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感染症診療の原則

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ICAACの薬学領域Lecture

2012-07-24 | 青木語録

薬学領域の発表で、Plazomicinという新しいAminoglycosideが紹介されていました。
多くの耐性メカニズムを持つ菌に対しても有効で具体的な抗菌活性としては、Carbapenemase、AMGL modifying enzyme、MRSAにも有用性を期待される・・というものでした。

また別の発表者は、重症感染症に合併する腎機能障害と、その時の抗菌薬のpK, pDについて発表していました。

Acute Kidney Injury、Chronic Kidney diseaseの時の抗菌薬のpKなどについては、まだまだ未知の部分が多いという事も学びました。

また、我々が頻用する抗菌薬群の中に非常に蛋白結合の割合が高く、透析膜を介して除去されにくいものがある事も紹介されていました。

(写真:パン屋の前でStrike中のThomas)

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