一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

9日のマイナビ決勝戦は、上田女流三段の勝ち!!

2015-03-10 18:58:03 | 女流棋戦
大東建託の攻勢が止まらない。今月は6日に営業が来た。その日の夜は、電話営業。そしてきょうはオバチャンの営業があった。女性は初だ。さすがに大東建託、ブラック企業の名に恥じない営業ぶりである。もうホントにかなわん、頭がおかしくなりそうだ。

きのう9日は、マイナビ女子オープンの挑戦者決定戦だった。3月9日といえば、6年前の同じ日、私は第2期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦のスポンサーになり、将棋会館を訪れていた。対局者は中村真梨花女流二段と岩根忍女流初段だった。
特別対局室の廊下を挟んだ控室にも入れてもらったが、居並ぶ棋士の中に部外者が紛れこむ絵はいかにも怪しく、誰も私に近づかなかった。そこに現れたのが米長邦雄会長で、会長は私の胸のプレートを見るなり、
「これはこれはスポンサー様、そんなところにおらず、ささ、こちらへ」
と、私を歓待してくれた。そばに山口恵梨子女流2級を確認すると、「(彼女と)対局はいかがですか」
とも勧めてくれた。私は丁重にお断りしたが、その申し入れはとてもうれしかった。
米長会長の盤外の言動に賛否はあったが、ファンを大切にする気持ちにウソはなかったと思う。
いま私がスポンサーになり、同じく控室に入れば、ほかの棋士も6年前とは違った対応をしてくれるだろう。しかしそれが棋士の心からの気持ちだとは思えない。付け焼き刃の応対はダメなのだ。

前置きが長くなった。きのうはスマホで実戦の進行を見守ろうと思ったが、スマホでは盤面が反映されないようで、ブログの局面図で、局面を把握するしかなかった。
将棋は上田初美女流三段が中飛車に振り、予想通り相穴熊になった。しかもお互い「四枚」で、これで将棋を見る気が失せた。女流棋士の穴熊好きは何とかなりませんか。
将棋は夕方に勝負がつき、上田女流三段の勝ち。第6期以来の五番勝負登場となった。
和田女流初段は残念だったが、終盤で読みが乱れたようで、この負けは仕方ない。
厳しく言わせてもらえば、和田女流初段のタイトル戦への登場は、まだ早かったようである。まあ、和田女流初段は17歳とまだ若い。これからいくらでもチャンスがあるし、また挑戦しないと、今回の活躍がフロックということになってしまう。
加藤女王×上田女流三段戦は、お互いの意地がぶつかり、面白い戦いになりそうである。
失うもののない戦いにあまり興味は湧かないが、熱戦を期待したい。
コメント
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