感染症診療の原則

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生物製剤とその周辺

2014-06-24 | Aoki Office

生物製剤(≒免疫抑制剤)の大発展により、感染症コンサルタントのビジネスも広がる一方であります。

先日もあった相談。

Client:生物製剤使用中。肺炎あり。写真の皮疹。Observationで良いか?

編集長:だめだめ。Cryptococcusの皮疹に似てる。(伝染性軟属腫っぽいが・・)どんなに意識がClear,Sharpでも腰椎穿刺して・・。

Client:あの、元気で歩いているしMentalにもNo problemですが・・

編集長:男は黙ってルンバール

数日後・・

Client:やはり、「男は黙ってルンバール」でした。CSFにおりました。

写真の皮疹は以下のサイトから借用:

http://www.pennmedicine.org/encyclopedia/em_PrintArticle.aspx?gcid=001328&ptid=1
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