齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 5 - ポートランドを車で回る

2023-09-24 10:03:04 | アメリカ西部
旅行5日目(6月18日、日曜日)の予定は、ポートランドのダウンタウンから見て東側、ウイラメット川を挟んだ対岸にあるホーソンブルバードやアルバータストリートなどを車で回ること。

空港のレンタカー会社まで電車で移動、の予定だったが、生憎の雨でかつ寒い。

大きなカバンを二つ抱えて最寄り駅まで行くのはなぁ~。

それともう一つ、9月11日の記事(写真の説明)に書いたように、

<このときホームで見かけた看板をもっと注意して読むべきだったと後で後悔することに。何?次々週の記事で!>

何か書いてあったよな、という訳でネットで調べてみると、丁度、この18日から工事のため空港行きの電車は途中までで、そこから先はバスで運行とのこと。

雨の中バス待ち!!カミさんのブーイングが予想された。

という訳で急遽、日本でも使ったことのないUberで車を予約してみることに。

携帯の画面に予想進路と金額が表示されOKすれば予約完了。

本当に来るか、どんな運転手か(タクシーではなく個人の車。日本で言えば白タク)、いろいろ気を揉んだが、時間通りにホテル前にサンルーフつきのやや高級な車が到着。

60代と思われるおっさんが現れた。「今日はPSU(ポートランド州立大学)の卒業式で道路が混むので、Uberで示された道路とは違う道を行くね」と第一声。

日本人だと思ってぼったくるつもりかと疑ったが、確かに移動の途中、すごく渋滞しているところがあり、「多分、本当なんだ」と思うことにした。

たいして時間もかからずに空港に到着。チップは忘れずにあげた。

空港からは地下道を通り、レンタカー会社のHertzに無事到着。

予約してあったので問題はなかったが、予約なしの人はごめんなさいとの表示があった。



空港から西に向かいアルバータ通り、ミシシッピー通りと回ったが、駐車スペースがなく、遠くに停めて雨の中歩いてくるほどでもないな、ということで車から降りることもなく、フリーモント通りのホールフーズまで行き夕食の買い出し。

そこから南に向かいホーソンブルバードへ。ここも『地球の歩き方』で先の二つの通り同様三ツ星で勧めていたが、これといった店はなし。

ただ、ランチを食べたレバノン料理のニコラス(Nicholas)は良かった。

予約なしだったので少し待たされカウンターでの食事となったが、高級感のある店内でケバブもサラダも美味であった。





このランチがなかったらつまらない雨の一日になってしまったであろう。

食後、ホテルまで移動。コロンビア川を渡る5号線の橋近くにあるホテル。周りに飲食店は少なく、ホテル数件とアパート群があるのみ。



よって、晩御飯はホールフーズでかった食糧。





ちなみに、前泊したホテルの朝食は典型的なアメリカのビジネスホテルの朝食。



カリカリベーコンは私の大好物。日本で売っているベーコンを焼いてもこうはならない。

そうこうしているうちに円安が止まらないニュースが流れた。支払いが増える!



Uberが旨く行ったので、日本に帰ってからもGOアプリを入れてタクシーを呼んでみた。

ご存知のとおり、日本の場合は規制があり、個人が客を乗せて商売することはできないので来るのは本物のタクシー。

安心感はある。ただ、あの物騒なアメリカで個人営業ができているので日本でも可能であろう。規制緩和なるか?
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 4 - ポートランドのファーマーズマーケット

2023-09-18 00:11:45 | アメリカ西部
ポートランドの名物の一つは、ファーマーズマーケット。ほぼ毎日どこかで開催されているそうで、
6月17日(土)、ポートランド州立大学(PSU)で毎週末開催されているファーマーズマーケットに行ってみた。

