齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

地中海の青い海を求めてシチリア島(イタリア)へ「カミサンポ」&バス旅:最終日、え~そんなの調べてないぞ!

2018-12-29 23:32:52 | ヨーロッパ
パレルモ発7時30分の便なので、ホテルを5時に出発。タクシーはしっかり時間前に来ていました。

早すぎて空港はがらがらかと思いきや意外と混雑。しかもどこに並ぶべきか分からない。並んでいる人に聞いても分からない。
一番、空いているカウンターに行き尋ねると「ここよ」と言ったような気がしました。とにかくチュックインできるのでホッ~。



でも、それもつかの間、「ミラノの空港は到着する空港と北京に行く空港が違うから気を付けてね」と言われ、
「乗り継ぎ時間が4時間あるから大丈夫、バスで行けるから」とのことでした。
確かに航空券を見ると到着するのはLinate Airport、出発するのはMilano Malpensa Airport。

慌ててネットでチェック。

・バスの場合、空港間を結ぶバスもあるが本数が少ないとのこと(実際に1時間に1本もなし)
・普通はLinate空港から中央駅までバスで行き、乗換てMalpensa空港へ向かう。ただし、乗換が分かりにくく、渋滞があると時間がかかるとのこと
・残る手段はタクシー

不安情報のみ。日本みたいに何もかも便利な状況にはなっていない。
とにかく予定外(私のチェックミス)のことになりATMでお金を下ろしました。



さて、飛行機は予定通りの時間に出発し、予定通りの9:05にLinateに到着。

初めての経験ですが、飛行機の降り口が前と後ろにあり、後ろからタラップを降り、バスで空港ターミナルに移動。
預けた荷物は、Malpensa空港に自動的に運ばれますが、さて我々はどうするか。

案の定、空港間のバスは約2時間後。中央駅に行くバスはどこ・・・・と探し始めてみると、Malpensa空港に行くタクシーのカウンターがありました。
金額はうる覚えですが70ユーロ。お金をおろしておろしておいてよかった。空港間の距離は約70キロ。1時間弱かかります。



Malpensa空港に無事到着しホッ。



ここでイタリア最後の買い物とお茶。





結構、こじゃれた空港です。ただ、出国手続きに時間がかかるので要注意。長蛇の列に加え、間に合わなくなると割り込む人が出てきて大混乱。それを整理する職員もいませんでした。



北京まではAir Chinaですが、安いのは魅力。日本や欧米系の航空会社の半値。
問題は、飛行機の中で見られる映画が少ないこと、北京での乗り継ぎ時の荷物検査に時間がかかることです。

すべて終わり北京空港で朝粥。これは旨いし、疲れた体に優しい。





羽田行きの飛行機の中でもお粥がでて、眠いからいいですと断ったところ、CAが二人来て「何故食べないの、美味しいのに」となかなか帰ってくれませんでした。食べさせるノルマでもあるのでしょうか。フィリピンから帰るときのJAL便でもあったが。

ようやく羽田に到着、カミさんがトイレに行っている間に、若い女性の悲鳴が!!!!!!
ジャニーズの誰かが到着したらしいです。しかも、私の横を通ったようです。
でも、だれだか全く分からない。
平和な国、便利な国、日本に到着。

カミさんの還暦祝いの旅、いい旅でした。
いろいろ情報をいただいた職場のIさんに感謝。

今年のブログはこれで終了です。読者の皆様もよいお年をお迎えください。そして来年もよい旅を。

来年のブログは、11月にいったベトナムのハノイでスタートです。では、また。


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地中海の青い海を求めてシチリア島(イタリア)へ「カミサンポ」&バス旅:パレルモのファストフード

2018-12-29 22:35:29 | ヨーロッパ
コーヒーを飲みながら読書をしているうちに雨が上がり、嘘のような青空が見えてきました。

赤いドームが印象的なサン・カタルド教会のあるベッリーニ広場から、何度来たか分からないクアットロ・カンティを通り、マクエダ通りを最後のカミサンポ。





マクエダ通りで最後まで気になったのは、この衣料品店。日本にはない配色。ただ、日本で日常使うには少し地味なものを選んだ方がよさそうだ。
買おうか買うまいか迷っていたカミさんもついに小物をチョイス。買っちゃったか!





