感染症診療の原則

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各地からの悲鳴

2019-05-16 | Aoki Office
まあ、放置しますか? このような悲鳴を

当院ではセファゾリン枯渇問題がどんどん大きくなってます。なんと、セファゾリンとセフメタとセフォチアムが完全に枯渇、セフォタキシムも今月で枯渇、セフトリアキソンのみなんとか入手、ABPC/SBTはなんとかあるが不安定供給・・・ととんでもないことになってます。
感染症診療はお手上げです。AMR対策もよい風が吹きはじめていたのに全くの逆風になってしまいました。
たぶん、地域によって供給にすごい差がありそうですね。流通が均等化してないのがおかしいのですが、そのコントロールに厚労省が口出ししていない(おそらく)のが理解できません。となるとAMR対策への影響も気にしてないのでしょうからAMR対策もさほど本気ではないのでしょう。G7(伊勢志摩サミット)の時も日本だけAMR骨子案がなく他国をみて慌てて作った位です。人間の基本姿勢は変わらない・・と懐疑的にならざるを得ません。
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