齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

二度目のコロラド・ニューメキシコ(実行編):広すぎる!メサヴェルデ国立公園

2019-10-27 22:42:58 | アメリカ西部
良く寝た。気分爽快。本日のプランは、メサヴェルデ国立公園のみ、余裕!

世界遺産のメサヴェルデ国立公園は、1984年以来、35年ぶり2回目の訪問。
前回は、カリフォルニア州サンノゼから車の旅、片道3日はかかたのではないか。
何故、当時、飛行機を使わなかったのか?
それは途中の州、町もすべて初めての土地で物珍しかったからだ、といいたいが、飛行機に乗りなれていなかったから。
飛行機に乗ったのは1979年に米国に出張1回、それと1983年末の渡米時の2回。敷居が高かった。

さて、メサヴェルデ国立公園は宿泊先のデュランゴから160号線で35マイル。多少の山道としても40分程度。
National Geographicの『Scenic Highways & Byways』に紹介されているSan Juan Sky Wayの一部を通ることになる。
今回の旅では、この本に紹介されているBywayを4回走る、これも楽しみの一つだ。





旅の全工程のほぼ中間ということで、ちょっとだらけているうちに出発が10時半になってしまった。
メサヴェルデ国立公園のビジターセンターに着いたのが11時10分。途中でガソリンを入れたことを考えると予想より時間はかからなかった。
ビジターセンターの裏には、Point Outlookという山が聳え立つ。





ビジターセンターではツアーのチケットを販売していた。公園内の住居にガイドと一緒に行くツアーだ。
結構な行列だが、そこまで見たくない(歩きたくない)我々はスキップ。早々とお土産を買って、公園内へ。

途中、Montezuma Valley OverlookとPark Pointに立ち寄った。
Park Pointは、この公園内で一番高い場所で、2613メートルあるが、周りの平原も2000メートル前後ありので、それほどたかいという感じがしない。
ここから、どこが州境か分からないが、ユタ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州が見えるのだそうだ。





Far View Lodge近くの、ビジターセンター(記憶にないが昔はここがビジターセンターだったらしい)でランチ。
なんと、ラーメンコーナーあり。売れるのかな。
私の滞在時間中、注文している人はゼロ。日本人向けではなく中国人観光客向けではないかと思った。
我々は、メキシカン風サラダを注文。





ここから遺跡群のあるところまでは、15キロくらいあっただろうか。公園内は制限速度がかなり低いので移動に時間がかかった。
渓谷の断崖の岩棚の間に住居を作ったのは何故だろう。水は、トイレは、といろいろ考えてしまう。















遺跡群だけでなく植生もなかなか面白い。ユッカの実、初めて見た。サボテンもあるんだね。









公園入口からチェイバンメサまで40キロ弱。
とにかく広い公園なので、結局、西側にあるウェザリルメサまでは行けなかったが、十分に遺跡と自然を満喫できた。

さて、デュランゴのホテルへ一旦戻り、徒歩でカミサンポ(カミさんと散歩)。
ちょうど駅に名物の蒸気機関車が戻ったところであった。結構、客車の列も長い。夏のシーズンは、乗客もいっぱいなのであろう。





汽車の旅もしたいが、そこまで時間を作れない。のんびりできない性格も災いしている。
駅舎の中には大きなストーブもあり、山の中の田舎の駅の雰囲気が出ている。





町中を回る馬車も登場。日本で言えば浅草の人力車。さすが観光の町。





夕食はこの町一番のハンバーガー、GRASSBURGER。徹底的にWelldoneに焼いたバーガーは、私の好きな塩と胡椒だけの味付け。
牛肉の味が引き立っていて、絶品でした。
帰国後、ビーフ100%のひき肉をWelldoneに焼いてハンバーガーを作ってみた。
味はいい線にだったが、ひき肉が細かすぎ。もっと荒々しさを出さないとGRASSBURGERにはならない。
その後、東京の麹町のThe Burger Shopでほぼ同じ肉の粗さのバーガーを食べるこことができた。ここはお勧め。







デュランゴは、観光の町。良いレストランも多く、安全。コロラド南西部に来る機会があったらここにもう一度、泊まりたい。





さて、明日は、サンタフェまでの移動。266マイル(426キロ)の旅だ。


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二度目のコロラド・ニューメキシコ(実行編):米国でもっとも高さのある砂丘(グレート・サンド・デューンズ国立公園)

