齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

まだ見ぬアメリカ - オハイオ州(9)- 旅の安全と名物料理

2024-04-28 10:44:42 | アメリカ中部
今年のゴールデンウィークは久しぶりに海外旅行に行く人が増えているが、やはり高い米国の物価や円安の影響を嘆く人が多い。

そのあたりの大変さは、昨年、「オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行」で書いたが、地元スーパーの活用、カップヌードル持参など工夫は可能だ。

また、旅の安全に影響することであるが、米国ではホームレスが増え65万人に達したとのニュースがあった(米国住宅都市開発省(HUD)発表による2023年のデータ)。

日本は厚生労働省の2023年度調査によると3,065人。日本の経済力の衰えを嘆く人も多いが、どちらが幸せな国だろうかと思ってします。

米国のホームレスの中には仕事を持っている人もいるとのこと。しかし、時給4500円で働いてもアパートを借りるのが難しいとのこと。

米国のホームレスは、有色人種に多いというが、ウエストバージニア州は以下のとおりほぼ白人。

ウエスト・バージニア州の人種構成:
非ヒスパニック系白人約93%、アフリカ系アメリカ人約3%、ヒスパニック約1%、アジア系約1%。ほぼ非ヒスパニック系白人の州。
2022年、推定1,375がホームレスを経験とのこと。 この州は貧乏な州ではあるが、ホームレスは極めて少ない(正確に比較する場合は、一定人口当たりに計算する必要がある)。

オハイオ州の人種構成は、白人 63.2 % 、黒人 29.7 % 、アジア系 2.8 %、その他 1.6 % 。
多人種 2.6 % ヒスパニック(上記全ての人種を含む)
こちらは推定10,654人。減少傾向とのことだが、ここだけでも日本の3倍だ。

隣同士の州だが人種構成は大きく異なる。なぜだろう?またまた、疑問がわいてきた。

さて、オハイオ州の記事の最後に同州の名物を一つ。

それはシンシナティ・チリ。茹ですぎのスパゲッティにチョコレートとシナモンで作った地中海風のチリソースとチーズをかけたもので、スリーウエイ(3-way (chili + cheese + spaghetti)と呼ばれている。これに豆やオニオンを加えてフォーあるいはファイブウエイもある。





食べてみようぜ。

<もちろんこれはある。昨日、NHKであったが各地にこだわりバーガーがあるようだ>


次回は気分転換に最近食べた米国料理の話(変更の可能性もあり)。

来週は連休中のためお休み
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まだ見ぬアメリカ - オハイオ州(8)- シンシナティ - おそらくここだけのミュージアム

2024-04-20 23:36:16 | アメリカ中部
博物館訪問も米国旅行の楽しみ一つの。特にカナダのカルガリー郊外や米国NYの自然史博物館など恐竜関係の博物館を大いに楽しんだ。



<これはただの土産物屋>


シンシナティにはおそらくここだけと思われる博物館がある。それが、アメリカン・サイン・ミュージアム

博物館には200以上の看板やその他の品々が展示されており、3,800点以上の品々が目録化されている。
コレクションは19世紀後半から1970年代までの範囲。







なんとなくルート66の町々を覗いた気分になれそうだ。

ちなみに、この博物館は1906年から発行されている看板業界の業界誌「Signs of the Times」を所有しているスワームシュテット(Swormstedt)氏と家族が始めたもの。彼の家族はプロジェクトのために100万ドルを提供し、博物館は非営利法人として設立された。

<ただの看板も写真に撮ってみたくなる。ニューメキシコのサンタフェ付近>
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まだ見ぬアメリカ - オハイオ州(7)- シンシナティ - Over-the-Rhineって?

2024-04-14 11:07:33 | アメリカ中部
コロンバスからインタースステイト71号線で110マイル(176キロ)南下するとオハイオ川沿いのシンシナティに到着。途中、見どころはなし。

シンシナティは博物館や市場など覗いてみたいところがいくつかあるが、一番気になった場所はタイトルに書いたOver-the-Rhine(オーバー・ザ・ライン、略称OTR)。

OTRは19世紀の中頃、ドイツからの移民により開発されたエリア。近くの運河はドイツのライン川に準えて「Rhine(ライン)」と呼ばれ、その北側にある当該地域は「Over-the-Rhine(オーバー・ザ・ライン、ライン川を越える場所」と呼ばれた。

しかし、当該地域は2000年代初頭には同市でもっとも治安の悪い地域になってしまい、その改善の目的で再開発が行われ、今ではお洒落なお店やレストラン、劇場などがならぶ地域になった。



アメリカの大都市は治安の悪い地域が多く、シンシナティはかなり悪いと聞いていた。

調べてみると、同市の人口10万人あたりのViolent Crimeは222.6件、Property Crimeは1505.件と昨年、旅行したオレゴン州のポートランド(それぞれ302.5件、2623.4件)よりも少ない。

ホームレスもいるそうだが、「日中」は安全に観光できるそうだ。昼間であることに注意!人の多い表通りを歩く分には問題なさそうだ。

ちなみに、東京の「総犯罪件数」は89,098件(令和5年)で人口10万人当たりに変換すると562件。シンシナティの約30%。ポートランドの14%。

ドイツ人が足跡を残した町であれば、ビールやソーセージなどのドイツ料理が期待できる。

<昨年、訪問したワシントン州リーベンワース、ここはは町おこしのために1960年代に南ドイツのバイエルン地方をまねて造ったもの>




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まだ見ぬアメリカ - オハイオ州(6)- 州都コロンバス

2024-04-09 09:51:03 | アメリカ中部
土日出勤で本日は代休。自分でも思うが、この年でよく働く。久しぶりに大学のクラス会の連絡がきたが、同級生は皆引退した模様。二人はすでに天国に行ってしまった。足が痛いとかいろいろ故障も出ているようだ。健康で働けるのは幸せだ。それもすべて「旅行のため!」。

さて、オハイオ州の州都コロンバス。

州都だけにオハイオ州議事堂や動物園、美術館、サイエンスセンター(COSI)など一通り見どころは揃っているが、時間が限定される中でどこか一か所となると私はオハイオ州立大学を選ぶ。旅の途中でアカデミックな雰囲気を味わうのもよい。

< オハイオ州議事堂も立派 >


オハイオ州立大学(Ohio State University:OSU)は、コロンバスのダウンタウンの北側に位置。学部生・大学院生合わせて50,000人超の総合大学。トップノッチの大学ではないが、公立の名門校群であるパブリック・アイビーの一つに数えられている。特に看護学は全米TOP10に入る。



同校はカレッジフットボールの名門として知られ、8回の全米チャンピオンに。そういえば私の元上司はこの大学の出身。ショッチュウFBにフットボール観戦の記事をアップしていた。

1950-60年代は「伝説のコーチ」ウッディ・ヘイズ監督に率いられ、同校の黄金時代。1968年にはローズボウルでO・J・シンプソン(私でも知っている)を擁する南カリフォルニア大学トロージャンズに勝ち、全米優勝。最近の優勝は2002年。

フットボールチームのスタジアムは、オハイオ・スタジアム。馬蹄形をしていることから、Horseshoeとも呼ばれる。キャンパス内にあり、収容人数は100,000人超。ホームの試合はチケット入手困難とのこと。



フットボールのシーズンは9月から1月。冬の旅行は厳しいので9月、10月なら試合を見るのもよいね。

来週はオハイオ州の3Cの最後、シンシナティ(Cincinnati)。
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