齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

美食ありカミサンポなし:割安感がない理由、割高感がある理由。

2021-06-27 15:47:20 | 韓国・ソウル
2000年の頃からほぼ毎年、行っていた韓国。2015年からは義母の介護でしばらく行かなかったが、コロナ前の2019年7月、久しぶりにソウルへ。海鮮料理を中心に韓国料理を堪能。衣料品や生活雑貨のデザインは格段に良くなり、コーヒーションも渋谷・原宿よりも洒落ているのではと思えるような店が増えてきた。ただ、割安感はない。以前は日本よりも3割くらい安いという感覚であったが今は同じくらいに思われる。

同じくコロナ前の2019年9月に米国コロラド州とニューメキシコ州を旅行。ホテル代が高い米国の夏休み期間を外していったが、一般的なビジネスホテルでも料金は高かった。もともと日本よりも賃金水準は高いが、ここにきて差がまた開いた気がする。

以下は、日本経済新聞2021年6月22日の記事。

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これまでグローバル企業は「安いニッポン」を考慮した値付けが多かった。動画や配送料が無料になる米アマゾン・ドット・コムのプライム会員。年会費は米国が約1万3千円、英国が約1万2千円に対し日本は4900円と4割程度だ。ネットフリックスの値上げは、グローバル標準の価格が各国の経済事情とはお構いなしに入り込んできたことを示す。賃金が上がらない国の負担は重くなる。その代表が日本だ。

経済協力開発機構などのデータでみると、日本で最高だった1997年の実質賃金を100とすると、20年秋時点で日本は90.3と減少が続いている。米国は122.2、英国は129.7、韓国は157.9だ。

米アップルの「iPhone」を購入する際の負担感を比べると、日本の消費者のつらさが
浮かび上がる。最新の「iPhone 12 Pro Max」(データ容量は512gb)は日本人の平均月収の約45%。一方、米国は25%にすぎない。iPhoneの性能向上に伴う単価の上昇が、賃金が伸びない日本に重い。
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私が「割安感」を感じなくなり、「割高感」を感じたのは、デフレの続く日本と韓国・米国との物価の差だ。賃金・物価ともに上がっているのだ。

そんなの海外旅行をしなければ関係ない!?

いやいや、輸入品の価格は上がっていく。よって、いずれ日本はインフレになっていくはず。

さて、今週は平日に休みを取り、神楽坂をカミサンポ。

まずは、月に一回のカミさん感謝デー、私のゴチでランチ。神楽坂はフランス語学校もあり、フランス料理店が多いことでも有名。という訳で、珍しくフレンチ。







和洋様々な店があり面白い町です。次回はこのカンボジア料理にしよう。





仕上げは「紀の善」で甘味。名物、抹茶ババロアをカミさんが、私はかき氷。





お土産は何故か「くさや」でした。
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美食なしカミサンポなし:何故、またカナディアンロッキー&イエローストーンなのか?

2021-06-20 01:44:47 | カナダ
先週、「カナダ・アルバータ州のエドモントンから米国・コロラド州までのドライブ」のバーチャルトリップの話をしたが、実は、1984年にこれに近いドライブを実際にしている。

赴任先だったカリフォルニア州サンノゼから車で北上してバンクーバー、そこからカナディアンロッキーの中心都市ジャスパー、バンフを回り、米国に入ってイエローストン国立公園。西に進んでソルトレークのモルモン教の総本山を訪問し、ネバダ州を横断してサンノゼに帰っている。

これを8月3日から15日までの僅か13日間で行っている。毎日、600キロ前後走っていたのだと思う。それとキャンプ。今考えるとよくクマに襲われなかったなと思う。

サンノゼに赴任したのが1983年の12月。ロスガトスのメインストリートのクリスマスのイルミネーションが美しかったことを鮮明に覚えている(当時、日本では法律により木々にイルミネーションを取り付けることは禁止されていた)。新車を買ったのは、1984年1月。

アルバムをめくると、このカナダ旅行の前に、すでに2万マイル(3万2千キロ)ほど走り込んでいたことが分かる。月平均、4600キロ。確かに毎週末、旅行していた。



さて、何故、同じところにもう一度行きたいか。その理由はこの写真。







ジャスパーでカメラが故障してしまい急遽ポラロイドカメラを購入。このため、このようなピンボケのような写真が少し残っているだけだ。もう一度、アメリカの大自然を写真に収めたい!それが大きな理由だ。

昔ほど体力がないので1日300キロほどのドライブに抑えて計画を立てている。

3歳だった息子も今は41歳。アメリカを題材にした漫画やイラストを描いている。


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美食ありお一人様散歩あり:在宅勤務で運動不足に。体重が減ったのは?