2019-10-20 23:23:06 | アメリカ西部
9月17日の朝のフォート・ガーランド(Fort Garland)。日の入りは6時50分。やはり、ここまで来ると寒い。



キャンピンカーで旅行をしていても、ホテルにも泊まるようだ。昔と違うのは、ソーラーを積んでいること。



朝食の提供はなしとのことだったので、朝食は部屋ですませたが、コーヒーとパンがフロントにおいてあった。



さて、今日のプランは、グレート・サンド・デューンズ国立公園(Great Sand Dunes National Park)を訪問し、デュランゴ(Durango)まで160号線を移動。

デスバレー国立公園やホワイト・サンズ国定公園などに砂丘はあるが、このグレート・サンド・デューンズ国立公園の砂丘は、最大高低差が229メートル。これは全米一の高低差。

9時出発。ホテルからグレート・サンド・デューンズ国立公園までは、車で約30分。途中は原野。パイクスピークよりも高いブランカピーク(Blanca Peak、14,345フィート)の山すそを進む。曇り空だと自然の厳しさが一段と増して感じられる。







左手に砂丘を見ながら進むと公園のビジターサンターがあり、その周りに原野を散策できる遊歩道が整備されていた。山吹色の花が美しかった。





ビジターセンターから更に北上すると砂丘へのアクセスポイントに出る。駐車場と砂丘の間の平らなエリアは、雪解けの頃は、川になるそうだ。









砂丘まで歩き登っている人もいたが、我が家はその手前まで。

バイク旅行のグループ。自分ではしたことがないので羨ましい。ちなみにバイクのレンタルもあるらしい。



原野がすっかり気に入った。ワイエスの絵のようだ。





1時間半ほど滞在し、近郊で一番大きな町、アラモサ(Alamosa)でランチ、と思ったが調査不足でお目当てのメキシカンレストランが見つからず本屋だけ見て退散。





本屋は、落ち着いた良い店でした。良い本屋に入るとなぜかホッとする。これはAmazonでは味わえない。

ここから目的地のデュランゴまでは140マイル。途中のパゴサ・スプリングス(Pagosa Springs)がリーゾート地としてそこそこ有名なので、そこでランチとしよう。

途中は山また山の景色。



パゴサ・スプリングに着いたのは、2時。アンティークショップやリサイクルショップなどがある落ち着いたリーゾートの町でした。



こんなクラッシックカーまで。



地ビールの店でハンバーガー。玉ねぎのビール煮をソースにしたハンバーガーを注文。
う~む、ソースなしの方がよかった。塩、胡椒だけの方が肉そのものの味が味わえる。禁酒中でビールはなし。



3時に出発し1時間半でデュランゴのキッチン付きホテルWyndhamに到着。このホテルは、デュランゴ駅の近くにあり、中心街まで歩いて行けるので便利。



町中の見学は明日に回し、近くのスーパーにだけに行って食料を調達し、またまた、ステーキを焼き、缶詰のクラムチャウダーを温めて夕食。
ステーキを焼くコツがつかめてきた。もう、ステーキ屋で高い金を払う必要はない(帰国後も2回ほどアンガスビーフでトライ)。
ちなみにこの町は、北のSilvertonまで行く蒸気機関車がけん引する列車が有名。片道2時間半。また、レベルの高いレストランも多い。



さて、明日は二度目だがカミさんが是非行きたいと譲らなかったメサヴェルデ国立公園(Mesa Verde National Park)。
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二度目のコロラド・ニューメキシコ(実行編):コロラドスプリングスの「神の庭」って!

2019-10-12 08:52:48 | アメリカ西部
台風19号の接近で、予約した飛行機がキャンセル。三連休の楽しい予定が飛ばされてしまった。仕方がないのでブログ書き。

US News & World Reportによるとデンバーは米国の住みやすい街の2位、コロラドスプリングスは3位。スゲー!

