感染症診療の原則

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Edurant(rilpivirine)の承認申請

2012-02-13 | 薬剤師さんLOVE
現在、抗HIV薬はたくさん選択肢があり(数的には)、治療は1日1回がトレンドで、副作用も以前に比べてマイルドです。

以前のクスリは、かなりの頻度で薬疹!とか、ヘモグロビンが5できゃー!とか、飲んで2時間後に必ずゲロゲロ気持ち悪いとか、腎結石でいててててて、下痢で電車や長距離運転ムリとか、苦労がたくさんありました。

このたび、新たにヤンセンファーマが逆転写酵素阻害薬剤(NNRTI)を承認申請。

承認はまだですし、治療が落ち着いている患者さんが多い場合はすぐに処方しないかもしれませんが、感染症担当の薬剤師さんに「調べておいてください。(にっこり)いつも助かります(ウインク)」と声をかけておきたいところです(^^)

「Edurant エジュラント錠25mg(一般名・リルピビリン)」
副作用は、うつ病、困難睡眠(不眠症)、頭痛および発疹など。

米国でのFDA承認は2011年5月20日

日本では薬害エイズの影響で、エイズの薬は特別に早く認可される仕組みがあります。

ヨーロッパでは2011年11月に使えるようになりました。


以下の相互作用に注意。血中濃度を下げるかも、、です。
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Edurant must not be used with the following medicines as they may lead to reduced blood levels of rilpivirine, and thereby reduce the effectiveness of Edurant:

carbamazepine, oxcarbazepine, phenobarbital, phenytoin (medicines for convulsions)

rifabutin, rifampicin, rifapentine (antibiotics)

omeprazole, esomeprazole, lansoprazole, pantoprazole, rabeprazole (proton pump inhibitors for reducing stomach acid)

systemic dexamethasone (a steroid anti-inflammatory and immunosuppressant medicine) except when used as a single dose treatment

St John’s wort (a herbal antidepressant medicine)
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3月の東京医大のHIVセミナーで情報を聞けるかもしれませんね~。

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