一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

木曜日のジョナ研

2012-11-29 12:43:02 | ジョナ研
22日の木曜日は、久しぶりにジョナ研があった。通常は金曜日の開催なのだが、翌23日は祝日で休み。30日(金)じゃちょっと間が空きすぎるということで、異例ながら木曜日の開催となった。
午後7時前、駒込ジョナサンに入る。しかしウエイトレスさんが姿を見せず、1分くらい待たされた。ようやく現れたウエイトレスさんは私イチオシのかわいいコだった。
奥のテーブルに向かうと、Hon氏が先着していた。まずはHon氏と将棋の話。しかし内輪ネタというか自虐ネタに終始する。将棋の内容…指し手の変化が出てくるFuj氏とは、ここが違う。
しばらく経って、Kun氏が現れた。Hon氏とふたりの場合、Kun氏を含めた3人の場合では、やはり会話の内容が異なる。ちょっとマジメな話になる。
やがてFuj氏も現れた。ほかにKaz氏が出席予定だったが、当日になってキャンセル。きょうはこの4人で進行する。
Fuj氏が加わったので、当然のごとく、将棋の話が指し手の話になる。彼はゴシップネタにはほとんど興味を示さないのだ。
とりあえず食事を摂って、引き続きダラダラする。8時半、堪えきれずに、という感じでKun氏が将棋盤と駒を出した。Kun氏、好きですね。まずはHon氏と対戦。Hon氏の四間飛車にKun氏は居飛車で迎え討つ。
今月から蕨駅前で植山悦行七段の将棋教室が始まっている。月2回、金曜開催で大いに食指を動かされるが、どうも子供対象に思える。しかしFuj氏は参加する気満々で、しきりに私を誘う。しかし金曜日はフジテレビ系「アイアンシェフ」がある。
Fuj氏は、「そんなものビデオで観れば」というが、全国のアイアンファンと同じ時間に同じ感動を共有するのがいいのだ。
Hon氏、藤井システム風だがオーソドックスな振り飛車と思いきや、突然△9三桂と跳ねた。これは穴熊相手には有効だが、Kun氏は左美濃系の囲いだ。果たして効くのだろうか。
Hon氏、さらに△8三銀と盛大に離れ駒を作り、△8五桂と歩頭に跳んだ。もう、何が何だか分からない。Honワールド全開である。
しかしこの攻めはさすがに無謀だった。以下Kun氏がうまくいなして、快勝。
負けたものの、Hon氏は毎回何らかの工夫をしてくる。何が飛び出るか分からないから、指しても観戦しても楽しい。感想戦も楽しかった。
続いてKun氏とFuj氏の対戦となった。角換わりの将棋に進む。前日まで行われていた竜王戦第4局に似ているが、最前線の将棋を指すところに、両者の研究の深さが表れている。
Kun氏が指し易いと思ったが、実際はいい勝負のようだ。私とHon氏はおしゃべりをしているが、横目で対局を観戦している。
それにしても対局者の気合がすごい。お互い熟考を重ね、読みの入った手を着手する。まるでどこかの道場で指しているかのようだ。
以下の攻防もおもしろく、形勢は二転三転する。Kun玉は入玉を果たしたが、周りに駒がなく、はなはだ心許ない。
時刻は10時を回っていて、Hon氏は帰る時間だが、あまりの熱戦に席を立つことができない。
Fuj氏がKun玉を追いつめ、Kun氏がFuj玉に王手ラッシュをするが、わずかに詰まない。Fuj氏の制勝となった。終了時刻は10時15分。それを待って、Hon氏の帰宅となった。いつもより15分の遅れで、奥さんに怒られなければいいがと思う。
本局、見ているこっちが疲れたから、指した両者は疲労困憊だったろう。とてもジョナサンで指す将棋とは思えなかった。
残った私たちで11時まで雑談。ここでKun氏は帰宅となる。「ふたりで残って将棋を指したら」とKun氏は勧めてくれるが、Fuj氏とふたりきりで将棋を指すなんてイヤだ。私たちも散会となった。
コメント
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