それにしても暖房を点けて寝たので、のどカラカラ。住みやすくないじゃん!!昼冷房、夜暖房、寒暖差が好きな人には住みやすい街、住んでみたい街。

さて、まだ、朝の4時。カミさんは熟睡。一人でお茶しますか。



アメリカのホテルには、必ずコーヒーメーカーが付いている。最近は、このカセットタイプが多い。インストラクション通りにコーヒー豆が入った丸いカセットをコーヒーメーカーに装着し、水を入れて、コーヒーカップを置き、少し待てばできる。センサーが付いていて、カセットやカップを置かないと動作しないようになっている優れもの。コーヒーの他に、ココアや紅茶が追加されたようだ。このタイプは、お湯だけを沸かすことができないのが難点。

十分に寝たカミさんと朝食に。庶民的なホテルの朝食のメニューはほぼ同じ。スクランブルエッグ、朝Macと同じソーセージ、ハム、カリカリに焼いたベーコン、果物、ポテト、シリアル、マフィンやベーグル、コーヒーとオレンジジュースなど。このホテルでは、オムレツを作ってくれるらしいが、担当者不在のためあきらめた。これ以上の朝食を望む場合は、ワンランク上のホテルじゃないとね。



さて、今日は「神の庭(Garden of The Gods)」訪問、そしてGreat Sand Dunes国立公園近くの町、フォート・ガーランド(Fort Garland)までの移動。計131マイル(210キロ)のドライブだ。昔は、一日300マイル以上走っていたので、100マイル強は、楽勝。眠ってても行ける。。。。。そんな訳はない。

ホテルがあったコロラドスプリングズ北からフリーウェイ25号線に乗り、少し南に進むとその名もGarden of The Gods Roadと交差する。結構にぎやかな通りで、正面にはパイクスピーク(Pike's Peak)が見えてくる。パイクスピークは、アメリカでは有名な山の一つ。探検家パイクによって紹介された標高4302メートルの山だ。車で登れることでも知られており、毎年、車とバイクのスピードレースが行われている。



「神の庭」は、上の写真の道を直進し、突き当りを左折し、数分進むと到着する。大きなVisitor Centerがあり、そこからの眺めも良い。



突き出た岩がゴジラの背中のようで、「神の庭」というより、ゴジラの眠る山といった感じ。背後にパイクスピークの雄姿が見える。4000メートル級の山に車で行くことには、当初、興味があったが、眺望がそれほど良くないことから今回のプランからはドロップ。

ビジターセンターの正面の道を入ると大きな看板がある。



ここを直進すると周回道路にでる。一方通行になっており、最初の駐車場で降りて、軽く散策、のつもりが、結局、2時間ほどハイキング・











車椅子の人も散策できるほど、道路が整備されており、起伏も少ない。奇岩をみながら楽しい散歩ができる。

周回道路を一周せずに、周回道路の南端からリッジロード経由で24号線に出た。途中のHigh Point Overlookからの360度の眺めはお勧め。

24号線をフリーウェイ25号に向かい、フリーウェイに入る前にようやくランチ。あまり気が進まなかったが、カミさんの希望でArby'sへ。



昔より食事のレベルが上がった。肉食系チェーン店ではトップクラス(かってな私だけの勝手な評価)。

満腹で眠くならないことを願いつつ、フリーウェイ25号線を南下。プエブロを少し過ぎたところで、今回の旅で最初で最後になったレストエリアでトイレ休憩。ついでにカタログなどを収集。ミシシッピーのレストエリア同様にりっぱな建物でしたが、無人でした。



フリーウェイ25号線をさらに南下し、ワルセンバーグ(Walsenburg)で給油し、160号線に入った。ここで渋滞。



結局、道路が閉鎖され、迂回することになり、おまけに道を間違えて1時間ほどロス。

その後は順調。3000メートル弱の峠を越えるとフォート・ガーランド(Fort Gurland)はもうすぐ。

この町は、160号線と159号線が交わるところだが、町は小さい。それでもピザぐらいは作れるレストランがあるらしい。どこに?



ホテルは、地元のMountain View Motor Inn。Booking.comの評価は良かったが果たしてどうか。

評判どおり、ホテルのスタッフは親切。部屋はやや古いが悪くない。ウオーキングクローゼットがついていたが、使い道がなかった。



夕食はピザではなく、ワルセンバーグのSafewayで買った食糧で軽くすませた。スーパーで買ってホテルで食べる、いわゆる内食が最近のカミさんとの旅の楽しみの一つ。



Great Sand Dunes国立公園はこの時期、24時間営業だそうだ。つまり、「月の砂漠」の写真が撮れる。

ホテルは9時にはロックされるそうで、それ以降はホテルのカードキーで入るのだそうだ。万一、カードリーダーが壊れたら、カードの磁気が消えたら、などと想像すると。。。。

