一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

「将棋ペン倶楽部 通信61号 2023年夏号」

2023-06-23 01:17:59 | 将棋ペンクラブ
21日夜、「将棋ペン倶楽部」の最新号がまだ拙宅に届いてないことに気づいた。今回は通信号で、14日(土)か21日(土)には発送を終えているはずである。
念のため将棋ペンクラブの年間予定を繰ると、21日の発送だった。やはり。
私が焦っているのは、同じ状況で春号が届かなかったからである。そのとき私は事務局にメールを出し、すぐに会報を再送してもらったのだが、まことに味が悪かった。
だが、来てないものはしょうがない。今回は事務局に「私の名前が名簿から落ちているんじゃないのか」とメールを出した。相手の態度によっちゃ、退会も考えていた。
その後、深夜ではあったが、表の郵便受けを確かめてみた。すると、通信号が入っていて、ズッコケた。これはいつから入っていたのだろう? いずれにしても、ちゃんと届いていたのである。
私は家に入り、すぐに訂正のメールを出した。これを手順前後という。先に郵便受けを確認すればよかったのだ。私の人生には、この手の悪手が実に多い。まったく、穴があったら入りたかった。

そんなわけで、「将棋ペン倶楽部 通信61号 2023年夏号」を紹介しよう。
今号はちょっと薄く、32ページしかなかった。48ページはほしいところだが、書き手がいない。
美馬和夫氏の「将棋狂の詩」は番外編で、「マリオ逝く」。マリオとは、先日亡くなった武者野勝巳七段のことである。美馬氏が武者野七段に初めて会ったのは43年前のことらしい。それなら数えきれないほどの思い出があるわけで、本稿も、私たちの知らないエピソードが次から次へと出てくる。
魂のこもった4ページだった。
続くページも、森充弘氏による武者野七段の追悼文。こちらは1ページあまりながら、「近代将棋」での活躍を主題に、しんみりと読ませた。
ほかはK氏が、「中田宏樹九段渾身の一局」と題し、中田九段が谷川浩司王位に挑戦したときの模様を取り上げている。これも、よい追悼文である。
ほかは、N氏の「第12回シモキタ名人戦」レポートも出色。私は行きたくても行けなかったが、シモキタ名人戦があまりにも楽しそうで、「行きたくても行けない、こんな生活からオサラバしないとダメだ」と再認識させられた。
最終ページは、湯川博士氏による7「編集日誌」。2/3ページながら、これが相変わらず面白い。この、「もうちょっと読みたい」感がいいのだろう。

さて、次回は私の原稿が載る予定である。私の持てる力をすべて出して、書くつもりである。場合よっては、ブログの更新も何日か休むかもしれない。乞うご期待。
コメント
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