齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

美食なしカミサンポあり:カナダ、二週間の旅 - カナディアンロッキー縦断

2022-08-26 10:58:31 | カナダ
朗報:
海外で現地出国前72時間以内に行う必要があったPCR検査が9月7日午前0時から不要になるとのこと。具体的には、搭乗する航空機の到着予定時刻が、9月7日午前0時(日本時間)以降の入国者が新たな措置の対象とのこと。これで「渡航先で陽性になったらどうしよう」という心配がなくなる。もう少しの我慢!!

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さて、いよいよカナディアンロッキー。

ヒントンからジャスパー、南下してバンフ、そして次の宿泊地カルガリーまでの約500キロのドライブ。

ヒントンの町を出発すると周りは森、森、森の連続。しかし、間もなく、灰色の大きく険しい山々が現れた。

路肩駐車禁止のエリアもあったので、素晴らしい山並みをすべて写真に収めたわけではないが、ヒントンからジャスパーまでの景色には新鮮な驚きがあった。







ジャスパーの町は38年前に訪れた際に、カメラが故障した場所。

私にとっては縁起が良くない場所なので、ガソリンを給油しただけで、「街歩き」はなし。そもそもそれほど見るところなし。

ジャスパーからはIcefield Parkwayとよばれる93号線で南下。まず立ち寄ったのが、アサバスカ滝。

Youtubeで何度も見た滝、行かなくてもいいじゃんと思っていたが、カミさんがどーしても行きたいと。







確かにものすごい迫力。「展望台が壊れて飲み込まれたらどうしよう」と心配になるほど。ここもお薦め。

先に進む。延々と続く尖った山々。



進行方向右側には氷河の数々。





このコロンビア氷河の手前でダッシュボードの警告ランプがオン。旅にはトラブルはつきもの。

マニュアルで調べたところ「メンテの時期がきましたよ」というワーニングだった。

更に先に進む。大昔、氷河により丸く削られできた谷。



途中のカフェ。日本人らしき人がモニターに映っている。





美しいペイトー湖。駐車場から展望台まで確か600メートルだったが、上り坂がきつくカミさんがダウン。



ボウ湖。ロッジのある方に車を止めて一休みしたかったが、満車。この写真はボウ湖の真ん中付近で撮影したもの。

そして誰でもしっているレイク・ルイーズ。



38年前よりも氷河が後退しているのではと心配していたが、帰国後、写真を比較したところ同じであった。

バンフ等へのバス待ちの人たち。だれもマスクはしていない。



湖畔にフェアモントホテルがあるが、現在は宿泊客以外は入れない。

ホテルのカフェでコーヒーでもと思ったが、少し下って1号線と1A号線の交差点付近のビレッジまで行かないと何もない。

バンフ手前の尖った山々。



当日、バンフはスルー。ここに3泊して街歩きとサルファー山登りをする予定であったが、ホテル代を節約するためにカリガリー泊とし、カルガリーから日帰りでくることにした。

バンフの隣町キャンモアで夕食。といってもWendy'sのハンバーガー。この旅で、ハンバーガーを食べたのはここだけ。



キャンモアは結構大きな町でホテルやレストランも多く、ホテルはバンフよりも安い。ここを拠点にしてもよいかも。

キャンモアから1号線もひたすら東に約100キロ進むとカルガリー。しかし、1号線はカルガリーの手前までは「高速」だが、市内に入ると一般道になる。

米国のフリーウェイをイメージしていたので、予想外。予定より時間がかかり、ホテルを見つけたときはホットした。

「美食なしカミサンポあり」の旅は続く。
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美食なしカミサンポあり:カナダ、二週間の旅 - エルク・アイランド国立公園 & ヒントン

2022-08-21 10:55:12 | カナダ
2日目の深夜、安倍元首相が銃弾に倒れたとの速報が流れた。このような亡くなり方をするとは・・・・・ご冥福をお祈りする。



ちなみに、この晩のカナダのトップニュースは、英国ジョンソン首相辞任の続報とカルガリーで翌日(7月8日)から始まるカウボーイ・カウガールのお祭りStampede。

さて、3日目のスケジュールは、エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)訪問とジャスパー国立公園の手前にある町、ヒントン(Hinton)までの移動。計約400キロ。

まずは、ホテル(Holiday Inn Express)で朝食。このシナモンロールがこのホテル系列の売り。シナボン(Sinnabon)のシナモンロールよりもシナモンが効いている。



エドモントンの東約50キロのところにあるエルク・アイランド国立公園は、バイソンの保護地ですが、地元でもあまり人気がないらしく、Youtubeへの投稿は極めて少ない。