ホテルからはライトレイル(路面電車)で一本。

わんさかわんさか沢山の人が押しかけているわけではないが、新鮮な野菜や果物、パン、花などを求める人で賑わっていた。



チェリーが美味しそうだったが夫婦二人にはボリュームがありすぎ、キッチン付きのホテルではないので野菜は買わず、結局、日持ちのする素焼きのヘーゼルナッツを買った。







こちらに住んだら毎週末、いや毎日、ファーマーズマーケット巡りするであろう。屋台もありメキシコ料理などが安価で食べられた。

アイスクリームを食べながら一休みした後、ライトレールでダウンタウン中心部へ戻った。



エジプト人が経営する店で綺麗にデザインされたお土産用の石鹸を買い、小さなホテルのカフェで休憩。

ダウンタウンにカフェはいくつかあったが、ホームレスぽい人がいて入る気にならなかった。

ホテルの中が一番安心・安全。

そうはいっても、引き籠っていては旅行ならない。

ダウンタウンからホテルまで、安全そうな交通量の多い、大きな通りを歩いて戻った。

<途中、やはり例の本屋に>


ホテルの下のパブで食事。

オレゴンのダークビールが旨い。

<このダークビール。Wild Ride Brewing, Redmond ORの地ビール。スーパーに行く度に探したが見つからなかった>


<シーザースサラダは日本よりも旨い。レタスのシャキシャキ感が違う。>


<40年前の日本のピザはショボかったが、今はイタリアンの店も増え、本場イタリアや米国と同じレベルだね。でもアメリカに来たら一度は食べたい>


ワシントン公園のバラ園に行けなかったのは残念。次回かな。

ポートランドは全米の住みたい町の一つと言われているが、現実にはホームレスが多い。

町のあちこちにテントがおり、電車待ちをしているとホームレスが寄ってきて小銭をくれという。

住んでいる人は少しずつ町が変化してきたので気にならないかもしれないが、久しぶりに来た私には残念でならない。

カリフォルニアでは車上生活者が増えているとのこと。仕事がない人ばかりでなく、夫婦で仕事をしても家賃が高すぎてアパートを借りれないそうだ。

好景気に沸いているはずのアメリカで取り残されている人が増えている。

アメリカのトレンドの後追いをする日本。大丈夫だろうか。

幸い日本は人口減。空き家も増えている。家賃が高騰する可能性は少ない。

ただ、すでに若者の半分が非正規社員。年齢がいっても収入が増えないのは問題だ。

<夜の7時過ぎでも明るい。遠くに橋が見える。アメリカには武骨なデザインの橋が多い。いつか橋をテーマに旅行をしたいな>
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 3 - ポートランドの蔦屋?

2023-09-10 01:11:08 | アメリカ西部
さて、三日目(本年6月16日)の予定は、シアトルからポートランドまでレンタカーで移動し、ホテルにチェックイン後、お目当ての本屋とホールフーズに行くこと。

シアトルの空港(SEATAC)の場合、すべてのレンタカー会社が空港近くのビルに集まっており、そこまでシャトルバスで移動。

今回はAVISではなくHertzを利用。保険等がパックになっており,カウンターで余計なことを聞かれないのでAVISよりもらく。

<車を返すときも傷のチェックはしないので気にしなくても良いのだが念のため傷は写真に取っておいた>


シアトルからポートランドまでは約170マイル(約270キロ)、3時間のドライブだ。

途中、レストエリア(日本のサービスエリアに相当。売店がないところが多い)に寄って休憩しようと思ったが、
カミさんが熟睡していたので、ノンストップでポートランド空港のレンタカー返却所に到着。

