感染症診療の原則

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Boot camp Day#3 with 番外編

2017-12-07 | 青木語録
まず、Boot camp Day#3は番外編から・・

昨夜は米国感染症専門医、日本人第1号であり、日本臨床感染症学の始祖鳥、もとい、始祖である喜舎場朝和先生とお食事を共に致しました。お元気で冗談を飛ばしたり、昔の留学時代のお話を聞かせて下さったりと、若手一同緊張の中にも素敵な時間を過ごしました。感染症科の仲間も高山先生以外は揃われ、南部医療センターからは豊川先生もご家族で参加、楽しい時間を過ごさせて頂きました。


元々、このお店は故遠藤和郎先生が愛しておられた店で、義理人情に厚い椎木先生は必ず、ここで飲む時は遠藤先生専用であった器を使われます。


この後、編集長は、成田・椎木といった喜舎場感染症学の正統的後継者が優れた感染症診療を実践している事をご報告致しました。

編集長がさすがに中部病院の感染症科だと思った診療例:
・高齢者の誤嚥性肺炎が入院。
・グラム染色で誤嚥性肺炎らしい所見 with 緑膿菌的なGNR。(編集長:単にGNRと言わず、繊細に緑膿菌的・・という)
・培養でも緑膿菌が生える。
・感染症科のStaff、4人がHarmonyを維持しつつ声を合わせて「緑膿菌は放置でええやろ・・!!」
・そしてABPC/SBTが投与され丁寧な観察の元、改善していったのであります。
(編集長:グラム染色で見えて培養でも生えた緑膿菌を無視できるのはさすが!! 培養結果を抗菌薬で叩くだけの医師には想像も出来ない世界だな・・。 米国でもあまり見られない風景なのではないか・・)
・これを聞かれた喜舎場先生:そうだね。観察していけるならば良いのではないか・・
・感染症科一同:はー良かった・・と安堵のため息

以下は歓談の様子をご覧下さい。





エアコンが欲しいほどの快晴の中、浜比嘉島のレストランに参りました。
高山医師と伊藤研修医がアテンド。
Enjoy photos.







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Boot camp Day#3
旅行医学のお話を致しました。

以上
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