2021-06-13 01:16:49 | カナダ
在宅勤務が多いと運動不足になる。体重が減ったのは、筋肉が落ちたからであって、脂肪が減ったのではないという指摘もあった。そこで、今更であるが、やらないよりはいいので、17時15分(契約先と約束している終業時間)で、一旦、仕事を止め、近所を散策することにした。

目標はわずか30分。具体的に見たいところもなく歩き回るのは意外と大変。かといって、多摩川の堤防を同じ距離、毎日、散策というのは変化がなさすぎる。

という訳で、17時15分に仕事を一旦、止め、どこに行くかを考えることにした。その一つが、狛江市方面にある多摩川住宅。1966年から1969年にかけて建設された公営住宅。88棟3914戸、うち、57棟2048戸が分譲住宅、残りが賃貸である。現在、一部、建て替えが始まっている。ここは、日本の高度成長期、急増する東京の人口の受け皿になった場所である。

当初から数年前まで、団地の中心部に伊勢丹系列のスーパーがあり、現、上皇様のご学友に伊勢丹の関係者(おそらく社長の息子)がいたことから、わざわざ、現、上皇様が見学に来られたという話が残っている。ただし、スーパーだけを見て団地は見学されなかったとか。

また、かつては、『ねじ式』が有名な漫画家のつげ義春が住んでいたこともあり、現在は漫画家・齋藤潤一郎(私の息子)が、つげ義春と同じ間取りの賃貸住宅に住んでいる。



この団地のランドマークは、給水塔!全部で5本ある。いずれ全部、見てみる。



さて、仕事の方は顧客の責任者が1週間の休暇に入ったにも関わらず、いや、入ったから、ますます忙しくなった。そこで、自分の心の健康のために、例の「バーチャルトリップ」を再度、実施。

今回のテーマは、カナダ・アルバータ州のエドモントンから米国・コロラド州のまでのドライブ。期間は2週間。資料は例によって、National Geographic社の地図帳『Road Atlas』とガイドブック『Scenic Highways & Byways』。

バンクーバーから入り、そこで時差調整をして、エドモントンへ飛行機で移動。車で移動しないのは、時間の節約(2日かかる)のため。

エドモントンはトロントに次ぐ人口で、それなりの商業施設がある。West Edmonton Shopping Mall、Fort Edmonton Parkは行きたい。それと近くのElk Island National Parkは外せない。

エドモントンから西に進み、カナディアンロッキーの中心都市の一つジャスパーへ。そこからバンフへ南下。バンフから東に進んでカルガリー。

カルガリー郊外にBad Landと呼ばれる恐竜の化石の採掘場所として有名な場所があり、そこの博物館Royal Tyrrell Museumは絶対に行かねば。実は、カナディアンロッキーよりもここに行きたいのだ。夏休みが終わる8月31日には閉館になるので、ここに合わせて旅程を考える必要がある。



ここまでで、ラフなプランを作るだけで3時間ほど没頭してしまった。次はカルガリーから南へくだり、米国国境へ。

今週は、ビーフステーキ・ズッキーニとトウモロコシ添え、を料理。ちょっとアメリカ的なディナーになったが、肉はオージービーフ。肉にもっと焦げ目をつけたかったが失敗。

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美食なしカミサンポなし:仕事を忘れて没頭!!

2021-06-05 17:17:43 | アメリカ西部
法人市民税納税の市の指定金融機関が「みずほ銀行」であったので、職場近くにある「みずほ銀行本店」に行ったら、「予約はありますか」と聞かれた。よく見ると以前のようには客はいない。私を入れて6人。予約はしていなかったので、整理券を持って呼び出しを待った。

予約優先なので待つこと25分。ようやく窓口に行くと「会社の口座はお持ちですか」「いいえ、私個人の口座はありますが」「次からは会社の口座のある銀行に行ってください」とのこと。でも市の指定なんですけど・・・・・支払い済みの伝票を受け取る時、もう一度、「次はお口座をお持ちの銀行で」。

「そうか、みずほ銀行はリストラ中なんだ」と気づいた。本店といえども窓口の人は以前の五分の一程度の僅か二人。予約ベースのオペレーションにして業務を効率化。なるほど。2021年までに8千人、2026年までに約1万9千人分の業務を削減(=人員削減とは言っていないが)と以前発表していた。税金の納税処理などやってられないのだ。

私は心地よくはありませんでしたが、銀行がこのような改革に取り組むのは良いことだ。

納得。改めてこの歳で仕事があることを幸せに思う。

それより昼休みの時間がなくなったことが私には問題。元いたビルの地下の博多ラーメン屋に。「バリカタ」を注文し、麺をゆでる時間を短縮。なんとかランチタイム中、納税とランチを終了。

実は今の職場は金融機関。引っ越したばかりということもあり、トラブルが多い。在宅勤務をしながら、トラブルに対応するのはフラストレーションが溜まる。現場を見れば分かることも、メールや電話になる。

そんなイラつく状況を忘れさせてくれるのがこれ。バーチャル旅行だ。昨晩、気が付いたら3時間、没頭していた。

今回のテーマは、サンフランシスコからバンクーバーまでのドライブ。期間は2週間。資料はNational Geographic社の地図帳『Road Atlas』とガイドブック『Scenic Highways & Byways』。太平洋岸を走る1号線を中心にまだ行ったことのないCrater Lake National Parkを加え、自然を楽しむ前半。後半はPortland、SeattleおよびVancouverの都市巡り。



宿泊先やレストランはネットで調査。コロナの影響で閉店中のレストランが多かった。実際に行くのは来年6月以降なので、問題ないであろう。

まったく、仕事を考えずに没頭できるのは、このバーチャル旅行だ。

週末、平野レミのレシピで牛肉のトマト煮、サワークリームとバジル添えを作ってみた。簡単だけどかなりうまい。サーワークリームで味がまろやかになる。すごいぞ、平野レミ。


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