無理しないで、明日、ゆっくり見ることにする。

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二度目のコロラド・ニューメキシコ(実行編):デンバーのレッドロックス野外劇場とWalmartにびっくり

2019-10-05 17:31:59 | アメリカ西部
昨晩9時過ぎまでホテル近くのTargetやWorld Marketで買い物をして、時差調整をしたので、まずまず眠れた。とぎれとぎれでも計5時間眠れれば私の場合は十分。

今日の目的地は、デンバー一番の見どころレッドロックス野外劇場(Red Rocks Amphitheatre)と、この旅、唯一計画に入っているショッピング、プレミアムアウトレットでの買い物。では。

チェリークリークのホテルを出発したのは、ゆっくり目の10時。デンバーの南西にあるレッドロックス野外劇場へは、Colorado Blvdを南下、ハイウェイ25号を北上、6号を西に進み、ハイウェイ70号と乗り継ぎ、州同40号線との交差点で降りると標識がでてくる。

赤い尖った岩山が突き出す景色の中を進むと野外劇場の駐車場が見えてくる。劇場上部に一番近い駐車場には止められなかったが、二番目に近い駐車場に到着。ここまでホテルから約40分。





さきに劇場の全景をお見せする。



尖った岩山が劇場の両側に来るように、自然の地形を利用して設計されている。遠くにデンバーのビル群が見える。夜は夜景が奇麗なのであろう。

劇場の最上部。



この最上部につながるスペースが広場になっていて、コンサートがあるときは開店しているのであろう出店もある。



また、ミュージアムとショップが併設されており、コンサートのパンフレットなどが展示されていた。



私たちが滞在した週末もGreen Sky Blue Grassというミュージシャンのコンサートが開催されていたが、我々の趣味ではないの鑑賞はなし。
でも、趣味の合う音楽なら、夏の夜に是非来たい野外劇場であった。

さて、2時間ほど過ごして、次の目的地、プレミアムアウトレットに移動。デンバーの北にあり、ハイウェイ70号を東に進み、25号を北上して30分ほどで到着。



昨年行ったメンフィスのアウトレットは、がらがらでかつ店員がやるきなし、の状態だったので、ここも同じかと思ったが、結構、賑わっていた。

いつもどおり私は長そでのカジュアルなシャツとTシャツを買い、満足、満足。日本で買う場合の半額といったところ。カミさんは、ダウンのコートを購入。

一段落したところで遅めのランチ。フードコートのStirfry88というPanda Express(最近、原宿に出店)に似た中華のファストフードで調達。
チャーハンまたは焼きそばにおかず2品という組み合わせに。おかず3品もあり。飲み物は持参した水、安くすんだ。意外と倹約家。





結構、自分でも驚くほど買い物好きだったようで3時間半も過ごしてしまい、4時半過ぎにコロラドスプリングスに向かってGo。

デンバーからコロラドスプリングスは、ハイウェイ25号で約70マイル(112キロ)。デンバーの市街地を抜けると、コロラドらしい草原を突っ走る。
US Air Force Academyらしき景色が現れたらコロラドスプリングス北部にある目的のホテル、The Academy Hotelの近くだ。ここまで約1時間。
6時前に到着できた。旅の安全心得の一つが、「明るいうちにホテルに到着」。事前に日出・日の入りの時間は調べておいた。

今回の旅では、チェーン店のホテルだけではなくローカルなホテルにも泊まってみよう、という目標もあった。その一つがこのホテル。
設備は新しくはないが、問題なし。チェックイン後、近くのWalmartへ行ってみた。



「巨大」の一言。写真に写っている幅の3倍はあり、食料品も含め商品も充実。ネットに押され、業績不振と聞いていたが、去年、ルイジアナあたりでいったWalmartとは別の店のようだ。
家族で行く場合は、待ち合わせ場所を決めておかないと、探すのが大変。Whole Foodsで食料品を買う予定であったが、Walmartの食糧品も充実していたので、ここで夕食の購入となった。

さて、デンバーは、Mile High Cityと呼ばれ、標高が約1600メートル。コロラドスプリングはそれよりも少し高く約1800メートル。
この日は9月15日、日中の気温は30度を超えていましたが、夜は12度くらいまで下がります。このため、昼は冷房、夜は暖房。信じられない。



しかも乾燥しているので、唇がバリバリ。カミさんからリップクリームを借りた次第です。

さて、明日は、「神の庭」(Garden of The Gods)。天気は問題なさそう。





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