街中でも車は返せるが、初めての町をうろうろするよりも、空港で返して電車で向かった方が安全で安心。

という訳で空港からMax Light Railでダウンタウンに。途中で別の路線に乗り換えホテルのあるパール地区へ。

<このときホームで見かけた看板をもっと注意して読むべきだったと後で後悔することに。何?次々週の記事で!>


これが乗り換え駅。冬場は寒そうだ。


下車駅からホテルまで10分ほど歩くことになったが、安全と言われている地区にも関わらずホームレスがいるのには閉口した。

ホテルは部屋が広くて快適。眺望もまあまあ。

<夕暮れの眺め。ポートランドは橋の町でもあり、ホテルからもいくつかの橋が眺められた>


ホテルの前には、ワールドフードというスーパーがあり、3ブロックほど行けばホールフーズもある。

<ホテルとワールドフード>


いずれも高級食材等を売っている。この地区は比較的所得が高いのだ。それでもホームレスはいる。

<ホームレスのテント>


その日の目的である本屋、Powell's City of Booksに到着。新しい本から古本まで、幅広い分野の沢山の本と、ちょっとしたグッズを売っていた。

トイレはセキュリティ上の理由か鍵が掛かっており、店員に言って開錠の番号を教えてもらう必要があった。







ネットでの販売が主流の米国では、珍しい本屋だ。日本の蔦屋や台湾の誠品書店のレベルではないが。

この本屋の2ブロック程先にホールフーズがある。

ここで食料品を買いホテルで夕食の予定であったが、食事ができるスペースがあったので、そこで食べてしまった。

安上がりだし美味しいし言うことなし。





ここのトイレの鍵の開錠番号はレシートに書かれてあり、原則、買わないと入れない仕組みになっていた。

帰りにホテル前のワールドフードに寄ってみたが、ここも食材やワインが充実していた。

ホールフーズと本屋があるので、このパール地区のホテルにしたのだが、正解であった。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 2 - Seattle やはり何もない

2023-09-03 00:31:14 | アメリカ西部
シアトルにはマイクロソフトなどの大手IT企業があり、米国の中でも豊かな町の一つであるが、観光地としての見どころは少ない。

『地球の歩き方』やYoutube等でどこに行くべきか研究したが、パイク・プレイス・マーケット(Pike Place Market)以外に見どころはないようであったし実際にそうであった。

「いやいやそんな」と反論がありそうだが、私やカミさんの趣味に合うものはなかった、ということだ。

とは言え、旅行2日目(6月15日)空港近くのホテルから電車でシアトルへGo



電車はがらがらだが薬でもやってるのではないかと思うくらい大声でずっと携帯でしゃべっている乗客がいた。



車窓からは治安の悪そうな金網フェンスで囲われた家が多い町も見受けやれた。シアトルのすべてが裕福ではないのだ。



自転車の持ち込みも可



ビル街が遠くに見えはじぇめてしばらくするとイチロー選手が活躍したセーフコフィールド(SAFECO Field)が左手に見える。

そして間もなく電車はトランジットトンネルにはいる。渋滞を避けるためシアトル中心街に路線バスと電車が通るトンネルがあるのだ。



ウエストレイク(Westlake)で下車し地上に出れば、パイク・プレイス・マーケットに繋がるPine St.。

潮風の匂いのする方に進めば、パイク・プレイス・マーケットの北側に出る。



そこを右手に進むとチーズ工房やスターバックス一号店、ピロシキの店やレストランが並ぶ。

昼ごはんはここらで食べて、夜はピロシキを持ち帰りホテルで夕食というのが今日のプラン。

早速、ピロシキ屋へ。日本で食べるピロシキのように揚げたものではなくパン。ただし、中身がぎっしりらしく重い。



ランチは予定通りクラムチャウダーとフィッシュ&チップス。チャウダーは日本で食べるよりクラムがしっかり入っていて美味だが、フィッシュ&チップスはこんなもんでしょう。



スターバックスが入る通りの反対側は、観光客がのんびりすわれるところがあるが、ここにも薬をやっているのかと思われるぶつぶつつぶやき続けているいている女性がいた。危害を加えるような感じではなかったが。



パイク・プレイス・マーケットの中はこんな感じ。



Youtube等で見かける魚屋や豚のオブジェもあったが、新発見はマイタケ、エリンギなどキノコ類を沢山売っていたこと。昔はいわゆる白いマッシュルームしかなかったのに。





5時前には店じまいが始まり、追い出されるように駅に向かって歩いた。コーヒーショップに入りたかったが、探すとないものだ。

途中、ホームレスが集まる通りがあったが、しばらく行くときれいな公園がありそこで一休み。





夏時間でもあり緯度も高いので9時過ぎまで明るいが、明るいうちにホテルに帰ることに。

明るい時間なので空港駅からホテルまでは徒歩。

遠くにレニエ山(Mt.Reinier)が見えた。ワシントン州のアイコンといっても良いであろう。



ディナーはピロシキ。何もない町だったが、時差解消の街歩きには良かったかも。

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