感染症診療の原則

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10円を惜しんではいけない

2006-11-18 | 青木語録
今日は若手医師セミナーの特別版としてティアニー先生に症例検討会をしていただきました。詳細はまた明日以降紹介させていただきたいと思います。次回は「ご法度本」の寺沢先生を特別講師にお招きします。お楽しみに。

今日紹介したいのは、ティアニー先生がよくいわれる「10円を惜しんではいけない」ということです。これはよく私たちが経験することですが、前医での情報が不明な場合、「しかたない」「まあいいか」とあきらめてしまうか、そこで受話器をつかむかの違いということです。
10円玉で得られる情報の多さは想像がつくのではないかと思います。それがたとえ「しょうがないなあ」というような内容であっても、今目の前にいる患者さんの「この先」に役立つ情報があるでしょう、ということです。
あたりまえのようですが、実際にはあまりされていない作業ではないでしょうか。
そして次に自分が紹介する先にも、必要な情報をもりこんだコンパクトな要約を書けるようになるのではないかと思います。自分が知りたかったことは、紹介先の医師にとっても大切な情報だろうということで。
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