何回も通ったマクエダ通りですが、新たな発見。地元のファストフード店「CHIPSWEET」。
MADE IN SICILYとあり、この島独自のファストフード店らしい。フライドポテトの他にシーフードの素揚げがありました。









うーん、揚げたてで旨い、ビールが欲しい。これはお勧め。

パレルモはこれで終わり。というよりシチリアの旅は終わり。明日は、ミラノ、北京経由で羽田。

夕食後、ホテルのフロントにタクシーを頼み、荷造りをし直して就寝。

あ~~幸せな旅だった!
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地中海の青い海を求めてシチリア島(イタリア)へ「カミサンポ」&バス旅:パレルモの美術館めぐり

2018-12-26 23:36:42 | ヨーロッパ
私とカミさんの旅行の特徴の一つは、その町の美術館に行くこと。ここパレルモでは、シチリア州立美術館と近現代美術館に行くことにしました。
カミさんはもともと油絵画家で、堀井英雄先生等に師事。私は飯が食えるようにエンジニアの道に進みましたが、好きなことはデザイン。
クアンタム社でマーケティングを担当していたときは、広告作りが大好きで、日経から賞ももらいました。
その血を引いたせいか、息子は漫画家に。『死都調布』(リイド社)よろしく。生活は大変らしい。

さて、出かける前に朝食をがっちり。食事の種類は、タオルミーナのホテルには及びませんが、食器はさすがにいいものを使っています。
また、自動搾り機で、オレンジをその場でまるごと搾るジュースは美味。日本にこの機械がないのは、オレンジが高いからか。





ホテルのなかの装飾は風格があります。





美術館はプレトーリア広場東地区にあります。
ホテル裏手のマッシモ劇場に一旦出て、マクエダ通りをカミサンポしながら、ベッリーニ広場の奥から斜めに海に向かって進むというのが本日のコース。

朝早いマッシモ劇場の前の広場は、掃除中。













シチリア州立美術館は、海沿いの公園にほど近いところにあります。

15世紀後半に建てられたアバテッリス宮殿を利用した中庭のある美術館で、1階は主に彫刻(彫像)、2階は絵画を展示。受付は不愛想。さすがお役所。
お土産物コーナーや飲食の場所はなし。水は絶対持参必要。では、気に入った胸像などをご紹介。













この美術館で有名なのは、大きなフレスコ画「死の凱旋」、油絵の「受胎告知のマリア」。

さて、この美術館を出て海の方に少し進んだ角が教会Chiesa di S. Maria della Pieta。名所ではないようですが、立派。







昼時なので、ランチの場所を探しながら、Foro Italicoをワンブロック歩き右折すると正面に教会Chiesa di S. Teresaが見えます。



その手前右の小さな店先に人だかりが。



ツナのパニーニ。これは美味、「庶民の本当に旨いもの」に触れたきがしました。



新橋ガード下の焼鳥屋のような雰囲気。

先ほどの教会を右折すると、シーフードレストランが数件軒を並べています。夜、来たい気もするが治安はどうか。

破れかけたポスターとトタン板でさえデザインを感じます。偶然見つけたこう言う景色が好きですね。



そして現近代美術館に着くころには土砂降りの雨。折り畳み傘を忘れた。

さて近現代美術館は、一部停電のため料金は半分でした。ここは土産物コーナーあり。観光シーズンにはレストランも営業しているらしい。では、内部の様子を少々。







一部停電。







この老婆の像は、今にも動きそう。



エトナ山の様子。



プレトーリア広場。本当に昔からあったんだ。当たり前か!



人が少ないのでゆっくり見られました。

美術館巡りはこれで終了。この後、雨がひどいのでバールでお茶して雨宿り。



続きは雨が上がったあとに。
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地中海の青い海を求めてシチリア島(イタリア)へ「カミサンポ」&バス旅:パレルモへのバス旅。カリフォルニアのような景色に酔いしれ!