そこまでの道程も単調。でも、それもロッキー山脈より東側のカナダの特徴。



森と草原が広がるが、バイソンやシカは全く見かけない。ただ、よくみると日本では見かけない美しい蝶が何種類か舞っていた。





しばらく走り回っていると藪から、いや森からバイソンが出てきた。バイソンの機嫌を損ねないようにそっと近づく。

写真には写っていないが、サイクリングの人は、もっと離れたところでバイソンの退場をまっていた。





2週間滞在して見かけた大型動物はこの一頭のみ。

アメリカでは町中でシカを見かけることも多々あったが、カナダの森は食料が豊富で、わざわざ町に出てくる必要がないのかもしれません。

この公園の北側にある湖の畔でのんびりランチ。コッパのサンドイッチとピクルス。









家族連れのほか、小学生のグループなどがボートに乗ったりして楽しんでいた。

気温24度、景色が美しく、風もさわやかで、予定よりものんびり過ごした。

唯一の問題は、湖畔や芝生の上に犬の糞が沢山あったこと。日本人のように犬の糞の始末はしないようだ。

さて、ここから西に約350キロ、ドライブ。

サウス・ダコタのときのように、牧場が延々と続くのかと思っていたが、そこそこ起伏もあり、また、広大な菜の花畑が美しく退屈はしなかった。

途中にレストエリアがいくつかあったが、アメリカのように整備はされておらず、小屋のようなトイレがあるのみ。

18時過ぎにヒントンに到着。

ここは観光地ではなく、ジャスパー国立公園やバンフ国立公園の前泊地となっている。

ジャスパーよりも同じ程度のホテルであれば1万円ほど安く泊まれる。

ちなみに、ヒントンで検索して出てくる最大のニュースは、1986年に起きた旅客列車と貨物列車の正面衝突。23名が亡くなっている。

ホテルはEconolodge。今回の旅行の下調べで、もっとも評価が低かったホテルだ。それでも1泊19000円。

キッチン付きの部屋であったが、確かに設備は古い。

でも、受付けスタッフは愛想がよく、朝食はHoliday Inn Expressよりベター。悪くなかった。





この町にも小さなモールがあり、その中に小型のWalmartとSafewayがある。でも人は少ない。



「Tokyo」の標識をみてなぜか嬉しくなった。



健康的な晩御飯。アンティチョークのピクルスが旨い。若い竹の子に似ている。ブルーチーズドレッシングも最高!!!



TVに日本語放送はなかったが、タガログ語の放送はあった。フィリピン人が多いようだ。

カナダの物価は日本よりも高いが、母国語の英語で仕事ができ、また、給与水準も高く、移民は大事にされている。

習得に時間がかかる日本語を勉強して日本に働きにくるフィリピン人は、そのうちいなくなるであろう。

ますます介護の現場は人手不足に・・・・・・・

「日本語検定に受からなければだめ」とか「介護士の資格が取れなければだめ帰国してもらう」とか言っているうちに来てくれなくなるよ。


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美食なしカミサンポあり:カナダ、二週間の旅 - エドモントンの巨大ショッピングモール

2022-08-14 11:54:46 | カナダ
エドモントンは、アルバータ州の州都で、ノース サスカチュワン川のほとりにある。人口は98万人(2017年)。米国アラスカ州のアンカレッジ(人口29万人)を除くと、この町より北の北米大陸には、北極に至るまで大きな都市はない。ちなみに、イエローナイフは、カナダのノースウエスト準州の州都であるが、人口は約2万人。

エドモントンの見どころは、日本の明治村のように昔の街を再現したFort Edmonton、小洒落たレストらやカフェ、歴史的な建物が残るOld Struscona、ノース サスカチュワン川沿いの公園群River Valley、北米最大級のショッピングモールWest Edmonton Shopping Mall、空港近くのPremium Outlet Collection International Airport。それと約50キロほど東にあるElk Island National Park。

さて、車でガンガン走り回ろうかと思ったが、意外と運転しずらい。道は広く3車線から5車線あるものの、一方通行がほとんど。それと周りに目印になる山や高い建物がないので、方向を間違えやすい。米国南部のドライブで、あやうく迷子になりそうだったことを思い出す。

カナダに着いた早々に事故らないように、まずは、ホテルから10分ほどのとこるにある北米最大級のモールWest Edmonton Shopping Mallに行ってみた。

モールの入り口は何となく「ディズニーシー」っぽい。



子供向けのパターのみのミニゴルフ。昔、長男が自打球を鼻に当て、鼻血を出したことを思い出した。



更に進むと「カリブの海賊」っぽい場所に。生きたアシカもいた。



ウオータースライドもある大きなプール。夏とはいえ、気温23度なので泳ぐ気にはならなかった。



三時間近く見入ってしまった子供のアイスホッケーの試合。この年齢からガンガンやっていたら強くなるよ!





<出場選手の顔写真とユニフォーム(番号付き)をつるすお約束になっているようだ>




2階にTim Hortonsがあり、コーヒーとドーナツをいただきながら観戦。

Tim Hortonsは、滞在中に何回もお世話になったが、日本のミスドはTim Hortonsを参考にしているかも?

<Tim Hortonsの前で、孫(おそらく)のチームのロゴが入ったシャツで応援するおじいちゃん>


結構、激しい戦いが何試合も。アメリカからの参戦もあり、会場は大盛り上がり。楽しそうだ!!!

昼は食欲がなかったのでNew York Friesのプーティンですませた。プーティンと言っても、ロシアの大統領とは関係なし。

プーティンはフライドポテトに肉汁から作られたグレイビーソースとチーズをたっぷりかけたカナダのソウルフード。

正直、今一!他の味付けにすればよかった。





夜は、滞在中、一度は食べる中華のファストフードにした。Panda Expressはなかったが、似たようなものはあった。





この麺が硬くて今一。まあタイトル通り「美食なし」の旅なので、これで良し。

ちなみに買い物は、カミさんの靴のみ(「年末のクリスマスプレゼントはいらないから買って」と言われ購入。予定外の出費)。
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