齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

今年は絶対に海外旅行に行ける!Really? オミクロンがあるのに?

2022-01-09 21:40:57 | 旅の安全
新年のご挨拶で、「今年は絶対に海外旅行に行ける」と言ってしまったので、今回、その根拠を説明します。

以前も紹介したが、私は日本総合研究所主席研究員等をされている藻谷浩介氏のコロナ関係のセミナーに欠かさず出席している。直近のセミナーは、先月19日に行われたもの。データに基づく合理的な分析で、マスコミの断片的な情報に比べ、信頼できるものである。

では、そのセミナーの資料をかいつまんで説明する。

最初の資料は、セミナーが開催された12月19日までの新型コロナ感染の経緯。オミクロン株の影響は、まだ、出ていない。7日間移動平均を用いることに曜日・祝祭日の影響がなくなり。分析が容易に。



次の資料から日本の陽性者数の波は、世界の他の国の波と一致することが分かる。人口100万人当たりに換算してあるため世界のデータ、他の国との比較が容易に。ワクチン接種が行き届いていない国々でも、日本と同様な陽性者数の増減を示している。



各国の感染者数、死亡者数の比較である。単純な合計値ではなく、死亡者数については人口100万人当たり、陽性判明者数については、人工100人あたり、すなわち%、に変換されているので、国別の比較が容易(可能)。なぜ、マスコミはこういうデータを出さないのか。日本と米国・英国とでは、死亡者数、陽性者数いずれも約10倍の違いがあることがわかる。



さて、これが日本の死亡率の推移。徐々に下がっており、第5波のときが0.3%。季節性のインフルエンザの過去の死亡率は、およそ0.1%なので、オミクロン株による第6波の死亡率が0.1%程度というデータが出てくれば、普通のインフルエンザと同じレベルであり、特別な対応は不要で経済重視で良し、と判断されるはずだ。
ちなみに米国のインフルエンザの死亡率は4%(死亡数の定義が異なる)、英国0.8%。



オミクロン株による第6波について藻谷氏は以下のように結論づけている。





ここからは、私見であるが、第6波は3月には収束。よって、夏の観光シーズンに米国に行くことは可能。米国より安全な日本からの入国を米国が拒む理由はない。

ということで、米国人の夏休みの時期は避けて、6月末、あるいは、9月に旅行できるように計画立案中。

もう一つの問題、アジア人に対するヘイトクライム。メジャーリーグの大谷等の活躍と米国の景気の回復で少しは和らぐのでは。

こういうセミナーへの参加は、旅行の計画のためではなく、むしろ、ビジネスや商売を行うために出席し、勉強すべきことであると思う。マスコミに踊らされないためにも。

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