程とリード壁に2本のみ。このフランス式のグレードは私には全く実感がないのだが、グレードは対比してもしかたがないだろう。
今までのホシダとかパンプとはホールドの感触まで違う感じがする。一番の違いはガバが少ないこと。ホシダでは指のつけ根の当たりにマメが出来て痛かったのだが、ここでは、指の第二関節まで、2日目ではヒリヒリしていた。6aを登ってみたら、凄くバランスが悪い。というよりは、バランスが悪くてムーブが起こせない。「なんと、へんなバランスの悪いルートや」と登りながら苦戦していると、N氏から「反対の方を見ていて、反対の方へ動いている」と何度も指摘して下さる。生まれつき、バランス感覚が悪いのは承知しているが、こんなにも長い間やって来ているのにまだ治っていないのかと、少し自己嫌悪に陥った。それでも、時間を忘れて楽しく登ってきた。
次の日の夜も行ってみた。N氏が「新しいルートを作ってあるから」と顔を見たとたんにおっしゃって下さる。トラバースの後、そのルートを登ってみる。途中までで挫折。しかし、何回かのトライで一手づつ延びる。簡単に登ってしまう人を尻目に、少し悲しい気持ちがした。ちなみにグレードは6a。やっぱり、動きが反対だとN氏に指摘された。「言われる意味が、良く理解出来ない」と言ったら、その場で「大サービスや」と言いながら実技講習をして下さった。教わってみて、自分がどんな動きをしているのかが少し分かった気がする。やっぱり、自己流でやっているのは効率が悪かったのだろうか。備中で何年か前にお会いしたときには、近寄りがたい人というイメージを自分で作り上げていたN氏が、こんなにも気さくな方だというのにも驚いている。
長いおつきあいのホシダとしばらく離れるのは寂しいが、「へぼからの脱却へ」もがきにしばらくNクライミングジムに通ってみようかなと思っている。上手くなりたいものだ…。