2018-12-24 00:41:11 | ヨーロッパ
タオルミーナのバスターミナルを出発した路線バスは、タオルミーナ駅前などで客を乗せながら、海沿いの道をカターニアに向かって進すみます。



途中の大きな町は、ジャルディーニ・ナクソスというギリシア植民地とされた町。
ここから乗ろうとする人が沢山いましたが、座席数しか乗せないようで、ほとんどの人は次のバスを待つことに。いつ乗れるのだろう。



途中から高速に乗り、エトナ山を進行方向右手に、海を左手に見ながら進みます。

カターニアのちょっとすさんだエリアの一角にあるバスターミナルに到着。ここまで約1時間半。
一人でバスを待っている若い女性もいるので、治安は悪くはなさそうだ。



この広場にチケット売り場がないので、どこかとその女性に聞くと、広場を出たところにあるとのこと。
ありましたSAIS。







バスのチケットを買い、少し早いけど時間があるのでランチ。
隣のブロックの角にあるケバブ屋に入ってみました。
まだ、準備中の雰囲気でしたが、ケバブは出てきました。多分、昨日の残り。





しっかりトイレも済ませて、準備OK牧場。3時間弱の移動ですが、トイレ休憩はないので乗車前のトイレは必須です。

いつものようにバスのトランクに自分で荷物を入れてGO。











なかなか高速に入らないのでおかしいと思っていたら空港に寄って行くようです。
どこからかカターニア空港に来て、バスでパレルモに行く人いますかね。パレルモ空港行きのチケットが取れないなら別ですが。



バスは空港を出てしばらく一般道を走ったあと、ようやく高速に乗り、遠くにエトナ山が見えるレモン畑の中を快走します。







しばらくすると木々がなくなり、乾燥した土地が見えてきます。まるでカルフォルニア。同じ地中海性気候なのであたりまえですね。
このあたりを車で回れば、面白い地形が見られるのでしょうね。次回は車だ!







地中海性気候なので雨が少ないのだと思っていたら、珍しく雨。



タオルミーナに行くときに通った高速に出てしばらく道なりに走り、パレルモ中央駅のバスターミナルに到着。
バス発券所のトイレを借りようと思ったら閉鎖中。異常にきれい好きな清掃員の休憩時間らしい。
そこで駅のトイレに。有料トイレでした。





久しぶりのパレルモ。



ホテルは、グランド・ホテル・ワーグナー。そこまでは、タクシー。荷物が重いのでチップをくれとイタリア語で言っているようでしたので、少しだけチップ。
ホテルにチェックイン後、ポルテアーマ広場からリベルタ通りを北に向かってみました。ここは観光の場所というよりも地元の人が行くブランド店などが並ぶ大通りです。





歴史的な見どころはありませんが、この街の中流階級の生活感を探るにはいい場所です。

そして、また、ポルテアーマ広場に戻ったときには夕暮れ時。なんとなくBSの街歩き番組のような雰囲気。
ぼんやり過ごしている老人、恋人に電話をかけているらしい女性、自転車の曲乗りを見せてくれる子供たち。







幸せな時間だ。

ホテルは重厚なクラシックなホテル。でも、私とカミさんには、近代的なホテルの方が合ってるね。







では、もう一日楽しもう。
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地中海の青い海を求めてシチリア島(イタリア)へ「カミサンポ」&バス旅:パレルモへのバス旅。違うわくわく感。

2018-12-20 23:08:30 | ヨーロッパ
今朝もタオルミーナの青い海とエトナ山、それと美味しい朝食が二人を迎えてくれました。





タオルミーナを離れるのはちょっぴり寂しいのですが、別のわくわく感もあります。それは、パレルモへのバス旅のせいです。
リスクを減らすために、元来た道、つまりメッシーナ経由で行くことも考えましたが、違う路線の方が刺激があるはず、とういことでカターニャ経由でパレルモに行くことにしました。
カターニャまでは、INTERBUSの路線バス、カターニャからパレルモはSAIS(サイス)の高速バスです。さて、何が起きるか。

下の写真はカターニャの発券所で見つけた地図ですが、まず、これを見て今日の行程を理解してください。シチリア島斜め横断のバス旅です。



では、心残りですが、チェックアウト。「キーホルダーが非常に重い」、パレルモのホテルもそうでした。「なぜ」。



実際に滞在してみるとホテルとバスターミナルはそれほど離れていないことが分かりましたが、荷物が重いのとカミさんの足を考えてタクシーで移動。

バスターミナルの券売所でチケットを購入。ここはその券売所しか開いてなかったので間違えようがない。

荷物はバスのトランクに自分で入れて、さあ出発。路線バスの旅、スタート!
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