感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
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静注用の抗ウイルス薬(パンデミックインフルA/H1N1)

2009-10-30 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
日本でも耐性遺伝子のあるH1N1の検出が各地で報告されています。 長期スパンでみると薬剤の使用と耐性の問題、耐性例・重症例でどうする?という話がでてきます。 10月29日の米国CDCのカンファレンスで、重症インフルエンザ症例でのIV用抗ウイルス剤peramivir とzanamivir のことが検討されました。FDAはEmergency useを許可。 http://www.cidrap.umn . . . 本文を読む

宇都宮  在日外国人医療のセミナー情報です

2009-10-30 | 公開講義情報
国際保健は海外だけでなく、国内でも課題があります。 外国人とHIV感染症に関連するセミナーが茨城につづき栃木でも開かれるそうです。(困っているエリアに出向いてやるのね・・) 実際に患者さんがきたら、言葉が通じない、お金どうするの?など医療の側もとまどうことが多く、ノウハウや困ったときの電話相談先をつかんでおくことは重要かとおもいます。(ここで知り合いになっておく!) 忙しいドクターがいかなく . . . 本文を読む

新生児症例2例から分離されたCronobacter Species

2009-10-30 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
金曜日は米国CDCのMMWRとEurosuveillanceチェックの日。 MMWRにはニューメキシコで報告された新生児から分離されたCronobacter Speciesの話。 乳児が飲む粉ミルク(PIF powdered infant formula)は滅菌されたものではありません。乳児の健康問題を改善するため、粉ミルクの製造についてのWHOガイドライン、メーカーの努力が続けられています。 . . . 本文を読む

何人のEpidemiologistが必要か?

2009-10-30 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
まもなく韓国のソウルでField EpidemiologyのScientific Conferenceが開催されます。2年に一度の地域会合で、来年のGlobal大会はウガンダで開催されます。 ここに集まるのはFETP研修生および修了生。 Eurosurveillanceの最新号にそのField Epidemiologyの訓練コースの特集をしています。 1996年、堺市でO157のアウトブレイク . . . 本文を読む