感染症診療の原則

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インフルエンザと「その周辺」-京都KIDS終了

2009-05-19 | Aoki Office
昨日はアステラス製薬/Kyoto Infectious Disease Seminar(KIDS)共催で、『感染症診療の原則』の講義がありました。

原則はDVDもWEB講座もつくりましたが、「地引網ドクター」になる前に、「CRPドクター」になる前に聞いていただきたい講義です。
京都は毎回「後輩を連れてきました!」と元気な人たちがいて編集長もとてもうれしくなるそうです。

昨日は定員130名めいっぱいのご参加をいただきました。お忙しい中みなさんありがとうございました。また参加を希望されたのに会場の関係でお断りせざるを得なかった先生がた、失礼しました。 次回は症例検討会なので、会場にも余裕があると思います。

5月22日の若手医師セミナー2009の中継にも多数お申し込みをいただいているそうです(こちらはファイザー主催)。京都にもライブ中継拠点があります。

京都でもインフルエンザじゃなくって「その周辺」で皆さんお困りだそうです。

困っているのはインフルエンザそのものではありません。医療者にとってはコモンな感染症ですし、インターネットのおかげで患者さんたちがどんな様子かはすでに医師にはわかっています。

発熱は45度になるわけではないですし、手元にある薬も処方すべき人はとてもかぎられています。処方しても発熱期間が短くなるくらいの効果しかありません。

こまっているのは「その周辺」(誰かの講義タイトルによくありますが)。

インフルエンザの「周辺」に困っています。

笑いが止まらない人も一部にはいるんですけどね(ブログ趣旨から外れるので書きませんが)。
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