齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

フィリピンの安全性

2015-09-04 19:56:50 | 旅の安全
フィリピンの悪いイメージと安全性についてのお問い合わせがあったので回答します。その前に、私とフィリピンとの関わりから説明します。

初めてフィリピンに行ったのは2001年9月11日、つまり米国で同時多発テロが発生した日です。訪問目的は、マニラ南のラグナという町にある日系企業数社を韓国人の社長と訪問することでした。成田からはJALでマニラに向かいましたが、乗客の大半が普通のサラリーマンではない「その筋の人」で、あまりのガラの悪さに驚きました。いわゆるタレントを日本に連れてくる人たちのようでした。着いた当日は、宿泊先のマンダリンホテルの近くの「Wasabi」という日本食レストランで食事をし、韓国人向けのパブで飲み会。十分に飲んでホテルに戻り、翌日眼を覚ますとテロのニュースが流れていました。最初は映画かと思いましたが、現実と知り大変驚きました。また、オサマビンラディンの妻の一人がフィリピン人という噂が流れ、街中にもテロを警戒して警官の姿が増えたのを覚えています。

それから10年が経ち、状況は変わってきました。いわゆるタレントビザが支給されなくなり、飛行機の乗客も普通のサラリーマン、スキューバダイビングを行う旅行者、学生のスタディグループ等になり、一見して「その筋の人」というのは皆無になりました。
フィリピンは経済発展を続けており、高層ビルやショッピングモールも次々にでき、高速道路の車線も増え、サービスエリアもでき、とその変化には目を見張ります。

私が最初にフィリピンを好きになったのは、何回かラグナの日系企業を訪問した後で、疲れを癒すべくタール湖に行ったときでした。ラグナからタール湖のある山に向かって車で行ったのですが、途中ののんびりした農村の風景、白と緑の制服を着た学生たち、山から見下ろすタール湖と周りの自然の美しさ、大感動でした。それ以後、マニラ周辺や、ボホール島などに行き、自然を満喫しています。

さて、本題の安全性ですが、「安全に過ごせば安全」というのが私の結論です。日本以外では、「手放しで安全」という国は少ないということです。フィリピンも例外ではなく、私は、地元の人や現地の日本人に聞いて安全なエリアと危険なエリアを確認し、危険なエリアには行かない、ホテルは安全な地域のレベルの高いホテル、原則移動は徒歩ではなくホテルのタクシーか知り合いの車。最近は電車、ジプニー、トライスクルにも乗りますが日中だけ。費用は掛かりますが、「安全は金で買う」というのが基本的な方針です。ボホール島などの田舎に行くと危険度はかなり減りますが、安全に関する方針は同じです。

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1 コメント

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物価 (ウガンダ)
2011-11-19 22:36:29
物価はどのくらい違うのでしょうか。
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